内モンゴルの吉暁東さん、14年の刑期を終えて放浪生活
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 【明慧日本2021年11月24日】内モンゴル赤峰市敖漢旗(アオハンキ)税務局の優秀幹部・吉暁東さん(52歳男性)は、法輪功の真・善・忍を堅持したとして長年にわたって迫害を受けた。労働教養2年と、懲役12年を合わせて14年間、迫害された。2020年11月に出所した吉さんは、脳血栓症状が現れ、しかも放浪生活を余儀なくされた。

 出所した吉さんは老人ホームで3カ月間暮らしたが、引き続きの料金が支払えないため老人ホームから追い出された。

 吉さんは大学の学歴で、法輪大法を修煉した後、真・善・忍にしたがって自己を律し、善に向けて心を修め、部署では幹部育成の主要な対象であった。

 吉さんは、真・善・忍に従ってより良い人を目指していたとして何度も当局に迫害された。1999年10月、吉さんは北京へ陳情に行ったとして連行され、部署を除籍されて労働教養2年を強いられ、懲罰を受けた。そんな時、妻は吉さんと離婚した。

 2001年7月、労働教養を終えた吉さんは、他の法輪功学習者(以下、学習者)の家に臨時的に住むしかなかった。ある夜、吉さんは他の学習者と共に法輪大法のスローガンを塗料で書いたとして、誰かに通報されて連行され、懲役5年の実刑判決を言い渡された。

 吉さんは赤峰刑務所に拘禁された。そこで様々な拷問を受けた。5日連続して睡眠を剥奪され、しゃがませ、両手で頭を抱えることを強要された。その間、10数人の受刑者にシフト制で監視されていた。刑務官にも時々革のベルトで頭や両手を叩かれた。

 2014年、吉さんは再度連行され、懲役7年の実刑判決を言い渡された。2015年、長年の迫害を受けて吉さんは脳血栓症状が現れた。治療の時に、当局が故意に梅毒患者のパンツを吉さんに履かせ、吉さんに梅毒を感染させた。吉さんはフフホト伝染病刑務所に移送され、そこで治療を受けながら引き続き迫害されていた。

 2016年10月12日から、吉さんは断食を始めた。

 吉さんは、転向しなかったため、フフホト刑務所で刑期を6カ月間追加された。2020年11月24日に出所したが、長年迫害された吉さんは、痩せこけて杖を突いて歩かなければならない状態になった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/20/433812.html)
 
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