広東省の趙天華さんは、生命の危機でも仮釈放が却下
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 【明慧日本2021年9月21日】広東省恵州市博羅県の法輪功学習者・趙天華さんは、不当に3カ月間拘禁され、健康状況が悪化して病院まで運ばれた。家族は3回ほど治療のための仮釈放を申請し、留置場側も「これ以上拘禁できない」と言っているにもかかわらず、公安局に3回却下されたという。

 2021年5月11日午後から夜まで、博羅県園洲鎮派出所と近隣の国保の数十人は、趙天華さんの自宅に侵入し、趙さんと奥さんを連行した。

 趙天華さんは子供及び親戚の子供達数人に伝統文化を教えるために、自宅に来てもらった教師4人(陳華良さん、王麗霏さん、練日光さん)も一緒だった。趙さんが連行されたその日、4人の教師も連行された。警官は趙さんの私物、法輪大法の書籍、資料などを押収した。

 37日拘禁された後、6月下旬、陳華良さん、王麗霏さん、趙さんの奥さんは釈放され、趙天華さん、陳華良さん、練日光さんの3人は、逮捕されて拘禁された。

 警官達は最初「不法営業罪」で趙天華さんなど連行したが、証拠が不十分であったため、趙さんの自宅から法輪功の書籍、資料をみつけ、子供に功を教えていたという理由で、拘禁し続け釈放しなかった。罪名は「○教組織を利用し法律の破壊を企む」と言う罪で、趙天華さん、陳華良さん、練日光さんの3人を連行した。

 留置場に拘禁されている間、趙天華さんの健康状態が悪化し、生命の危険に陥り病院まで運ばれた。趙さんの家族は3回の仮釈放を申請したが、警察に却下され、継続拘禁を強いられていた。

 現在、趙天華さん、陳華良さん、練日光さんの3人は博羅留置場に拘禁されている。

 中国の憲法によると、中国人は宗教を信仰する自由を持っている。裁判所は具体的な犯罪行為に対して罪を判定する権力があるが、思想や信仰などを持っているだけで、罪と判定すべきではない。趙天華さんなど法輪功を修煉する人々に罪はない。親が子供に中国文化を教え、人・義・礼・智・信を守ることは、国や社会、自分自身にとっても有益である。政党が大きく宣伝している道徳規範の中に、愛国心、礼儀正しさ、誠実さ、人には優しくするなどが含まれているのではないか。なぜ警官は本当の犯罪者を捕まえず、善良な人々を迫害しなければならないのか?

 今回の連行の案件を担当しているのは、博羅県の公安局国保大隊の許瑞平と叶培金の2人で、叶培金は現在、国保大隊の隊長である。明慧ネットによると、叶培金が四川の法輪功学習者・黄群芳さん、広東省博羅県の女性教師・ヤン萍さんの迫害に大いに関与していた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/6/430478.html)
 
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