法輪大法を学んでから、より良い人間になった
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文/米国の大法弟子

 【明慧日本2021年9月19日】私は新しい学習者で、法輪大法の修煉を始めてから1年以上が経ちました。見た目は同じ人物に見えるかもしれませんが、私の心の奥底の変化は深くて別人になり、はるかに良い自分に変化しています。

 私は1年前にアメリカに移住しましたが、到着した当初、長年法輪大法を修煉している元同僚の家に滞在していました。

 私が庭でタバコを吸った後、家の中に戻ってきたのを見て、同僚は「何年も経っているのに、まだやめていないのか?」と言いました。

 私は「まだだよ、10年以上吸っていて、何回か、やめようとしたがやめられず、もう諦めたんだ」と言いました。

 同僚は、微笑みながら『轉法輪』という書籍を渡してくれました。「これを読めば、人はたいてい第六講か第七講でタバコを吸う気が失せる」と言いました。

 私は「わかった」と言いました。正直なところ、私は同僚を信じていませんでした。禁煙のために、薬を飲んだり、電気タバコを試したり、自助努力のセラピークラスに参加したりしましたが、すべて失敗に終わりました。どれも1週間と持たなかったのです。

 半信半疑の私を見て、同僚はいくつかの修煉の話をしてくれました。私は法輪功にとても興味を持ちました。

 私は『轉法輪』を読み始めました。第二講の「天目の問題」に入ると、習慣としてタバコを取り出して火をつけました。一服しただけで、めまいと吐き気がして、周囲がコントロールできなくなりました。しばらく休んでから、また吸っていました。立ち上がれないほど気持ちが悪く、私はタバコを捨てました。

 同僚に何が起こったかを話すと、同僚は言いました。「そんなに、すぐ効果があったの? もう吸えないのか?」。私は「うーん、昨夜よく眠れなかったからかもしれないね!」と答えました。

 第三講を読み終えた後、庭に出てタバコを取り出しました。吐き気が戻ってきました。もう二度とタバコを吸いたくないし、触ることもできませんでした。

 その日以来、私はタバコをやめ、一度も不快な思いをしたことがありません。私は法輪大法の修煉者になりました。この選択により、私の人生は根本的に変わりました。

 メディアチームへの参加

 私は幸運にも、メディアで働くチームに参加することができました。当時、このチームはビデオ制作を中心に活動していました。私は中国で働いていたこともあり、10年以上のメディアビジネスの経験があります。私にはぴったりの仕事でした。

 チームが作った古い動画を見ながら、私はこう言いました。「これは簡単なことだ。あれは別の方法でできる。この色は間違っている。この字幕はあまりよく見えない。あれもこれもすぐにできる」。自分が作りたいと思った番組を開発する準備ができました。

 撮影から編集、カラーグレーディング(映像を色で演出するための技法)、音楽まで、条件が許す限り自分のアイデアを加えていきました。最後に出来上がったものを見て「悪くない、前のオリジナル番組よりずっといい!」と自分を褒めて、チームリーダーに送りました。

 私は彼女のフィードバックを待っていました。それどころか、私は彼女の賞賛を待っていました。チームリーダーは私にメッセージやメールを送ってくれるだろうか? もしかしたら電話してくれるかもしれない。彼女は私のプロ意識を褒めてくれるだろうか、それとも創造性を褒めてくれるだろうか、といろいろ考えました。

 随分と時間が経ってから、チームリーダーが私にメッセージをくれました。「こんにちは、動画はとてもいいですね。しかし、いくつかの修正点があります。修正を手伝ってくれると嬉しいです」。 私はよく見たら、注意が必要な項目は23個ありました。メッセージの最後には「...追加の提案については、私のメールをご覧ください」とありました。

 私は心臓が止まりそうでした。7分間の動画の中で、40以上の問題点を指摘されたのです。これは、私のキャリアの中で最大の失敗だったかもしれません。

 いろいろな考えが頭をよぎりました。「修正は必要ない、私は良い仕事をした、彼女はわかっていない、彼女を説得しよう! 私ができたのはこれだけで、それを使うかどうかは彼女次第だ。こんなにいいものができたのに、どうして彼女は喜ばないのか? わざと私をいじめているんじゃないか......」。私はその日の午後からずっと不平に思っていました。

