NYの学習者  「4.25」記念キャンドルライト追悼集会を開催
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 【明慧日本2022年5月5日】ニューヨークの一部の法輪功学習者(以下、学習者)は4月23日の夕方、中国領事館前で1999年4月25日、北京陳情所に平和的に陳情してから23周年を記念して、キャンドルライト追悼集会を開催した。

 ハドソン川沿いにある中国領事館前では、学習者たちは法輪大法の素晴らしさと、中国共産党(以下、中共)の残酷な迫害を伝える横断幕を掲げ、静かに五式の動作を煉功した。夜になると、学習者たちはキャンドルライトを灯し、過去23年間、中共に迫害されて亡くなった学習者を追悼した。

图1~5:纪念“四·二五”,二零二二年四月二十三日傍晚,纽约部分法轮功学员在中领馆前集体炼功。现场气氛庄严而祥和,吸引路人驻足观看。

4.25」を記念して、中国領事館前で集団煉功を行なう学習者、厳粛で穏やかな雰囲気に包まれ、通行人は立ち止まり見入った

 集会に参加した学習者の中には、「4.25」の陳情を経験した学習者や、新しい学習者、そして長年法輪功を修煉してきた中国人や西洋人の学習者もいた。

 集会に参加した北京の学習者の潘軍さんは、中国政法大学の4年生だった1999年4月25日の朝、北京の昌平区から国務院陳情所に駆けつけた。

 1999年4月11日、当時中共の政法委員会書記であった羅幹の義弟・何祚麻は、天津教育学院が運営する雑誌『青少年科学技術博覧』に、法輪功を誹謗中傷する記事を発表した。4月18日から24日まで、天津市の一部の学習者は、天津教育学院と関連機関を訪ね実情を報告した。4月23日と24日、羅幹は、天津当局に命令して300人以上の機動隊を投入させ、事実を明らかにしたい学習者を殴打し解散させようとし、そして、45人の学習者を不当に逮捕した。 学習者が天津市政府に解放を求めに行くと、「この事件は公安部が介入した、北京に行かないと解決できない」と言われた。

 天津市は中央政府直轄の自治体なので、陳情ルールに従えば、その上は国務院陳情所となり、その場所は府右街にある。人々は状況を反映させようとしており、自発的に平和的な陳情を行った。

 潘さんは、国務院陳情所に向かう前、六四天安門事件の悲劇を思い出したのだが、しかし彼は、「法輪功は真・善・忍の原則に従って善い人になるように教え、殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さず、ボランティアで煉功を教え、いかなる政治的意図も持っていません。だから、私は正々堂々と立ち上がり、事実と真相を明らかにし、学習者の解放を要求すべきだと思いました」と語った。

 朝7時過ぎに府右街に到着した潘さんは、ますます多くの人が集まってきたのを見たが、しかし秩序があり、彼は国務院西門付近で、夜の9時頃まで情報を待っていた。

 当時、学習者の陳情には三つの要求があり、(1)天津で逮捕された学習者の解放、(2)法輪功書籍の公での出版の許可、(3)学習者が合法的に修煉できる環境を与えることであった。この問題は、朱鎔基前首相が陳情した学習者の代表と面会して解決した。学習者たちは、結果を聞くと静かに立ち去り、地面に落ちている紙くずやタバコの吸殻をすべて持ち帰った。

 「学習者は憲法に賦与された陳情権を行使し、真・善・忍の原則に従って善い人になる権利を守り、学習者が中共の迫害の全面的な発生を阻止するための努力でもあったのです」、「4.25の陳情は、学習者の平和で理性的な姿と、正義と良知を守る道徳的勇気を示しています」と潘さんは話した。

图6~9:在夜幕中,法轮功学员举办烛光夜悼。

キャンドルライトを灯し、迫害で死亡した学習者を追悼する

 夜が更け、音楽が流れ始め、学習者は手にキャンドルライトを掲げ、真・善・忍の信仰を堅持するために、中共に虐殺された学習者を静かに追悼した。

 中国領事館前での集会には、民主党のフラッシング地区リーダーであるマーサ・フローレス=バスケスさんも参加した。 彼女は、迫害され死亡した学習者を追悼するのは、「正しいことだ」と思い、参加したと言った。

 ニューヨーク在住のウィリアム・パレデスさんは、「とても穏やかで平和なエネルギー場を感じました」、「真・善・忍は普遍的な価値であり、私に言わせれば、すべての人が法輪功を学ぶべきです」

 またパレデスさんは、中共の弾圧はばかげているという。「人々には信仰の自由の権利があるのに、なぜ弾圧するのでしょうか?  中国は法輪功を受け入れるべきです。私が言ったように、すべての人が法輪功を修煉すべきです」と述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/27/441813.html)
 
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