北京大学を退職した技師の李占金さん 不当に懲役5年の実刑判決
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 【明慧日本2021年12月9日】北京大学を退職した上級エンジニアの、法輪功学習者・李占金さん(75歳女性)は連行され2年間拘禁された。2021年5月31日に海淀裁判所に懲役5年の実刑判決を下され、李占金さんは判決を不服として既に北京市第一中級裁判所に控訴した。裁判官は項陽である。

 2019年9月29日午前、北京市海淀区公安支局燕園派出所の張艶輝など7人の警官は李さんの家に侵入して家宅捜索をした。警官は大法の書籍、コンピューターなどの私有物を不当に押収し、李さんを西北旺海淀公安支局法律執行委員会の事務室に連行し不当に尋問し、拘束した。張艶輝(警察官バッジ:037208)は曾て何回も李占金さんに嫌がらせをして、彼女の息子を恐怖に陥れた。

 李さんはずっと不当に海淀区留置場に拘禁されおり、拘禁されてすでに1年9カ月になった。李さんは2020年11月に北京市海淀区人民裁判所で初めて開廷され、裁判官は譚軼城で、法廷で裁判官は李さんに自分の為の無罪弁護をさせず、真相も聞かず、強制的に法廷から李さんを連れ出すよう司法警官に命令した。

 李さんは1996年に法輪功の修煉を始め、「真・善・忍」の基準で自分を律して、心身が健康になった。1999年7.20、中国共産党(以下、中共)が法輪功に対して狂気じみた迫害を発動した後、李さんは何度も中共に迫害され、不当に拘禁され、強制的に「洗脳」されて、労働再教育をされ、不当に判決を下された。

 2000年4月13日、李さんは天安門広場へ平和的な陳情に行き連行され、公安局に拘禁された。4月17日家から燕園派出所に不当に連行され、24時間拘束された。7月19日夜、不当に連行され、北京市公安局に1週間拘束された。

 2001年3月26日、李占金さんは大興県労動教養所に連行され、いわゆる「転向」が行われた。2001年4月に強制的に「洗脳」を行われて1カ月迫害された。迫害に抗議したため住居を追われ路頭に迷った。その年の11月初め、公安十四局は卑劣な手段をで李さんを連行し、李さんの一時的な住所を奪った。罪名はいわゆる「違法な集会と組織」である。李さんは1年半の間労働による再教育をされ、2001年10月、北京市女子労動教養所に拘禁され迫害を受けた。

 2009年12月29日、李さんは海淀図書店で海淀派出所の警官に連行され、その夜、海淀留置場まで連れて行かれた。李さんは海淀留置場で不当に14カ月間拘禁され、迫害されていた。家族との面会も許されず、長期にわたり同じ姿勢で小さい腰掛けに座らされて、動くこともほかの場所を見ることも許されなかった。残酷な迫害により李さんは意識が朦朧とし、目の動きは定まらず、視力は下がり、歯は抜け落ちた。

 2010年7月、李さんは海淀区裁判所に不当に裁判にかけられ、その後懲役3年の実刑判決を下された。2011年3月14日に北京女子刑務所に連行され引き続き迫害された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/31/428921.html)
 
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