文/天津市の大法弟子の家族
【明慧日本2024年4月24日】私の妻は法輪大法を修煉する前に多くの病気に苦しみ、さまざまな治療を試しても、効果がありませんでした。多額の治療費を費やし、苦痛を受けましたが、病気は悪化する一方で、妻は生きる自信を失いました。しかし、法輪大法を学んだ後、妻の持病がすべて消え、妻は元気になりました! 私たち家族は本当に喜びました。
妻が修煉してから二十数年、私たち家族は不運を幸運に変えるという多くの体験をしてきました。一例を挙げると、私の息子は人生に対して疑問を抱いていましたが善良な自分を見つけることができました。
良い人間になることが難しい現実に 息子が気落ち
私たち夫婦には子供が1人しかいません。息子は小学校から高校まで、学業も素行も非常に優秀でした。息子は法輪大法を修煉していませんが、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」ということが良く分かっています。時々、息子がクラスの様子を話してくれました。「うちのクラスは学校から一番優秀なクラスに選ばれたけど、飲水を汲んでくる人がいないし、夜の自習が終わると、窓も閉めず電気も消さないままで、みんなは早く去って行く」。妻は「じゃ、あなたがやればいいよ。若い男の子だし、このくらいで疲れないでしょう」というと、息子は「僕はそうしてるんだけど、クラスの人は僕のことをバカだと言っている」と言いました。妻は「バカだと言われても大丈夫だ」と言ったのです。妻は息子の服を洗濯するとき、時々、ポケットの中から「真・善・忍に従って、良い人になろう」というメモをよく見つけました。
その後、息子は一流大学に進学しました。卒業して社会人になった熱血漢の息子は、テレビやドラマのように専門知識を発揮して出世することを想像していました。しかし、社会の現実と息子の想像はかけ離れていました。この腐敗堕落した社会で人間関係は複雑です。本当に優秀な人材が上司に軽視され、無能な人間でも上司のご機嫌を取ることができれば、高評価されるのです。社会に出たばかりの息子は、この過酷な現実を受け入れることができず、鬱々として日々を過ごし、私たち夫婦と会話することもほとんどなくなりました。そんなある日、息子が本当に耐えられなくなって、携帯電話の電源を切って姿を消しました。
息子は私の誇りであり、突然起きたことに直面して、妻と私はとても不安になりました。特に私は天が崩れたかのようと感じ、気が動転し、居ても立ってもいられず、「どうやって息子を見つけられるのか」とばかり考えました。妻はとても強く、私を慰めながら、「私たちは息子からの連絡を待ちましょう」と言いました。
息子が失踪してから3日目の朝、私は妻に起こされ、妻が「夢のようだったけど、とてもリアルなものを見た。海が引き潮になり、多くの人が潮に流され、一瞬にして跡形もなくなって、姿が消えていくのを見た。知らない人が多かったが、知り合いの人もその中にいて、息子もその中にいたよ。大きな手が長いスカーフのような布袋を持って、うちの息子の腰に巻き、息子を岸まで引っ張ってくれたの」と話しました。妻は「息子を救って下さったのは師父だわ。早く息子の住んでいる家に行ってみて」と言いました。妻は、息子が家に帰ってきたと思ったのです。
私はすぐタクシーで息子の家に向かいました。息子が住んでいる家に着いたのでドアをノックしましたが返事がなかったので、部屋に入りました。部屋の中は静かで、ローテーブルの上に酒の空き瓶が1本ありました。寝室には誰もいないし、「息子は通常、酒を飲まないので、何で飲んだのか」と思いながら、私はパニックになりました。バスルームに入ると、下着のままで息子が頭を垂れて床に座り込んでいるのを見つけました。私は息子の名前を呼び、何度も呼びましたが、全然聞こえない様子で、息子は意識を失っていました。息子がどのくらいこのまま座っていたか分からないのですが、そばにカミソリの刃一枚が置いてあり、体もとても冷たくなっていました。その様子を見て、私はハッと息をのんだのです。
「もし、師父が妻に啓示してくださらなければ、息子は、目覚めたあと、愚かなことをしていたかもしれない。そして、私がここに来ていなければ・・・」と思うと、怖くなりました。
