一人の弟子も見捨てない師父に感恩
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年11月1日】姉(69)は、1997年から法輪大法を修煉し始めました。姉は10代のときから、色々な重い病気、胸膜炎、腎臓炎、胸水などを患いました。夜中にいつも呼吸困難になり、起きて座ったりしなければなりませんでした。健康状態は非常に悪く、よく風邪をひいたり、熱を出したり、入院したりしていました。さらに、痔になり、1回トイレに行くと大量の血が出ていました。

 苦しい姉を目の当たりにして、私も悲しくなりました。私が幼い頃、姉の入院によく付き添っていました。姉が耐えられないほど苦しくなったとき、よく怒って、私をベッドから床に突き落とすこともありました。両親は、姉が病気がちで、将来、結婚相手が見つからないかもしれないと思い、姉のことをとても心配していました。

 1997年、私は幸運にも法輪大法を学びました。そして、すぐ私は大法を姉に紹介しました。根基が良く、誠実な姉は、大法を修煉してまもなく、患っていた胸膜炎が治り、呼吸困難の症状がなくなりました。

 姉はとても精進していました。毎回、姉の家に行くと、姉は私と一緒に、大法を実証することを行いました。大法の資料を配ったり、人に大法の真実を伝えたり、大法の垂れ幕をかけたり、電話で人に大法の実態を伝えたりしていました。私は姉の誠実な心に感動しました。姉は何度も病業がありましたが、師父と大法を信じて、乗り越えました。

 ある日、道路に少し雪が積もっていたのですが、雪の下に氷があるのを気づかず、坂道だったので、姉は突然後ろ向きに転んで倒れました。頭を強く打ちましたが、姉は自分に「大丈夫だ、大丈夫だ。私には師父がいるから」と言い聞かせ、時間をかけて、ゆっくりと自分で立ち上がりました。

 その後、姉は私に「全身を打撲しあざだらけで、腸にも影響した。本当に大変だったが、体は何ともなかった」と言いました。私は「あなたを守ってくださったのは師父だ。普通の人だったら、きっと脳震盪になるわ」と話しました。姉は心の底から師父に感謝しました。

 姉は家族との関がなかなか突破できておらず、プレッシャーを感じていました。義兄は、中国共産党の嘘に騙され、今でも大法のことを理解していません。義兄は、姉を叱り、姉の煉功学法を妨害していました。私は姉の境遇を不憫に思いました。義兄は姉を悪い方へ連れていったと私を責め、私をとことん憎みました。私も姉のことを「弱すぎる、何を怖がっているのよ」と、怨みました。

 この2年来、姉は情がどんどん重くなり、完全に常人になりました。WeChatをアンインストールせず、ただの数元を稼ぐために一日中スマホで、TikTok、Kuaishouなどを見ていました。

 2021年5月30日、姉は命が危険にさらされ、気絶してしまいました。目が覚めたとき医師は「頸椎の血管が詰まっており、非常に狭くなっている。高血圧、脳梗塞、認知症になっている」と言いました。病院では治らないばかりか、逆に悪化していました。 

 6番目の妹から電話で「姉の口は少し歪んでいて、右手がよく効かない」と告げられました。 それを聞いた私は、慌てて姉に電話をしました。「誰もあなたの病気を治せないよ。目を覚ましてください。自分が信じているものを信じ続ければ、大丈夫だ」と、電話では多く話せませんでした。そして、私は「姉をこの魔難から救い出さなければならない」と思いました。

 電話を切ってすぐ、弟から電話がありました。「姉さん、今日、ある人をつれて行くついでに、車の席が空いているので、姉さんに会いに行くか」と聞かれました。「これは慈悲なる師父が按排して下さったことだ」と思って、少し荷物を纏め、弟の車に乗って姉の家に行きました。

 家につき、姉のぼけた姿を見て「彼女には漏れがあるが、絶対旧勢力の按排を認めない。邪悪の迫害を許さない。修煉者なので、師父が見守って下さっている」と強い正念を発しました。そして、私は姉と交流し、内に向けて探すようにと話しました。

 姉は「私はすでに長い間降圧薬を服用しているので、もう修煉はできない。半年以上、学法も煉功もしていなかった。『明慧週刊』を送ることも断ったし、大法の本も片付けた」と私に話しました。それを聞いて、私の心は痛みました。姉は学法していましたが、法理がわかっておらず「薬を飲んだので、修煉ができない」と思っていたのです。

 私は姉に「薬を飲んだことは、一つの関をよく乗り越えていなかったとしか言えない。もう修煉できないとは言えない。師父はWeChatを使ってはいけないと言ったのに、あなたは師父の言うことを聞かず、毎日、TikTok、Kuaishouなどを見て、お金まで稼ぐことをしている。これらのものに惑わされ、引きずり落とされて常人になっているのよ」と話しました。

 夕方6時、発正念の時間に、私は姉に「今日、私たちは1時間発正念しましょう」と提案しました。姉は足を組むと、滑り落ちるので、足に水を塗って滑らないようにしました。

 発正念を1時間終えた後、姉の顔が変わり、それまで活気がなかった表情が笑顔になりました。そのとき、二人の妹がそこにいたので、私は「見て、姉さんの顔色がよくなったよ。赤みがあって、少し太ったみたい」と言いました。6番目の妹も「本当だ。姉さんは急に綺麗になった」と驚きながら、言いました。

 5番目の妹はスマホを見ていたので、頭を上げずに「あなたたちは、何の話をしてるの?」と言いました。 私は「信じられないの?  姉さんの顔を見て」と言うと、妹は姉さんを見て「本当に変わったわね。血色の良い顔になった。表情が柔らかくなったような気がする」と言いました。

 姉は以前のような優しい顔に戻りました。姉は床から降りて、水の入ったボウルをキッチンに持って行きました。その歩く姿を見て、私も6番目の妹も足がよく動いているのが見えました。以前、姉は、歩くときに足を上げることができず、ゆっくりと足を引きずって歩いていました。

 以前、家族がみんな、姉のことを心配していました。5番目の妹は「姉さんの脳梗塞は悪化する一方で、最終的には動けなくなってしまう」と言いました。今、姉の変化を見て、大法の奇跡を信じました。そして、私たち姉妹4人は、嬉しくて大法弟子が作った歌を一緒に楽しく歌いました。

 それから、姉は学法や交流、同修の修煉体験文章を読むことを通じて、心性を向上させました。姉は義兄に「病院に行っても病気が治らないから、やはり法輪功を学ばないといけない。法輪功を修煉することで、私の病気はすべて治った」と、堂々と言いました。 義兄は返す言葉がありませんでした。

 師父の「あなたに恐れ有らば  它は直ぐに抓む  念を正にすれば  悪は直に崩れる  修煉の人  法を持っており  正念を発すれば  爛鬼炸く  神が世に在りて  法を実証す」[1]という詩があります。

 姉は大法の道に戻りました。本当に偉大で慈悲深い師父に感謝しきれません。師父、ありがとうございます!

 次元には限りがあり、不適切なところがあれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 注:
 [1]李洪志師父の詩:『洪吟二』「恐れ無し」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/19/429955.html)
 
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