スペインの火山再び噴火 日本、パキスタンに地震
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 【明慧日本2021年11月11日】スペインのカナリア地方のラ・パルマの火山が10月9日、再び噴火し、溶岩が近くの建物を飲み込み、大量の火山灰粒子が衝突して稲妻の現象を引き起こした。

 現地時間の9月19日にラ・パルマ火山が噴火してから3週間が経過した。10月9日のスペインの『Nation』の統計によると、溶岩はすでに約480ヘクタールの土地を侵食し、その内165ヘクタールの耕作地が侵食され、約1200棟の建物が破壊された。二つの学校も消滅し、多くの道路が遮断され、約6000人の住民が家を失った。

 カナリア地方政府から提供されたデータによると、島の建物、道路、作物、景勝地での火山噴火によって引き起こされた直接的な経済損失は、これまでに4億ユーロに達している。噴火したマグマは大西洋に流れ込み冷えて土地を形成し、この小さな島の面積を増やし続けた。

 10月7日、メデイアは「7日の現地時間正午に、ラパルマ南東部のマッソの町の近くで4.3級の地震が発生し、付近で揺れを感じた」とスペインの国立地理研究所の報道を伝えた。これは9月19日にラパルマ火山の噴火が始まって以来、島で最大の地震である。この地震の震源の深さは35キロメートルで、これは以前に島で発生したほとんどの震源の深さよりはるかに深い。

 報告によると、ラ・パルマ島では記録以来7回の火山噴火が発生し、最近では1971年に噴火した。

 日本気象庁の情報によると、現地時間の10月7日、マグニチュード5.9の地震が発生した。震源地は千葉県西北部にあり、震源の深さは75キロメートル、最大の震度は5強だった。東京足立区の震度も5強に達した。これは2011年にマグニチュード9の「311」地震と津波が発生して以来、東京で震度5強の地震が観測されたのはこれが初めてであり、32人が負傷したと報告されている。

 パキスタン南部は10月7日、パキスタン南部で5.7の地震が発生し、震源地はバロチスタン州の州都クエッタの東102キロメートル、震源の深さは20キロメートルで、睡眠中に約20人が死亡し、200人が死亡、負傷した。100軒以上の泥の家が倒壊し、政府の建物を含む多くの家が被害を受けた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/10/11/432427.html)
 
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