 その夜の学法では、私とチームリーダーの間に起こったことを元同僚の同修は知っていました。同僚は「なぜ彼女に話しかけようとしないんだ? あなたはプロであり、メディアチームはあなたを必要としている。それに、修煉の方法は簡単で、内に向かって探す、心性を高めればいいんだよ!」と言ってくれました。

 「同僚の言うことは正しかったのです。どうして私はあんな風になってしまったのだろう? 提案を受け入れることができないのか? 私は褒められるのが好きで、批判されるのが嫌いなのだろうか?」と考えました。

 チームリーダーのコメントを参考にして、一つひとつ動画を修正していきました。終わってみると、チームリーダーがどれだけ私の動画に注意を払っていたか、どれだけ大切にしていたかがわかりました。私は、目立ちたい気持ちと誤解から、半日ほど気が動転していました。自分の行動を振り返ってみると、とんでもないことをしていました。

 昨年の冬、仕事が忙しくなってきました。と同時にその頃、家や親が恋しくなってきました。コロナウイルスが拡大する時期に、彼らは大丈夫だろうか? この大変な時期に、年老いた両親を残してきた自分を責めました。

 集中するために、私はより多くの仕事を依頼しました。それでも、中国のコロナウイルスに関する動画を作っていると、泣いてしまうことがありました。

 私は、同じ法輪大法の学習者である妻に「そもそもなぜアメリカに来たのか?」と訴えました。妻は私にこう言いました。「そんなに心配しなくても、中国に行きたくても行けないのだから、落ち着いて法を学びましょう」

 法を学ぶことは、私の落ち着かない心を安定させる一番の方法でした。私はすぐに自分の情への執着に気づきました。どうすればそれを捨て去ることができるのか? 修煉者として、なぜ情を排除しなければならないのか? 法輪功で説かれたところの「慈悲」とはどのようなものなのか? と考えました。

 そのような心境で、私は最悪のパンデミックを経験しました。私は家族に対する情を完全に排除していないことを知っていました。

 今年の初め、新しい仕事が入ってきました。撮影地はロスアンゼルスです。ロサンゼルスに到着してから3日後、私は疲れとめまいを感じました。数時間後には無気力になり、熱が出てきました。一緒にいた他のプラクティショナーたちは、私の空間場をきれいにするために、正念を発するようにと念を押してくれました。身体的には惨めな状態でした。

 次の日、他の3人の同修も体調を崩しました。中共ウイルスのせいか? 私は携帯電話を取り出して、中共ウイルスの症状を検索しました。

 すぐに、同行した同修全員が、味覚の喪失、咳などの症状に見舞われました。ベッドに寝転がって、私は自分を責めました。「私が先に発症しなければ、彼らは苦しまずに済んだのに......」

 ある修煉者が大声で言いました。「みんな起きろ! これは業を消しているのだ! 法を学び、功を煉って、正念を発しましょう!」

 ふと、私はこれまで正念を発することを真剣に考えたことがなかったな~と思いました。座禅して、私は正念を発し、正念を発する口訣を唱えました。ゆっくりと、めまい、熱、咳が消えていきました。すべての不快感がなくなったのです。

 私は他の修煉者にも法を学び、業を取り除くために正念を発するように勧めました。自分が回復したら、他の人の世話をしました。

 この時、私は苦労して克服した「情」について、新たな理解を得ました。修煉では、極端なことをしたり、強引に行動したりすることは、見せびらかしたり、嫉妬したり、熱狂したりするなど、執着とみなされます。

 過剰な情も執着になります。私は過去に情に取り憑かれ、両親の機嫌を損ねたり、妻の修煉に影響を与えたりしました。私自身も長い間、その中で迷っていました。これは、私が極端になった結果です。

 1年以上修煉してみて、振り返ってみると、今の自分は35年間で一番満足していると思います。

 私が最も指導を必要としていた時に、法輪大法に導いてくださった師父の慈愛に感謝しています。師父は、内に向かって探し、自分を高め、法を日常生活に適用し、人々に法輪功迫害の真実を明らかにすることを教えてくださいました。私は大法に没頭し、師父の期待に応えていきたいと思います。

 法に基づいていないところがあれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/30/428856.html)
 
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