師父の大手印が分かった
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年3月6日】私は1997年に法を得て、その年の7月から法輪大法の修煉を始めました。法を得る前、ある一種の見えない力が私を守ってくれているとずっと感じていましたが、それが誰なのか、どこから来たのかをずっと探していました。

 1982年、大学に上がる年のある日、突然「大きなことを行う」と感じました。しかし、それが何か分からず、いつ行うのかも分かりませんでした。大金持ちになるために高官になるのか? この困惑が十数年も続き、そのためにもがき苦しんできました。あの時の社会気風はすでに悪くなっていましたが、自分は父母の影響で比較的正直だったため、多くのことが分かっていて、不本意な事ばかりでした。商売で嘘をつきたくないし、役人として、こびへつらいたくないので、後からどれもダメだと気づきました。当時私の仕事は国有企業の邪党学校の教師で、偽りの説教に本当に耐えられず、それでただその日、その日を暮らしをしていました。小さい時から武術が好きで、大学在学中に太極拳が出来るようになり、それを主にしていましたが、その後全国で気功ブームが起こったので、私も各種の気功を試しました。根基が悪くなかったためか、多くの不思議な現象が起こり、完全に私の無神論の考えが打破され、私は事の真相を追求するのが好きになり、このようにして新しい世界が私の目の前に現れたのです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           

 それから、各種の修煉の中で疑問がますます多くなりましたが、しかしどの気功もはっきりと説明出来ず、私は至る所の名山、寺院を探して、高人からの助けを探し求め、宗教の中でも答えを探しましたが、全て徒労に終わりました。人から法輪大法を紹介された時、当時、それもただ普通の気功と見て、気にすることなく、見向きもせず数年経ちましたが、これも機縁がまだ到着していなかったためでしょう。私はまだ苦しみの中で探し求めていました。

 師父は私のこの真に法を求める心をご覧になったのか、ある日、突然ある考えが現れました。「いけない。私は法輪功の本を読まなければ」。このようにして、ついに大法に入り、師父の側に来て、敬虔な法輪大法の修煉者となったのです。(あの時はまだ自分が大法弟子と言える自信が無く、資格があるのかも分からなかった)。私は2日間かけて『轉法輪』を読み終え、普段私は1冊の本を読み終えるのに1日もかかりませんが、しかし『轉法輪』はご飯のように、少し読むと「満腹」になり、少し休憩して消化していました。この状態はずっと長年継続され、毎日ただ1講しか読めず、多く読むと「腹がいっぱい」で、もう食べられず、良く消化しなければなりませんでした。

 私は『轉法輪』を全部読み終えると、その心情は言葉では言い表せず「大きなことを行う」とは何なのかがついに分かりました。それは法輪大法を修煉することでした。私に師父が出来ました! 私は家に帰れます! 師父が法の中で説かれた各種の状態を私はほとんど体験し、特に第二講の「天目の問題について」を私は経験しました。例えば「煉功していると、突然目の前に大きな目玉が飛び出して来ますので、驚いてしまいます」 [1] 「煉功するとこのトンネルや井戸のような通路に沿って外へ走り出しますが、寝ている時でも外へ走っているように感じます。馬に乗っているとか、飛んでいるとか」 [1] 「太極の円盤がパッと破裂すれば、画像が見えるようになるのです」 [1]等等です。私は決心しました。これは私が今生で欲しかったものだ。必ず良く修煉して、家に帰る。

 それから修煉の日々の中で、たくさんの紆余曲折を経て25年になり、挫折や、喜び、悲しみ、転んだこともありましたが、師父のお守りがあり、法があり、今日まで歩んできました。ずっと師父が要求された学法、煉功、発正念、衆生を救うことを怠らず堅持しました。

 正月のある日、私はもともと本を読もうとしていましたが、長い時間、師父の説法ビデオを見ていないことを思い出し、それで師父の『広州説法』のビデオを見ました。第一講が始まる時、師父は大手印を打たれ、私は一気に吸い込まれるように見入り、その瞬間、目から涙が溢れ、私は師父の大手印が分かったのです!!! 頭の中で一句一句と私に教えてくれました。「これはね……」

 私は激震し、それは私の全ての生命の激動で、全ての世界の振動で、自分の身体全てが蠕動し、その幸福は本当に、人間の全ての言葉を尽くしても言い表わすことの出来ないものでした。2日後、師父の教功のビデオを見ると、初めの大手印も分かり、一気に何が真の修煉なのかが分かり、何が真の修煉なのか、修煉の厳粛性が分かりました!

 自分は幸運にも正法の各時期に落ちることなく、師父の正法の進呈について行くことが出来、ついに真の大法弟子になれたのです。

 この体験を書いている時、私は何度も涙を流し、これは師父の慈悲なる救いに感激する涙で、また一部の精進していない同修に同情する涙でした。私が体得した事は、真の大法弟子として、李洪志師父の弟子として、毎日必ず五式の功法を全て行い、どんな口実もあってはいけません。法を必ず良く学び(私のやり方は『轉法輪』を4日で読み終え、時間があれば各地の説法を読む)、なるべく4つの正式な時間に発正念をし、最後に生活の中で遭遇した生命を、真相を伝える対象として、衆生を救うことです。

 同修よ、法がこの世を正すことはもうすぐですが、あなたはよく煉功せず、本体を改善出来ず、どうやって衆生を救う使命が担えるでしょうか!

 不足の部分があれば、同修からのご指摘をお願いします!

 師父に叩頭して感謝を申し上げます!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/2/439517.html)
 
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