真善忍の良さを子供たちに伝えた洪長さん 懲役5年の不当判決
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 【明慧日本2022年1月14日】(浙江省=明慧記者)杭州市の法輪功学習者・洪長さん(53)は2021年12月末、杭州西湖区裁判所から不当に懲役5年の実刑判決を言い渡され、5万元の罰金を科された。

 洪さんは修士号を持ち、杭州市で一人暮らしをしている。1998年4月に法輪功を学び始め、真・善・忍の基準に従って修煉している。中国共産党による22年間に及ぶ法輪功への迫害の中で、洪さんは1回労働教養を強いられ、2回不当な判決を宣告されたことがあり、合計8年間拘禁された。

 1999年9月、洪さんは同市江幹区公安支局の警官らにより連行され、同年12月末に浙江省十里坪労働教養所に送られ、1年間拘禁された。そこで洪さんは、トラの椅子に縛り付けられ、唐辛子の汁を注がれ、ライターで足の親指を焼くなどの拷問を受けた。

酷刑演示:老虎凳

拷問のイメージ図:トラの椅子に縛り付けられる

 2001年5月、洪さんは再び地元の警官に連行され、懲役4年の実刑判決を言い渡された。2002年2月、浙江省第四刑務所に移送された。その非人道的な日々の中で、洪さんは睡眠を剥奪され、1日20時間立ち続けることを強要され、食事を減らされ、独房に閉じ込められ、両手を後ろに反らして手錠を付けられ、電気スタンガンで首に電気ショックを加えられた。

 2009年5月、洪さんは通行人に法輪功のDVD資料を配布したとして、同市上城区公安支局の警官らに連行され、懲役3年の実刑判決を宣告された。同年11月11日、洪さんは再び浙江省第四刑務所に拘禁された。前回と違って、今回は6人の監視役が交代で体罰を加えていた。

 2021年4月24日、洪さんは子供たちに囲碁を教えながら「真・善・忍に従って良い人になるように」と伝えた後、真相が分からない人に通報されたため、上塘派出所の警官らに連行され、拱墅区留置場に拘禁された。その後、杭州西湖区裁判所に起訴された。

 2021年12月末、洪さんは杭州西湖区裁判所から懲役5年の実刑判決を言い渡され、5万元の罰金を科された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/10/436644.html)
 
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