明慧法会|同修との縁を大切にする (一)
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文/ 中国湖南省の大法弟子

 【明慧日本2021年11月23日】

 尊敬する師父、こんにちは!
 同修の皆さん、こんにちは!

 私は同修のAさんと一緒に大法の真相を伝えて、すでに10年になりました。彼女は約束した場所に、わずかながらよく遅れて来ます。慌てて駆けつけ、時には食事をする時間もないようでした。彼女は、「ごめん、ごめんなさい、家にお客さん来たので、遅れました」 と言ったり、または用があって、この用だ、あの用だと言っていました。 私は「次は5分だけ待ってあげる、 5分過ぎたら行きますからね」と言いました。しかしときには5分過ぎても待っているのを見たAさんは、とても喜んでいました。

 Aさんはとても忙しく、終わりのない家事と、子供の世話をしなければなりません。彼女はまるで小坊主のように苦をなめていますが、一日中ニコニコしています。彼女は小さな雑貨店を経営し、店には小型のテレビを置いて、新唐人テレビの放送を流し、それを見るために人々が集まってきます。

 この小さな雑貨店は、Aさんにとって、人を救うための良い場所です。彼女は人々に真相を伝え、二言三言で見事に三退をさせ、共産党組織から脱退する人が多くいます。彼女の家の周りの近所の人たちは、ほぼ三退しました。わずかな人が三退していません。

 彼女は人助けが好きで、毎年、近所の人達にちまきを作ってあげたり、何種類かの漬物をつけたり、発酵した豆腐料理を作っています。人々は彼女が作った料理がとても美味しいといい、彼女はあの人にも、この人にも配っています。人々は彼女の名前を呼ばず、「神仙」と呼んでいます。Aさんが出かけると、近所の人は、「また資料配りですか?」、「脱党に勧めに行くのですか?」と声をかけます。彼女はなにも言わず笑顔で挨拶をしています。

 彼女は怒ったことがなく、人に対してとても誠実な人です。私は彼女に「修煉する以前のあなたは、こんなに穏やかな人だったのですか?」というと、彼女は「いいえ、昔は気性が荒く、よく人を罵り、夫を罵るのが当たり前だったのです」と話しました。

 以前、彼女の店に、ある日1人の女性が買い物に来ました。その女性は代金を支払ったといい、彼女はもらっていないと言いました。2人は喧嘩になり、殴り合いになりました。女性はビール瓶を手に取り、彼女の頭に目掛けて殴り、頭から血が流れ、数針を縫う羽目になりました。その女性は手強く、上層部の味方がいて、最終的には警察が介入して、彼女は賠償金として5000元を支払ったそうです。

 80年代の5000元は 一般人にとって決して少ない金額ではありません。私は彼女に、「どこにそんな大金があったのですか」というと、彼女は「そのときの私は夜食、ビーフン、サラダ、アイスクリームを売り、朝方の3時や4時まで働いていました。その時の私は元気ではなかったので、 何回か具合が悪くなって気絶したこともありました。 法輪功を修煉するようになって、私は真・善・忍に従って善良な人になりました。 体調もすっかり良くなり、全身に力が溢れています。気性も良くなり、罵声を浴びることもなくなりました」と話してくれました。

 彼女が話したとおりです。私たちはとても幸運な人間で、このような偉大なる大法に出会い、慈悲で偉大なる師父が私達を守って下さり、返本帰真の道に導いて下さいました。私たちは自分をより良く修め、多くの人を救うことが、師父の救い済度のご恩返しになります。

 数年間、私たち2人の頭の中にあるのは、より多くの人を救うことです。夏は暑く感じず、冬は寒く感じていませんでした。 お互いに協力し合い、隔たりはありませんでした。 ある日、私たち2人は協力して学園都市に行き、大学生に真相を伝え発正念をして、合計170人を三退させました。

 私とAさんはトラブルがなく、喧嘩にもなりません。なぜならば、Aさんは何時も「ごめんなさい、私が悪かったです」というからです。私が彼女に不満を持ったのは二回だけでした。 一回目は真相伝えを終えた後、バスの中で彼女は、「今日は何人三退した?」というので、私は「数えていない」というと、彼女は「数えるから名簿をくれる」と言われ、私は心のなかで、「名簿をもう収めたのに、この人達を救ったのは師父であって、数える必要がないのに」と思いました。私は嫌々ながらバッグから三退の名簿を取り出して彼女に渡しました。Aさんは数えたあと「103人です」と教えてくれました。そしてその名簿を私の上着に入れてあった袋に入れましたが、その袋の口が開いていました。バスから降りてなにか落としたような音がしたので、周りを見たのですが、何も見えませんでした。夜になって三退の名簿を整理しようとしたとき、袋の中に三退の名簿がなく、服も探してみたのですが見つかりませんでした。

