南豪州交流会 州都アデレードで開催
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 【明慧日本2021年9月28日】南オーストラリア法輪大法修煉交流会が9月12日、南オーストラリア州の州都アデレードで開催された。9人の法輪功学習者が最近の修煉体験と、人々に法輪功迫害の真実を伝える中で感動したエピソードを発表した。

'图1~3:二零二一年九月十二日,澳大利亚南澳州法轮大法修炼心得交流会在首府阿德莱德(Adelaide)成功召开。图为法会现场和部份发言的学员。'

法輪大法修煉交流会で発表する法輪功学習者

 疫病下で遠隔地で真相を伝える

 于さんは南オーストラリア州の遠隔地へ、真相の内容の資料をポスティングした過程での修煉を発表した。彼は、疫病下で南オーストラリアの学習者は多くの人を救うために、今年の1月から一部の学習者がグループとなって、車に乗り南オーストラリアの遠隔地へ行き、法輪功迫害の実態が書かれた資料や明慧週刊のポスティングを行っている。8カ月で5万5000部の資料を投函した。40度に迫る夏の気温から、4〜5度の寒い冬の朝まで、毎朝2時か3時頃から出発の準備をしている。

 于さんは、「アデレードから700km以上離れた、ポート・リンカーンに資料のポスティングに行った数日間は、大雨に見舞われました。同修の皆さんは諦めることなく、雨具を購入し、小雨になる頃を見計らって急いでポスティングをし、予定していた資料を全部投函し終えたところで、空は晴れ上がり太陽が差してきました。帰り道に壮観なる太陽の暈(かさ)が現れました。私たちは皆、知っていましたが、これは師父が私達を励まして下さっているのです」と話した。

 于さんは、「私達はポスティングのスピードを上げるために、4台の電動車を購入しました。一日乗って回ると、手首が腫れて力が入りませんでした。これまで続けて来れたのは、私の個人の見解としては、修煉と学法に対して熱意だけでは不十分で、法を固く信じ、修煉の良い状態を長期に保つことが必要です」と語った。

 古い学習者の陳さんもポート・リンカーンでのポスティングに参加した。彼女は「最初は距離が遠いし、年も取っており、普段は半日くらいしか新聞を配っていないので、何日も続けて資料を配っていたら耐えられないかもしれないと心配していました。実は苦を恐れる心と安逸心が現れていたのです。家族の同修は、このような機会を見逃さないで、と言ってくれました。そうですね、人を救うことは楽なことではありません。3日間、同修の手配により順序よく、チームワークがうまく取れていました。ポスティングから帰ってきて、急いで食事を済ませ、そして学法をして煉功を行うと、却って時間が充実し、体力の回復がとても速かったのです。師父がいつも側におられ守って下さっていると感じました」と話した。

 法を正す進展に再び追いついた中国人の青年・馬さんは、この法を正す修煉の万古の機縁を大切にしなければならないと悟っている。修煉を始めてから、彼はさらに穏やかになり、生活における煩わしいことや些細なことが気にならなくなり、子供を叱るときに理由もなく怒ることもなくなり、他人の不親切を一笑に付して済ませている。

 馬さんは安逸心を克服して、早朝に出発して遠隔地へ資料を配りに行った体験を話した。ある日、馬さんは不注意で足を捻り、激痛の中で最初に現れた一念が、『轉法輪』の中で説かれた、「物事の善し悪しは人間の一念によるものであり、その一念の違いによって異なる結果がもたらされることがある、とわれわれは言います」との法理だった。そして馬さんは「大丈夫です。私は法輪功迫害の真実を伝えており、足には何らかの問題があってはならず、午後のポスティングを終わらせなければなりません。ですから、足には問題があってはなりません」と考えた。彼は歩き続け、歩いている内に痛みが消え去り、そして足が熱湯に入ったかのように熱くなった。熱が下がったときは、何事もなかったように足が回復したという。彼は心の中で、法輪大法の偉大さと不思議さを感嘆した。

 馬さんは、「このタイミングで法輪大法の修煉を始めたからには、師父の按排を裏切らないように、これからも修煉の道に精進して、三つのことをしっかり行い、残された修煉の道を正しく歩みたいと思います」と話した。

 安逸心を取り除き 人を救う中で向上する

 オーストラリアに来て9年になる文さんは何度か転職して人生の浮き沈みを経験し、修煉する中で徐々に成熟に向かった道のりを発表した。オーストラリアに来る前、文さんは勤めていた人材派遣会社から東南アジアの国に派遣され、数年間、「気ままな」生活を送り、自分の修煉を緩めた。海外の同修の反迫害活動にはほとんど参加しなかった。 移民ビザを取得した後、最初に訪れたのはアデレードだった。チャイナタウンの法輪功迫害の真実を伝える拠点で同修に会ったとき、彼女は「師父はこうして私を法を正す時期の修煉の道に導いて下さいました」と話した。

