【明慧日本2022年4月26日】(明慧記者=采菊)4月23日の土曜日、アメリカ最大の中国人コミュニティであるフラッシングの街は、人々で溢れ混雑していた。天気に恵まれ、 2千人以上の法輪功学習者(以下、学習者が、1999年4月25日に1万人の学習者が中南海に平和的に陳情した23周年を記念して、大規模なパレードを開催した。
1999年4月25日、1万人以上の学習者が自発的に北京の国務院陳情所に陳情し、その過程は平和的で理性的に行われ、中国史上「最大規模で最も理性的かつ平和的な陳情」と称された。学習者はまた、真・善・忍を実践者としての姿を世界に示した。
「4.25」陳情の参加者・栗景華さんは、「私たちは陳情に行ったのですが、これは国を信じる行動であり、包囲攻撃ではありません。(私たちは当時)通行人のために通路を確保し、問題が解決されたとき、みんながゴミを片付け、警察が捨てたゴミも拾いました」と当時を回顧した。
パレード当日、午前10時にはすでに警察が位置につけ、11時には道路の両側に人が集まり、12時にパレードがスタートした。天国楽団の奏でる「法輪大法は素晴らしい」「聖なる歌」「宝を送る」などの曲が大通りに響き渡り、このとき道路の両側の歩道には人々で埋め尽くされた。
行進するパレードの隊列 |
パレードは「法輪大法は素晴らしい」、「法輪功への迫害を停止せよ」、「三退して平安が訪れる」という三つに隊列に分かれ、一曲一曲の楽曲、一枚一枚の横断幕、一幅一幅の歴史の絵巻が大通りに拡げられた。1999年4月25日から2022年4月25日までの23年間、学習者は口が酸っぱくなるほど繰り返して真実を伝え、その多大な努力は多くの人々を目覚めさせ、4億人近くの中国人が共産党組織の党員、青年団員、少年先鋒隊から脱退し、三退の潮流が勢いは凄まじい。
一つ目の「法輪大法は素晴らしい」隊列は、迫力があり、天国楽団の演奏に先導され、カラフルな巨大な法船、煌めく回転する法輪の模型、中国語と英語の巨大な『転法輪』の模型、鮮やかな旗隊、整然とした功法の実演隊、美しい蓮花隊、子供たちの一番人気の龍と獅子舞が続いた。
上海から訪れた馬さんは、「4.25」を記念する学習者のパレードを初めて見るといい、歩きながら隊列に向けて手を振っていた。「私は法輪功が提唱する真・善・忍の原則を支持します。なぜなら、それは中国の伝統的な価値観であり、普遍的な価値観だからです」と言った。彼はさらに、「だから私は信仰の自由を支持し、これは一国にとってとても重要な原則であり、人は信仰によって希望を持つことができるのです。神だけが人類を救うことができます」と話した。
福建省出身の林さんは、ほぼ毎年パレードを観賞しているという。「真・善・忍は最も素晴らしい!」と言った。パレードの中で数人の老婦人が歩いているのを見て、親指を立てて 「こんな年になっても自分の信仰を貫く彼女たちに称賛を贈りたい」と話した。
フラッシングに30年住んでいる韓国系のキム・チョンさんは、「毎年このパレードを見に来ていますが、最高です!」と言った。 彼は、「真・善・忍という価値観が好きで、コミュニティの平和を保つのに役立っています」と話した。
江蘇省出身のゲイリーさんは、学習者が「4.25」を記念してパレードするのは重大な意義を持つという。 彼は、真実を知らない中国人に、「みんなが法輪功の真実を知って下さい。そして中国共産党(以下、中共)から脱退し、特に今の感染症が流行する中では、共産党から脱退することが災難から逃れることができるのです」と言った。
カナダ人観光客は、「パレードを見て驚きました。素晴らしい、美しいパレードでした!」と楽しそうに話した。
「(楽団は)先陣を切って人々に注目され、とても素晴らしいことだ!」とパレードを観賞していたスーザンは話す、「中国文化の真髄を本当に伝えているのは、実は海外の法輪功だと思います!」と話した。
