【明慧日本2022年1月27日】(明慧記者・英梓)2020年4月以降、世界90カ国以上の約22,000人が法輪功(法輪大法とも呼ばれる)の無料オンラインレッスンに参加した。特に、コロナ禍で高まる需要に応えて、オンラインレッスンは対応言語を20種類まで増やし、さらに拡充している。世界で1億人が学ぶ法輪功は、体の健康と精神面での向上に高い効果をもたらしている。
法輪功オンラインレッスンのウェブサイト |
90カ国以上の人々が法輪功オンラインレッスンで心身の健康効果を実感
オンラインレッスンはもともと、様々な原因で気功教室になかなか行けない、または辺鄙な国や地域において対面して功法を教えることが難しい人々にも法輪功を学ぶ機会を提供したいという法輪功学習者(以下、学習者)の願いから始まった。2020年初頭、中共ウイルス(新型コロナ)が世界中を席巻し、屋外の対面での活動も制限されるようになった。混乱の中、人々は心身の健康を保てる万能薬を渇望し探し求めていた。法輪功の無料オンラインレッスンは、人々に朗報をもたらした。
カナダの学習者で、オンラインレッスン担当者の雷時忠博士は明慧ネットの取材に対し、世界各地の法輪大法学会の支援により、ロシアとインドの学習者が2020年春にオンラインレッスンを開始し、他の国も積極的に準備を始めたという。2020年10月31日、カナダの学習者は初めて英語でのオンラインレッスンを実施し、36人が参加した。その後、レッスン参加者は増え、ほぼ全世界に広がっている。
「現時点では、英語、フランス語、スペイン語、中国語、ロシア語、ベトナム語、ドイツ語、インドネシア語、ヒンディー語(ヒンディー語、マラーティー語、ベンガル語、カンナダ語を含む)のオンラインレッスンに限ってみれば、参加者は90以上の国や地域のあらゆる民族、職業、年齢の22,000人以上に上り、五大陸に及び、北極圏まで至っています」
また、「この間報道されていた数字は、北米(英・仏・中)とインドの人数の合計で、当時の他のレッスンの参加者数はまだ集計されていませんでした」と付け加えた。
20種類の言語でレッスンを開設
中国語のレッスンで、進行役が法輪功を紹介している |
雷博士によると、上述の10種類の言語のほか、日本語、スウェーデン語、オランダ語、トルコ語、ペルシャ語、韓国語、ハンガリー語、イタリア語を含め、現在計20種類の言語によるレッスンが行われている。まもなくポーランド語、フィンランド語、クロアチア語、ウクライナ語、ユダヤ語が加わる。毎日、時間帯ごとに異なる言語でのレッスンが行われている。
中国語の担当者である黄教授の紹介によると、中国語レッスンは2021年7月に開始し、19の国または地域から約420人が参加したという。当初は一つだった時間帯が、現在はアジア時間帯に二つ、北米時間帯に一つの計三つの時間帯にまで増えた。
フランス語担当者の阮平善博士によると、フランス語教室は2021年4月にスタートし、これまで、週2回のレッスンに10カ国計600人が参加したという。
インドの言語の担当者であるスレンドラさんの話では、2020年4月にレッスンを開設してから5,600人が参加し、その8割以上が過去9カ月以内に参加したリピーターで、今も増え続けているという。2021年末には、インドでは英語、ヒンディー語、マラーティー語、ベンガル語(主にインドの西ベンガル自治区、バングラデシュ向け)、カンナダ語の5言語で対応できるようになった。また、青少年を対象とした特別教室もあるという。
ベトナム語の担当者であるジョンさんによると、ベトナムの学習者は2021年7月にオンラインレッスンを開始し、半年で1,500人が参加した。ほとんどの人が口コミで知ったという。
ドイツ語を担当する王さんによると、ドイツ語教室は2020年12月にスタートし、約600人が参加したという。
雷博士は、「オンラインレッスンを体験した後、多くの人は自ら地元の気功教室(煉功場)を探し、対面式でのグループ煉功に参加しています」と語った。
口コミにより、友人も相次いで参加
中国語のレッスン中、進行役が参加者の質問に答えている様子 |
多くの人は、免疫力を高め、不安や仕事のストレスを解消するために法輪功を学んでいると言い、親戚や友人から法輪功の不思議なほどの効果を知って修煉することを決めたと言う人もいた。また、「これこそ、私が探し求めていたものだ」という声も多く聞かれた。