 これは大ごとだと、私は不安になり、自分の内に向けて探さず、Aさんを恨み始め、「彼女が数えるから名簿をなくしたのだ」と思いました。どうすればいいでしょう?  師父にお願いするしかないと思いました。私は師父の写真の前に行き、師父に自分の過ちを認め、弟子を加持して、運搬功を利用して三退名簿を家まで運搬できるよう師父にお願いしました。そして 私は坐禅をして印を結び、心のなかで運搬功を使って三退名簿を家まで運ぼうと考えました。師父が私を加持してくださっていると感じ、心には雑念がなく、体がエネルギーに包まれました。

 翌日の朝、目が覚めると、三退の名簿がソファーの上に置いてありました。私は驚喜して三退名簿を手に取り、「師父、ありがとうございます! ありがとうございます!」と繰り返して師父に感謝しました。

 二回目は、私はAさんとある場所まで歩きました。私は「前に向かって行きましょう、そこには人が多いから」、[ここを横切って行けば、それほど遠くないところに広い道があって、それを通り過ぎれば繁華街があります」と言いました。しかし、30分歩いてやっとその繁華街にたどり着きましたが、道中では急いで歩いていた数人しか出会えなかったのです。私は歩きながら怨む心が現れ、歩くスピードがどんどん遅くなり、歩く力もなくなっていました。

 突然、自分の状態が正しくないことに気が付き、怨恨の心が生じたことが分かりました。この心は自分ではないことを意識し、それを滅しなければならいないと思いました。すると私の足取りが軽くなって、歩くスピードも速くなりました。このときAさんは自責の念にかられ、「私の記憶違いです。ごめんなさい」といい、私は「大した事ではないです。私の怨恨心を取り除いてくれたあなたに感謝します」とAさんに感謝しました。

 Bさんとは数年前から一緒に真相を伝えています。彼女の加入で私たちの修煉が高められ、執着心を取り除くのに良い作用になり、本当に彼女に感謝しなければなりません。

 Bさんは、かつて修煉が精進しておらず、年配者の同修に呼び戻されたそうです。その後、彼女には子供が生まれ、数年間、子育てをしていました。私たちは真相を伝えに出かけると、彼女は何時も人に尾行されている、あの人が電話を掛けている、私たちは発見されたと言っていました。ときには私たちが真相を伝えに行こうとする場所を、彼女はそこに行ってはいけない、この前そこで連行された同修がいます。敏感日に近づいているので気をつけた方がいい、さらに家に悪人が来て大法書籍を入れたタンスをこじ開けられた……というのです。私たちは彼女にそれは虚像であり、疑心であると教えました。彼女は「私は嘘を言っていない、本当ですよ」と言って、私たちは彼女の気持ちを理解しておらず、いつも責めてばかりで、泣き出しそうになりました。

 ある日Bさんは私に、「私はあなたに怨恨の心があります。私が話したことをあなたは聞きたくなく、真に受け取っていません。Aさんが話した事は、あなたは聞き受け入れています。あなたはAさんを責めたことがなく、何時も私を責めています」と言いました。私は「あなたが話した事は常人のことで、Aさんが話した事は法に則っているからです」と説明しました。Bさんは私のことを怒っていましたが、自分はAさんとギャップがあることを認めました。彼女は自分に間違ったところがあれば、指摘するようにと私に言いました。私は「あなたの不足を指摘しても、あなたは言い訳をして、外に向けて探しています」と伝えました。

 ある日、私はAさんと彼女のことを話していたところ、彼女に聞こえましたが、怒ることなく、「裏で人のことを議論しないで、何かあったら面と向かって話して下さい」と言われました。私たちはその訳を説明しましたが、彼女は「言い訳しなくてもいい、最初から最後まで話を聞いてました」と言われ、裏で人の事を議論するのはよくないと、私は認識しました。

 (続く)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/17/433162.html)
 
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