【明慧日本2021年12月25日】(台湾=明慧記者・沈容、黄宇生)2021年12月19日、太陽が燦々と輝き、空が青く澄んでいる中、台湾の各業界の6000人以上の法輪功学習者(以下、学習者)が台北の平和体育館に集まり、法輪大法修煉体験交流会を開催した。
会場は盛大で荘厳であり、中央には師父の写真が高く掲げられ、左右には「真・善・忍」と「法輪常轉」 [1]の法輪図形が掲げられていた。会場の真正面の上部には「2021法輪大法台湾修煉体験交流会」と書かれ、両側には「慈悲は天地の春を溶かし 正念は世中の人を救う可し」 [2]という金文字の縦長数メートルの旗が掲げられていた。今回の法会では、総勢19人の学習者が発表し、それぞれの分野で着実に心性を修め、心を込めて人を救う体験や悟ったことについて交流した。法会の参加者たちもその話に深く感銘を受けた。
「2021法輪大法台湾修煉体験交流会」の会場 |
師父からの祝辞 弟子たちに自らをしっかり修め人を救うようにと励まされる
法会開会後、司会者が師父からの祝辞を2回読み上げ、会場全体から拍手が沸き起こった。李洪志師父は祝辞の中で「しっかり法を勉強し、真相を伝えて人を救うことは、大法弟子がこの世にやってきた目的です。社会のどの階級に身を置いても、影響されることはなく、たとえ社会が激動していても、大法弟子の使命を変えることができません。自らをしっかり修め、人を救い済度しましょう」と説かれて弟子たちを激励された。 [3]
師父からの祝辞を読み上げる司会者 |
多くの学習者はこの貴重な時期に、学法や、発正念、人を救うことの重要性と緊迫性を認識し、法と同化する中で心性を高め、真相を伝える過程でしっかりと正念を発し、常に内に向けて探し、着実に修煉し人々を救っている。
発表する学習者たち |
根気よく法を暗記し続け 真に法の中に溶け込む
台北出身の蔡さんは真相を伝える中で、人前で話すとすぐに自分の七情六欲が見えるので、歩行と乗車する時間を利用して法を暗記することにした。最初の2回暗記した時、蔡さんは師父が法理を見せて下さり、体の細胞が波のように法と同化するのを感じ、坐禅の時も入定することができ、卵の殻の中に座っているような素晴らしい感覚があった。
3回目暗記した時に、今まで気づかなかった顕示心に気づき、頭の中の多くの変異物質や色欲心、思想業力も知らずしらずのうちに思い出せなくなり、慈悲深い師父がそれを取り除いて下さったのだと彼女は分かった。
台南出身の呉さんは、新唐人テレビのプロジェクトに数多く参加している。 ある日、撮影がうまくいかなかったので「みんなと一緒に学法せず、全体を形成していないのに、どうやってうまくいくの?」と奥さんから言われた。そこで、呉さんは制作チームの学法に参加し、学生時代に法を暗記した経験を生かした。
法を暗記した後、行き詰まっていた問題が2週間でスムーズに解決され、仕事上の訴訟案件も進展があった。『轉法輪』2回目の暗記を終える頃には、会社が7年以上取り組んできた訴訟案件が和解した。呉さんは、法を暗記することで学法を強化することができ、師父の無限の法力の下で、修煉がスムーズにできるだけでなく、生活の中のストレスを軽減することができ、よりよく学法ができ、人を救うことができると悟った。
新竹市の黄さんは、法を得て間もない頃、姑や夫とのトラブルがあり、泣きながら法を学んでいる時、数行の文字が踊っているように見え、涙を拭いてもう一度見ても、その文字はやはり踊っていた。姑への恨みを放下すべきだと悟った彼女は、法を暗記しようと思った。「論語」から始めて、一段落ずつ暗唱するようになり、半年かけて『轉法輪』を1回暗記できた。
暗記の途中で頭に入らなくなり、頭が割れたような痛みがあったが、しばらく暗記を続けると、頭が閉じたような感覚になったという。その後、暗記のスピードが速くなり、2回目、3回目と暗記を続け、20回目になった時、同じ講を数日間繰り返し暗記するようになった。1日3回、あるいは5回「一講」を暗記することができるという。今、彼女はどこに行っても法を暗唱することができ、法を暗記することで常に自分を修正することができ、以前よりプロジェクトを引き受ける勇気があり、これはすべて大法の力と威徳によるものである。
(続く)