【明慧日本2022年4月28日】「天津の法輪功学習者(以下、学習者)が逮捕され、殴られたというニュースを聞いたとき、私たちは皆、北京に行って真実の話を聞いてほしいと思いました。年配者も若者も、互いに連なって、皆が行きたいと言いました。このような素晴らしい功法を、なぜ修煉してはならないのか、北京に行って陳情したかったのです」と、長春市の法輪功学習者・張さんは、1999年4月25日当時をこう振り返る。
今年4月22日午後、シンガポールの学習者は、北京での「4.25平和陳情」から23周年を記念して、芳林公園(ホンリム・パーク)で法輪功迫害の真実を伝える活動を開催した。
4月22日、活動で煉功する学習者 |
学習者から贈られた手作りの蓮の花を手にし、大切にしているバングラデシュの若者 |
学習者の説明を聞き、『轉法輪』を読んでみると話すコスタリカの女性 |
各民族の人々が学習者に法輪功の真実を尋ねる |
1999年4月25日、天津での学習者への逮捕、中国共産党上層部の個別の人による長年の嫌がらせに直面し、1万人以上の学習者が規律を守り、迫害をさらに拡大しないよう、中南海近くの中央陳情局で自発的に陳情した。この事件は「中国の陳情史上、最も大規模で、最も理性的かつ平和的で、最も成功した陳情」と呼ばれている。 陳情の過程で、学習者は理性、平和、自律性と純潔の心を保ち、世界のメディアの報道により世界中に伝わった。
元長春市民の学習者「北京に行って真実を話したかった」
長春出身の張さんは、1997年に法輪功の修煉を始めた。その喜びについて、「心は蜜を食べたよりも甘く、疲れも知らず、恨み辛みもすべて解決し、心が広くなり、本当に生まれ変わったように感じました! 以前の私は何をするにもせっかちでしたが、修煉をしてからは、怒りそうになると、どこに問題があったのか、自分の内に向けて探し、師父の法理『真・善・忍』をもって自分を律するようになりました」
4月25日当日について、張さんはこう振り返る。「その日の午後、私たちの地区では交流会を開催する予定になっていましたが、協調人が壇上に上がって厳粛に、今日の交流会は中止になったと告げられました。その理由は天津で45人の学習者が逮捕されたからだと言っていました。天津市からは、地元では解決できないので、解決するためには北京へ陳情に行くようにと言われたそうです」
「私が法輪功を学ぶことは人生で最も幸運なことです。このような素晴らしい功法を、なぜ修煉してはならないのか? その当時は皆が北京に行きたいと言い、当日ではバスのチャーターが難しいと聞いていました。学習者の梁振興さんと数人の協調人が協力して、バスを見つけてチャーターし、そして私たちは出発したのですが、それほど進んでいないところで、夜の9時頃、先に北京に行った同修から連絡が入り、あなたたちはもう来なくてもいい、朱鎔基首相が法輪功学習者と面会し、天津の学習者を解放する、いつものように煉功してもいいと言いました。私たちは戻りましたが、家に着いたのは夜中の2時か3時でした。しかし、その後も悪辣な警官が私たちに嫌がらせをし続け、こんなに厳しい迫害を受けることになるとは思ってもみませんでした」