台湾の林さんは長年、国際コミュニティに参加しており、友人たちに法輪功の素晴らしさを知ってもらいたいとずっと思っていた。数カ月前、オンラインレッスンの情報を数人の友人に伝えた1週間後、彼女はある友人から『轉法輪』を買いたいというメッセージを受け取った。オンラインレッスンに参加してから、この友人は『轉法輪』をとても読みたくなり、昨年12月に9日間のセミナーに参加した後、修煉し始めたという。
台湾の陳さんは母親とともに10年以上法輪功を修煉しており、心身ともに効果を実感している。先月、彼女はオンラインレッスンの情報を修煉していない姉に送った。思いも寄らず、姉は当日に受講を申し込み、『轉法輪』を読み始め、間もなく修煉するようになった。
デービッドさんは義母から法輪功のことを聞き、すぐに教室に参加した。彼は「座禅した経験がありますが、ずっと心の平穏と集中力を高める新しい方法を探していました」と話した。
ステージ4の直腸がん患者が経験した奇跡
法輪功を習う際、体内に強いエネルギーが巡り、心身が浄化され、癒しと心の平穏を感じることができる、と多くの人が言う。
ステージ4の直腸がん患者であるラナキラさんは、昨年7月に法輪功を習い始めて、3カ月後に病院で検査を受けたところ、「ポリープが消えて、手術の傷跡もきれいになっています!」と言われたという。
朗報を伝えた後、彼は最新の体験を皆と共有した。「第五式の功法である神通加持法を煉功していた時、掌にエネルギーを感じました。まるでボールか何かの丸い固体に手を置いているかのような感じでした。ものすごく不思議でした!」
日本の80代の山口さんは3年前に法輪功のことを知り、コロナ禍で対面して学ぶことができないと悩む中、オンラインレッスンのことを聞き、さっそく申し込んだ。
山口さんは、以前は血行が悪く体に痛みがあり、肌や顔色も悪かったが、法輪功を習ってから痛みが和らぎ、顔色も良くなったという。
「法輪功を学んでから、生活面も健康面も大きく改善されました」と山口さんは話した。
「心にある宇宙を見つけた、これは私が探し求めていたもの」
サリーさんは功法を習った後、このような感想を残した。「私は心にある宇宙を見つけました。ありがとうございます。この瞬間をずっと待っていました。無料で功法を学べるという貴重な情報に出会えて、私は本当にラッキーです」
アンドリューさんは心性を高める新しい方法を2年間探し続けた後、ついに法輪功に出会った。彼はこう述べている。「私は積極的に法輪功を日常生活に取り入れるようにしています。これはまさに私が必要としているもので、試すべきものです。法輪功との出会いに本当に感謝しています。読書を通じて、私は精神面の啓発を受けています」
トラニカさんはこう語った。「法輪功、そして真・善・忍という信念に出会えて、本当に神仏によるご加護だと思います」
リンさんは、最初はただ動作を追うだけだったが、「それでもエネルギーを感じることができました」と話す。
ソンチーニさんは「煉功中に、胃、腎臓、大動脈に沿ってエネルギーが動いているのを感じました。本当に不思議です。手がとても熱くなりました」と語った。
ブリーさんは「覚醒への道に導いてくれるこの功法に惹かれた」と言う。
ローレルさんは「心に優しさと平穏を覚えました。本当にありがとうございます!」と述べた。
フランス語圏の女性メラニーさんは、「手に温もりとエネルギーの振動を感じ、素晴らしい幸福感に包まれました」と語った。
コスタリカのジョエリンダさんは、第三式の功法を習っている最中に涙が止まらなくなり、「本当に不思議でした。経絡にエネルギーを感じました」と語った。
「最も重要なのは、自分の心を修めること」
ベトナム人の新しい学習者・ナムさんはレッスンに参加した後、お礼の手紙を寄せた。「今回の学習を通して、李洪志先生のことを知り、五式の功法を学びました。法輪功との出会いは運命だと思います。というのも、私の内心にはずっと(真理を)求めたいという力があったからです。日常生活のストレスや喧騒で心身ともに疲れ、自分の内心世界を見つめ、心を安らかにしたかったのです」
彼女は、担当の炳さんの熱心な指導のおかげで、功法の要領をすぐに覚えて習得できたと感謝した。これまで、彼女は『轉法輪』と『大圓満法』の2冊の本を読み終えた。
「煉功も必要ですが、心を修めることが何よりも重要だという多くの道理が分かりました。毎日、本を読み煉功を終えた後、私はいつも心の穏やかさを実感できます」