行進するパレードの隊列 |
二つ目の隊列は「法輪功への迫害を停止せよ」がテーマ。1999年「7.20」、中共は学習者に対する残忍な迫害を開始し、それは現在も続いている。一枚一枚の横断幕、一枚一枚の展示パネル、中共による学習者への非道な迫害、特に学習者から大量の生体臓器狩りの真実を記録している。
パレードを観賞していたジェームスさんは、「この迫害は恥だ! これは自由の表現であり、真・善・忍は素晴らしい道徳的価値であり、すべての人に教え諭させるべきです」と言った。
あるカナダ人観光客は、「人々は信仰の自由をあるべきで、彼らは尊重されるべき、迫害されるべきではない」と言った。
パレードを観賞していたスーザンさんは、「地域社会の中には、善に向かわせ自由のために立ち上がる人たちがいます。それは、賞賛に値することです。 しかしこのような努力が弾圧の対象とされ、今の中国を見てみると、多くの凶悪によってもたされた結果は、中国の多くの人々が今、善を行う自由を失って苦しんでいることです。これらすべては法輪功の弾圧から始まったのです。 タイムライン全体が我々ははっきりとわかっていて、切れ目なくつながっているのです」と言った。
パレードを観賞していた古鼎華さんの祖父は、国民軍第七戦区の司令官だった。先祖が中共に迫害され、学習者が迫害に遭わされたことに身をもって理解できるという。 彼は、「私の祖父母がともに共産党の公開の席上で批判闘争に遭わされ、祖母はガラスの上にひざまずかされ、祖父は暗殺されました。人々に徐々にわかってほしいのですが、時には事実よりも雄弁が勝ることがあります。あなた(中共)がどんなに(法輪功が)悪いと言っても、すべてが嘘なのです」と話した。
2022年4月20日現在、37カ国と地域の392万人以上の人々が連名で、法輪功迫害の元凶、中共の首魁・江沢民を刑事告発をしている。
第三の陣営は「三退して平安が訪れる」が続き、中共組織の党員、青年団員、少年先鋒隊から脱退した3億9千万人の勇士たち、または、『中共悪魔を打倒せよ』という提案書に署名した210万人に声援を贈った。 共産主義の終極の目的は、人類を滅亡させることであり、共産党のない新しい中国を迎えるために、一枚一枚の横断幕、一枚一枚の展示パネルが共産主義の邪悪な本性を人々に伝え、同時に、人々を目覚めさせ、素早く中共から離れ、三退すれば平安が訪れることを告げている。
3年前にアメリカに来た李嘉豪さんという青年は、通行止めの規制を見て、今日は法輪功のパレードがあることを知った。彼は、その場で本名で中共組織の青年団から脱退した後、三つ目の隊列に加わりパレードに参加した。
法輪功の真実を理解し、喜んで三退する
郁(ユウ)さんという中国人女性がパレードを観賞していた。学習者が彼女に近づき迫害の真実を伝え、中共に幻想を抱いてはいけない、中共から離れ三退することが平安が訪れると告げた。彼女は三退に同意し、「私は少年先鋒隊に加入したことあり、脱退させて下さい」と言った。そこで、学習者は彼女に「郁宝石」という仮名をつけて、中共組織の少年先鋒隊から脱退した。
学習者は彼女と歓談し続け、「今の世界は日増しに悪化し、天災や人災が次々と起こっています。 法輪功は、真・善・忍を説き、人々の道徳を回復させ、幸福をもたらしています」と学習者の話を彼女はとても熱心に聞いていた。そして彼女は「私も法輪功を学びたい!」と言った。学習者は彼女に、「脱党サービスセンター」で『轉法輪』という本を買って読んでみて下さい、と教えた。 帰り際に郁さんは、「今日は私たち縁があり、この本を必ず読みます」と嬉しそうに言った。
この日、185人が真実を理解し、共産党組織から脱退した。その内訳は党員が17人、青年団員が46人、少年先鋒隊が122人である。