【慶祝513】大法の神の奇跡を自ら体験し同僚が無神論を否定する(二)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年6月15日】(前文に続く)

 人が善念に動かされた時、人生の道は希望と光に導かれます。その日からずっと、Gさんは自分の話を私に聞かせてくれました。

 ある日の朝「昨日、交通事故に遭いそうになりました!」と、Gさんは私に言いました。昨夜の23時頃、Gさんは仕事を終えて、車で右端の車線を走っていたということでした。十数メートル先の左側の車線では、大型車が1台走っており、2台の車は前後になって時速80キロ以上で走行していました。Gさんは、大型車が事前に右折のウインカーを出していなかったことを確認し、速度を落とさずに走行しました。

 しかし、交差点まで来ると、大型車は一気に右に曲がり、交差点の右側に入って行こうとしました! Gさんは混乱し、ブレーキをかけたが間に合わず、右に曲がって横転しそうになりました。途方に暮れていた時、Gさんは「法輪功は人を救うことができる!」という言葉が脳裏に浮かび、この念が生じた直後、大型車は意外にも左側に戻り、元の車線に戻って行きました。Gさんは怖くなって車を止め、道端にしゃがみこみました。しばらくして震えが止まり、やっと家に帰りました。

 話し終わった後、Gさんは私に「私も保護されたのでしょうか?」と尋ねました。私は「その時、Gさんは法輪大法の奇跡が自分の身に起きても、まだ半信半疑なのだ」と感じました。

 2021年初め、Gさんの友人が市内に就職し、中共ウイルス(武漢肺炎)が発生したため、一時的にGさんの家に滞在することになりました。夜勤明けの夜中に、Gさんと友人は前菜の冷肉を食べ、ビールも飲みました。午前1時頃、Gさんは激しい腹痛に襲われ始めました。疫病発生時に病院に行くと、まずPCR検査を受けないといけない上に、その時はまだ夜明け前でした。

 どうしようもない中で、Gさんは法輪大法の心からの九文字「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じ始めると、いつの間にかGさんは眠ってしまいました。目が覚めてみると、何事もありませんでした。仕事場でGさんが嬉しそうに話しているのを聞いていると、少しは大法を信じるようになったのかな? と私は感じました。

 しばらくすると、Gさんの様子がおかしく落ち込んでおり、すごい目つきでしかめっ面をしており、そんな日が何日か続きました。何とGさんは妻とトラブルがあったことが判明し、Gさんは、今まで何度もトラブルがあったが、その都度、妻の父親は人情と道理を心得ているGさんのことを気に入っており娘(訳注:Gさんの妻)を躾けるだけでトラブルは過ぎ去っていた、ということを言いました。Gさんは「他の男が妻を車で送るのを見て不審に思い喧嘩をしそうになりました」と言いました。Gさんは「今は妻にイライラしていて、もう一緒に暮らしたくないので、離婚を覚悟していますが、心の中では息子がかわいそうだと思っています」と言いました。

 そこで私はGさんに「東西の伝統文化において、結婚とは天地または神に対して、節操を守り再婚せず、ともに白髪になるまで添いとげることを誓ったものであり、その誓いを人生の最後まで守り抜かなければなりません。夫婦として良い人生を送るためには、夫婦双方が自分の悪いところを見つけ、問題にぶつかったらその間違いを正すことが必要です。お互いによく接し、尊重し合い、理解し合い、自分の容量を広げ、自分を高めてください。これが家族の和の良性循環です。離婚というのは、相手が悪いと思っているわけで、その間違いを改めないと、自分を向上させることもできないし、再婚しても幸せになれません」と言いました。

 私は師父が説かれた夫婦の縁の法理に対する理解についても伝え、関連した物語を明慧ラジオでGさんに聞かせ、法輪功修煉者が第三者に直面した時、徳をもって恨みに対処し、自分の不足を把握し、夫や第三者に誠意と優しさをもって接し、最終的に家庭の危機をうまく解決したことなどを伝えました。徐々にGさんは離婚する考えを打ち消し、妻とコミュニケーションをとり和解することを決意しました。