また、彼女は「法輪功で教えられている道理に従い、どこにいても良い人になるように努めたいと思います」とも語った。
「9日間セミナー」から修煉へ
雷博士によると、「法輪大法の9日間セミナー」(以下、「9日間セミナー」)に参加することは、初心者が法輪功を包括的に理解するための効果的な方法だという。「9日間セミナー」では、1日約2時間、9日間連続で李洪志先生の説法ビデオを流している。北米では、月1回の無料オンライン「9日間セミナー」(李先生のオリジナル音声+英訳)が毎月の11日から始まる(https://LearnFalungong.com/9daylectures)。中国語(オリジナル音声)の「9日間セミナー」もまもなく始まるが、他言語の「9日間セミナー」はすでに始まっているものもあれば、準備中のものもある。
「法輪大法の奥深い法理は参加者たちの心を揺り動かし、彼らが新たに人生を認識し理解できるように啓発を与えています」と雷博士は言った。「毎回、セミナーが終わると、参加者たちは去ろうとせず、もっと知ろうとたくさんの質問をしてきます」
オンラインの英語の9日間セミナーに参加したマーサーさんはメッセージの中で、法輪大法は人間が存在する真の意義、および「真・善・忍」という宇宙の基準に従う方法を教えてくれました、と感謝の気持ちを述べている。「オンラインレッスンに参加できることは、誰にとっても貴重な向上の機会です」
中国の学習者「離れたくない」
中国語の担当者である黄さんによると、オンライン中国語レッスンの参加者の多くは華僑、またはネット封鎖を突破して入ってきた中国人で、彼らの多くは法輪功を直接または間接的に知っていたり、家族や友人に勧められたりしている。ここ数カ月は、ほぼ毎回のレッスンにネット封鎖を突破してやってきた中国本土の人たちがいるという。
華僑の翔さんは一回目のレッスンで涙を流した。「(参加は)初めてです。先ほど『轉法輪』を手にしたとき、涙が出ました。これは私の血のつながりの中にある文化なのです」
林さんは子供の頃に「法輪大法は素晴らしい!」、「真善忍は素晴らしい!」と書かれた真相紙幣を見たことがあると言い、「残念ながら私は中国本土から逃げ出すことができませんでした」と語った。
唐悟空(ハンドルネーム/仮名)さんは2005年に真相を伝える電話を受けたことがあるという。昨年11月に法輪大法の真実をはっきりと知ってから、彼は主にパンフレットやネットの情報を元に独学し、煉功してから全身が熱くなったと言い、「法輪功を学んでから物事がはっきり見えるようになりました。学習教室の雰囲気はとても良く、離れたくありません」とも述べた。昨年12月4日の時点で、彼は連続で4回も受講していた。
法輪功を学び始めた直後に迫害が始まり、修煉を諦めざるを得なかった中国人学習者の長進(ハンドルネーム/仮名)さんは今回、ネット封鎖を突破してレッスンに参加し、再び修煉し始めた。彼はこうコメントを残している。「思わず泣いてしまいました。大学時代の1999年3月に修煉し始めましたが、数カ月後に迫害が始まりました。その後、学校の指導層やクラスの幹部にいわゆる談話に呼ばれました。2001年、省内の博物館で何かの宗教の写真展覧会が開かれていて、私は訪れた学生たちに資料を配ったところ、通報されて15日間拘束されました。2002年から2005年までの3年間、不当な労働教養を強いられ、家宅捜索もされて、出所後も度々嫌がらせを受け、かつての同修とも連絡が取れず、長い間修煉できませんでした」
億単位の人々が法輪大法により心身両面の恩恵を受ける
法輪大法のホームページによると、法輪功は李洪志先生が創始された高いレベルの気功であり、「真・善・忍」に同化することを根本とし、心身ともに高い次元を目指す修煉法である。法輪大法の修煉は初めからすでにとても高い起点にあり、縁のある人や長年修煉して功が伸びない人に、最も便利で、最も早く、最も良い、そして最も貴重な修煉の法門を提供している。
1992年5月に中国で伝え出されてからわずか数年で、法輪功は中国全土に広がり、海外では100以上の国と地域に伝わり、億単位の人々に心身両面の恩恵をもたらしている。
疫病が蔓延する中、人々は病気を治し健康を維持するための効果的な方法を求めている。流行直後の北米での世論調査では、座禅や煉功したい人が流行前に比べて30%増加していることが分かった。「どこで法輪功を学ぶことができるのか」という尋ねる声も絶えず聞こえていたという。