2021年台湾6千人法会開催 師父から祝辞(二)
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 【明慧日本2021年12月26日】(前文に続く)

 発正念を重視し 妨害を取り除いて人を救う

 桃園出身の余さんは発正念の重要性を知っていても、長い間、単なる形式上のものとなっていた。発正念を重視し、自分の空間場を清めることを強化したあと、余さんは真相を伝えることにおいて突破があったと感じた。

 ある日、三退を勧めた時、何かによって隔離されたようで、相手が自分の話を聞いていないような態度をとった。余さんはずっと発正念を続け、相手は非常に苛立っているとは言え、電話を切らずにいてくれた。そこで余さんはゆっくりと「共産党の党員、共青団員、少年先鋒隊から脱退します」と言った時、突然その隔たりがなくなり、相手の思惟が一瞬開いたように「なるほど! 共産党から脱退することなのだ、分かりました」と言った。発正念することによって、恐れる心や諦めたい考えを消去することができ、目に見えない妨害を打ち破ることができると、余さんは気づいた。

 正念を持って難関に立ち向かい 人を救うことを第一に考える

 台中小学校の教師・王さんは、クラスで『轉法輪』を紹介し、多くの生徒が真・善・忍に従って修煉し驚くべき変化があった。しかし、生徒と一緒に坐禅や法を学ぶ過程で、保護者からの抵抗もあった。ある日、大法小弟子になった生徒から「母親は『轉法輪』を読ませない、父親は転校を望んでいる」と聞いた。状況を把握した結果、この生徒は言動が最大限に常人に符合していないため、家族は大法に対して理解できず、罵ったりして「宗教を広めた」として先生を訴えようとしていることが判明した。

 事態の深刻さを感じた王さんは、正しくない考えや恐れる心を取り除くと同時に、内に向けて探し、子どもの変化に歓喜心と情が生じたと分かり「自分は宇宙で一番正しいことをしており、たとえ自分の仕事に影響が出ても、子どもを助けないわけにはいかない。無私で他人のためである限り、旧勢力は干渉することができず、大法弟子は師父が按排して下さった道しか歩まない」と自分に言い聞かせた。

 王さんは心理的圧力を突破して子どもの両親を訪問し、交流を通じて両親に大法のことを理解させ、毎日両親と連絡を取り子供の家での様子を把握し、大法の法理で子供の言動を修正した。やがて、両親は根本的な変化を見せ、子どものために考える王さんに心から感謝した。

 自分に向けて探し、全体を圓容し人を救う

 大紀元に入社した台北出身の陳さんは、顧客からの圧力に遭遇するだけでなく、同修の間での心性を高める過程でも心がえぐられる思いだったという。特に管理職に昇進してからは、新人との軋轢がますます大きくなり、これらの間隔がどんどん深くなっていき、夜も眠れないほど怒り、一晩中「その同修は本当に悪いのだ」と、考えれば考えるほど怒りと苦痛が増えていた。

 自分に向けて探そうと試みたが、「自分は間違っていない、相手が間違っている」という考えが非常に強くて、ネガティブな感情に陥ってしまった。絶えず内に向けて探しているうちに、自分の膨らんだ人心、同修を見下すような闘争心、さらに同修がうまく対応できないことを心配し、そうすると顧客が契約を更新しなくなり、自分の利益にまで影響してしまうのではないか、といった深く隠れていた私心を掘り出した。

 ある日、陳さんは不平不満の心が再び現れたとき「自分が苦しく感じるなら、相手も苦しいのではないか? 同修は仕事が忙しくて、時には学法煉功が足りなくなり、どうして気配りをしてあげなかったのだろう」と思うようになった。この他人のために純粋な思いが出てきたとき、突然落ち着くようになり、全身が善の力に包まれたと感じ、自分に向けて探すことや無私の心の玄妙さと力を実感したという。

 トラブルの中で内に向けて探し、真に向上する

 台北出身の許さんは、新唐人の同修がゼロからプロジェクトを立ち上げ、少しずつ成長していく姿を目の当たりにした。この過程で、隠れていた多くの執着心も曝け出された。それらの人心を取り除くことこそ、よりよく人を救うことができると許さんは悟った。時には、ネットユーザーから司会者への賞賛や、ゲストと司会者の雰囲気の良い会話を見たときに、製作者として背負わなければならない重圧を思うと、悔しくなり怨恨心が生じた。これは強い嫉妬心だと気づいたが、なかなか取り除くことができなかった。最初は、無意識のうちに同修と距離を置いたが、対立はますます激しくなった。

 許さんは、自分が嫉妬心を取り除けないのは、学法の中で自分が真に向上していないからであり、善悪を量る基準がまだ根本的に自分を守ることにあるため、自分を放下できず、本当の慈悲が現れないことに気づいた。内に向けて探してみると、闘争心、名利心を見つけ、発正念を通して同修への理解と慈悲が現れた。そして、許さんは自分の不足を気づかせてくれた同修に感謝し、心の底から「最後まで一緒に頑張ろう!」という気持ちになった。

 医師「選択する中でしっかりと自分の道を歩む」

'图9:黄医师一家人参加法会。'

法会に参加する黄医師一家

 医療業界で働く黄医師は、多くの同修が法を実証する過程で、執着を捨てて全身全霊にやり遂げることを選んだと聞いて、自分も同じような選択肢に直面しているという。

 公務員「時間を無駄にせず法を暗記し、最後になればなるほど精進するべきである」

'图10:罗先生希望能掌握时间,越到最后越精進。'

羅さん

 公務員の羅さんと妻は、同修の法を暗記する体験を聞いて、残り少ない時間を大切にして法を暗記し、最後になればなるほど精進すべきであると決意した。

 シニアエンジニア「大きな困難の中で名利を放下した同修を尊敬する」

'图11:资深工程师何远。'

何遠さん

 シニアエンジニアの何遠さんは、会社を経営した同修が、友人との投資を返せなくなったことが原因で、1千万元(約1億7954万円)もの損失を出した中で、名利への執着を放下したと聞いて感動した。

 企業マネージャー「これからしっかりと法を暗記する」

'图12:业务经理林银雪期许自己能扎实背法。'

林銀雪さん

 企業マネージャーとして活躍している台南の林銀雪さんは、かつて『轉法輪』を暗記したことがあるが、途中でやめた。これから、しっかりと法を暗記することを決意した。

 台湾法輪大法修煉体験交流会は、午後4時半頃に無事に終了した。発表者の一人一人の修煉体験はみんな、比して学び比して修し、正念を持ち続け、師恩に背かずに誓約を果たし、着実に修めてより多くの人を救うようにという気持ちを奮起させた。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
 [2] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「法は乾坤を正す」
 [3] 李洪志師父の経文:『二〇二一年台湾法会へ』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/20/435097.html)
 
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