私は息子を家に連れて帰り、息子と話し合いました。息子は「この社会で良い人間になるのは難しすぎる。上司はゴマすりの上手な人、酒を一緒に飲んでくれる人、プレゼントを贈ってくれる人などが、好きなんだ。私はそれらのことができないが、担当している業務のレベルは一番高いのに、軽視されている。なので、この社会で本当に良い人になれるのかと疑ったのです。良い人であることは良い報いを得られないと思ったのです」と本心から思ったことを話しました。息子は大学4年間、私たちのそばにいなかったので、この社会によって多く汚染されました。息子は人生を疑い、すべてを疑い、絶望に落ち、自己矛盾しており、迷ってしまいました。高校のときに良い人になったけれど幸せを感じなくなりました。息子は共産党の無神論を信じるようになってしまいました。
修煉者の妻が善を導く 息子が心を開くように
実際には、息子だけでなく、今日の社会では、ごく少数の人しか生きる意味が分かっていません。今日の官僚も普通の人もほとんど私利私欲のために生き、言ってることと行うことが違い、上の人を欺き下の人を騙します。「自分の振る舞いは周りの人に見られてなくても、神様が見てくれる」という道理を知らず、善悪には報いがあるという道理がわかりません。私は、法輪大法を学んでいる妻からしばしばその道理を教えてもらっていたので、理解していました。妻は常に私に「あまり外で食べたり飲んだりしないように、贈り物を受け取らないようにしたほうがよい。それは徳と交換するものだから。人には徳がなければ災難や禍に遭うのだ」と言いました。妻はいつも、師父の経文を読んでくれたり、新唐人テレビを見せてくれたり、神伝の物語を聞かせたりして、私に徐々に世界観を変え、神も佛も信じなければ人格者にはなれないことを知ることができました。私は大法の師父を尊敬しており、「法輪大法は素晴らしい」と信じています。
息子が家にいる間、妻は息子とよく交流していました。妻は「良い人間になるのは間違っていないし、人は良い行いをすれば良い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということは天の理だ。現実社会は腐敗しており、誰もこの社会を良い方向へ変えようと思っていないので、私たちは自分自身をよくすれば良い。賄賂や贈り物をした人が昇進できたとしても「成功した」とは言えない。中国共産党の高官、例えば周永康、薄熙来らは官位が高いよね。法輪功迫害など悪事をし尽くして、刑務所に入ったのではないか。権力があっても悪い報いから逃れられないの。なので、誠実で善良で寛容な心を持つ人になりなさい。何事をやっても責任を持たないといけない」と話しました。
私たちとコミュニケーションし、法を学び、神伝文化の物語を聞き、そのうち、息子の心のしこりは解消しました。本来の善良な自分を取り戻し、善良な人間になることに間違いはないと固く信じた息子は心が澄み、目が輝き、元気を取り戻しました。息子は以前、師父と大法に対する不敬な言動のすべてを無効とし、師父の許しを請うという厳粛な声明文を書きました。
その後、師父のご加護のもと、息子は自分にぴったりの仕事に就き、結婚して子供をもうけ、一家3人の幸せな家庭を築きました。余暇には専門の本を読み、同職業で業務レベルのトップになり、高い給料をもらっています。
もし、妻が大法を修めなかったなら、宇宙大法の特性「真・善・忍」を知らなければ、私たちは親として、息子の観念に従う可能性があり、無神論に陥るだろうと思います。私たちは息子に「そんなに善良にならなくても良い、ずる賢い人になれば良い。現実社会の風潮に従い、自分の未来のために上司にお世辞を言ったりしても良い」と言うでしょう。そうすれば、息子をだめにするに違いないと思います。今の社会では、多くの若者が道を踏み外しているのに、彼らはまだ、自分には能力があると思っています。人には善の念がなければ、悪報がついてくるのです。しかし、禍に遭ったとき、ただの偶然だと多くの人が思っているようです。中国共産党の無神論的洗脳は、3世代にわたって中国人を破滅させました。
私は心から大法師父の慈悲深い救い済度に感謝しています! 私は、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と、永遠に信じます!