【明慧日本2022年5月7日】(カナダ・バンクーバー=明慧記者)2022年4月25日、法輪功学習者(以下、学習者)1万人が北京で平和陳情を行った「4.25」から23年目を迎えた。4月23日と24日、カナダ・バンクーバーの一部の学習者はバンクーバー美術館前で集団煉功を行い、中国総領事館付近で集会を開いた。
4月23日、市中心部にある美術館の前で集団煉功を行うバンクーバーの学習者 |
4月23日、多くの通行人が学習者の集団修煉の光景に惹きつけられ、自ら煉功の素晴らしさを体験する |
4月23日、美術館の前を通りかかった通行人に、法輪功迫害の真実を伝える学習者 |
法輪大法学会代表「中国共産党は善良を選択した人への弾圧を止めなければならない」
4月24日、バンクーバーの一部の学習者が中国領事館前に集まり、「4.25平和陳情」23周年記念する集会を開催 |
4月24日、集会で発言する法輪大法学会代表・張素さん |
4月24日午後、中国領事館前の集会で、バンクーバー法輪大法学会を代表して発言した張素さんは、真・善・忍の理念に基づいて修煉する法輪功は、中国共産党(以下、中共)が法輪功を迫害する前に、中国社会の福利厚生に著しい貢献をし、中国当局の表彰と公式認可を受けていたと述べた。
張さんは、「しかし、その後、法輪功を修煉する人が1億人に達したため、中共はこの人たちの精神的な信仰は中共のイデオロギーから独立したものであると感じました。1990年代半ば以降、中共当局は、法輪功を修煉する人々に対して嫌がらせや攻撃を行うようになりました」
「憲法に基づき国民の信仰の自由を保障することを当局に訴えるため、1999年4月25日、法輪功を修煉する1万人以上の学習者が北京で政府に平和的に陳情を行いました。これほど多くの人々が集まって信仰の自由を陳情したのは、中国の歴史上初めてのことです」
張さんは続けて、「しかし、当時の中共指導者・江沢民は、この国民の政府への平和的な陳情を法輪功による『中南海への包囲攻撃』と決めつけ、同年7月20日に法輪功への迫害を宣言し、本格的な迫害を開始したのです」
張さんは、中共がこのときから、22年間にわたり法輪功に対する政治的恐怖、拷問と虐待をし続け、さらには圧倒的な証拠で明らかになっているが、臓器を売買するために中共は学習者を殺害しているという。「現在、中国の刑務所に拘束されている学習者のうち13人はカナダ国籍を持っているが、またはカナダ人の親族がおり、その中には54歳のカナダ人・孫茜さんも含まれている」と語った。
張さんは発言の最後に、中共政権が法輪功への迫害の即時停止と、カナダ人の孫茜さんを含む拘禁されている学習者全員の釈放を求めた。
著名なブロガー「中共は真実を語る法輪功を容認できない」
4月24日、集会でスピーチする著名なブロガーであるデニス・ワトソンさん |
著名なブロガーのデニス・ワトソンさんは集会でのスピーチで、「私は心がとても痛みます。こんな善良で礼儀正しく、楽観的で前向きな人たちが、ここに立ってスローガンを手に持ち、彼らが経験した恐ろしい迫害、23年にわたる拷問、殺戮を伝えています。これは小説ではなく、本当に起きている話なのです!」
ワトソンさんはこれまで、中共はなぜこんな善良な人を拷問するのか? なぜ、このようにするのだろうかと理解できなかった。今年、神韻のポスターに「共産主義以前の中国を体験しよう」と書かれているのを見て初めて、伝統的な中国、中国の伝統文化は共産党が人々に知ってほしくないものだとようやく理解したという。
ワトソンさんは、「法輪功も道教も、『真』を唱え、真実の話をしなければなりませんが、しかし、真実は時には受け入れられないこともあるのです」と述べた。これが中共が法輪功を容認できない理由の一つであると、彼は考えている。
美術教師「法輪功の穏やかさを楽しむ」
「法輪功の穏やかさを楽しむ」と話す、サンディ・ファスト美術教師 |
バンクーバーで美術を教えているサンディ・ファスト先生は、中国での学習者への残酷な迫害を知り、すぐに迫害を制止する署名をした。
ファスト先生は、「美術の教師として、彼ら(学習者)が煉功している場面を見て、まるで芸術作品のようです」と言った。 彼女は、学習者が堅持して平和的に真実を伝える精神を高く評価した。 彼女は、この弛まない努力が、やがて多くの人々の理解と法輪功の修煉に参加することにつながると信じているという。
メキシコ人観光客は反迫害を支持し、法輪功を学びたい
「法輪功を学びたい」と話す、メキシコから観光で訪れたベアライカ・ウアジェさんと友人 |
メキシコから観光で訪れたベアライカ・ウアジェさんは、友人と一緒に法輪功に関する真実を知り、学習者の反迫害活動を支持し、すぐに署名をした。より多くの人が迫害の真実を知って、署名してくれることを願っているという。
ウアジェさん達は、現代社会において、法輪功を学ぶと健康や疫病の予防の手助けになると知って、法輪功を学びたくなったと話した。