 文さんは大紀元時報に入社し、文章の校正やニュースの翻訳、広告の文面作成や組版まで、ファイルの管理から新聞の発送まで、忙しく仕事をしている。彼女はまるで「享楽」の世界から、「苦を嘗める」世界に入り込んだようである。彼女は今まで浪費した時間を取り戻せるようにし、師父の按排に感謝しているという。

 その後、仕事や生活環境が変わっても、文さんは地元の中国語新聞「大紀元時報」のニュースを翻訳し続けている。最初の頃は自分が代償を払っていると考えていた文さんだが、今では考え方が変わり、多くのもの得ていると感じている。彼女は「ニュースを読むことでオーストラリアの社会を理解し、翻訳の過程で言語能力を高め、困難を克服することで心性を練磨し、(大紀元時報に)参加することで先史の誓いを果たす機会を得ることができました。実際は代償を払っているのは偉大で慈悲なる師父であり、師父は弟子の修煉の向上、衆生が救われるために耐え、代償を払っておられるのです」と話した。

 主流社会に真相を伝える

 青年学習者の張さんは幼いときから、両親と一緒に法輪大法の修煉を始めた。彼女は交流の中で、時には修煉が苦しいと感じることがあるが、法理を悟り向上したときの喜びが多く、衆生が救われる喜びが大きい。一番大切なことは、師父がいつも私のそばにいて、私を見守り、啓発して下さっていると感じているという。

 午前9時から午後5時まで働くサラリーマンにとって、要人に法輪功の真実を伝える時間を確保するのは難しいと思われたが、しかし、張さんは怠惰を克服して、プロジェクトに参加した。同修と初めて議員とアポイントを取ったのは、午前中の仕事時間だった。上司に休みをもらう時、中国共産党による法輪功学習者への人権侵害について議員に伝えるためだと言い、 上司は支持して、「素晴らしい!」と言ってくれた。

 張さんは最近、同修たちと一緒に、ある連邦議員の講演会に参加したときのことを話してくれた。その時、国会議員が答えた質問の中に、張さんの質問が含まれていたので、彼女は発言する機会を得た。その場にいた人たちが静かに耳を傾け、議員は「資料をよく読みます」と答え、法輪功についてもっと知りたいという意思を示した。講演会の後、多くの人から法輪功について質問され、張さんと同修は、この機会に迫害の真実を伝え、資料を渡した。そして議員との再会を決め、再び真相を伝える機会を得たのである。

 張さんは、「私は深く感じていますが、すべては師父が行われ、私達は現場に足を運び説明をするだけで、師父がすでに按排して下さっていたのです」と話した。

 基点を正しく見つければ メディアを成功させることができる

 学習者の陸さんは、交流会で心を開いて、メディアでの仕事の過程で、嫉妬心、顕示心、自己満足を追求するための虚栄心などを暴露した。これらの執着心が自分の修煉の向上やプロジェクトの円滑な運営を妨げている。絶えず学法を通して心性を修めたことで、正念が現れたという。

 陸さんは、嫉妬心を取り除くべきだと直視した後、自分がずっと嫉妬していた映像制作が上手な同修の長所がよく見えるようになり、その長所は私には備わっていない。また、自分には編集するしか能がなく、ニュースに対する洞察力や文章力の向上が必要だと分かった。嫉妬心を放下した後、今まで映像制作にあたり、感じていた疲れや苦悩が消え、再び温もりに包まれたように感じた。彼女は自分がやりたいことを強調しなくなり、名利を求めず、着実にメディアの基礎トレーニングに参加するようになった。

 学び比べて修めさらに精進する

 ベトナム人学習者の康(コン)さんは、同修の交流を聞いて啓発を受け励ましになったという。全体から見て皆さんの心は一つになっていて、交流の中から多くの収穫があったという。彼は「修煉は終わりがなく、古い学習者の交流から多くのことを学び、如何に真心から内に向けて探し、執着や人の観念を修めて取り除き、そして常に人を救う心を保つかが大切です。自分は時間を大切にして師父が求められる、三つのことをより良く行うことです。この交流会を通して、自分も交流文章の書き方を学びましたので、次回は自分も書きたいと思います」と話した。

 また、ある学習者は、「大法弟子は心を修め、執着を取り除く確固たる純粋さを感じました。人を救う貴重な機縁を大切にして、師父の慈悲なる済度に感謝いたします」と話した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/16/430851.html)
 
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