武漢市の洗脳班 周愛琳さん、周明利さんらを不当監禁
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 【明慧日本2022年1月24日】周愛琳さん、周明利さん、高愛君さん、劉子英さんら法輪功学習者(以下、学習者)は現在、武漢市の額頭湾洗脳班に不当に監禁されたままである。

 武漢市礄口区在住の周愛琳さんは2021年9月29日、不当拘束期間満了にもかかわらず、再び現地の公安分局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに強制連行され、同区の額頭湾洗脳班に監禁されてすでに6ヶ月経っている。周愛琳さんはこれまで10回近く同洗脳班に送り込まれ、迫害を受けている。

 周明利さんは昨年7月上旬に強制連行され、額頭湾洗脳班で迫害を受けていた。同年7月下旬に、「三書」(法輪功の修煉を放棄させるために、強制的に書かされる書類)にサインしたが、自分の過ちに気づき、自らその「三書」を破り捨てた。その後、周明利さんは密かに額頭湾洗脳班から武漢市江漢区玉笋山洗脳班に移送された。周明利さんは玉笋山洗脳班で5カ月間監禁され迫害を受けたが、法輪功を修煉する意志を持ち続け、現在再び額頭湾洗脳班に戻されている。

 2021年11月20日午前、武漢市礄口区の学習者・劉子英さんらが自宅で本を学んでいたところ、突然、武漢市礄口区の漢水街派出所と宗関街街派出所及び江門市の警官ら数人が押しかけてきて、不法に家宅捜索をした。同日、劉さんともう1人の学習者の丁さんは額頭湾洗脳班に送られたが、2人とも帰宅させられた。ほかの2人の学習者のうち、漢陽の80代の王さんは地元の派出所に送られたが、当日に釈放され、もう1人の高愛君さんは東西湖二支溝で15日間行政拘留されたが、15日間が過ぎたところで再び額頭湾洗脳班に送られた。高さんはいまだに帰宅していないと見られている。

 劉子英さんは武昌の郵便局で法輪功の迫害の実情を書いた手紙を江門市の検察庁に送った。江門市は武漢に警官を派遣して調査し、彼らは封筒の消印やビッグデータ、天網(中国本土において実施されているAIを用いた監視カメラを中心とするコンピュータネットワーク)から劉子英さんの家を見つけ、連行した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/17/436934.html)
 
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