 しかし、この時Gさんの妻はGさんの言論を遮り、Gさんのメッセージや電話にも応じませんでした。数日後、Gさんは晴れやかで幸せそうな顔をして、私のところにやってきて「ああ! 佛は人を苦難から救い出すと、人は言います。こんなに些細なことに佛が関わるとでも思っているのですか?」と言いました。Gさんは「妻とやっと仲直りしました!」と言いました。Gさんは私に「どうにも仕方なく、片手にお守り、片手に携帯電話を持って、最後に妻にメッセージを送りました。ああ! 妻はすぐに返事をくれて、じっくり話して仲直りしました!」と言いました。

 当時Gさんはよく感嘆しながら「あなたのおっしゃる通り、自分に素直になって態度を改めたら、妻が本当に良い方向に変わりました」と言いました。そして、このトラブルが過ぎ去った後のGさん夫妻は、以前とは違うものになっていると感じました。以前は、トラブルがあるとお互いに少し冷静になった後に、結婚生活がだんだん絶望的になっていくような気がしていました。今回のトラブルを経て、2人は以前にも増して仲良くなり、まさに昇華し向上しました。

 以前、Gさんが夜勤の時は、昼の12時に寝ていて、まったく食欲がありませんでしたが、妻は強くGさんを食事に起こしました。今(訳注:2022年5月)では妻もGさんが十分に睡眠をとってから食事の支度をするようになり、配慮してくれるようになりました。また、家の中がきれいに片付いています。

 嬉しそうに話すGさんの姿に私は感動しました! 師父、本当にありがとうございました! 本当に大法の師父が説かれた「佛光が普く照らせば、礼儀が圓明となる」 [1]のようでした。

 Gさんを本当に納得させたのは部品を探した時の体験でした。その頃、会社では罰則を強化し、工程を間違えて部品を組立工場に移した場合、500元(約1万円)の罰金を科すことになりました。Lさんと作業していた時、Gさんは製造工程をミスし、ケースの内側の空洞にタバコ大の8ミリの穴が加工されていませんでした。

 GさんとLさんは慌てて問題の部品を探しました。倉庫の中では、離れた場所に何カ所も保管されており、何度も歩いて探したため、GさんとLさんは疲れ果てて、結局見つかりませんでした。しかし、問題の部品を追跡できなければ、4件の仕事で最高2000元(約4万円)の罰金を科される可能性があり、実にストレスが大きかったのでした。

 Gさんは「今回、私は本当に誠心誠意『法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい』と念じ大法の師父にお願いしました」と言いました。「しばらく念じていると『あの場所に行って、もう一度探してみよう』という念が私の頭に浮かんできました。上から3段目の部品がドリルで穴が開けられていないのを一目で見てとれ、私はLさんを指差し、Lさんは走って来て携帯電話で照らしましたが、どの部品かわかりませんでした。私はLさんのところに歩いて行って指を差すと、Lさんにもやっと目に入りました」と言った時、Gさんは少し興奮気味でした。

 そうです、私たちが探していたその3層の箱は高さ2メートル近くまで積み重ねられ、黒く塗られており、その前に立っても、空洞の中にあるタバコ大の大きさの小さな穴が開いているかどうかは、懐中電灯で確認しなければなりませんでした。最後にGさんは笑顔で「私は『法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい』と念じて起きた奇跡によって部品を見つけたことをLさんに話しましたが、彼は『信じない』と言いました」と言いました。Gさんは「他の人が信じなくても私は『これを念じると毎回うまくいく』と信じています」と言いました。

 来る5月13日の「世界法輪大法デー」に当たり、迷いの中にいる世界中の人々が心を静めて考え、中共の嘘に騙されることをやめ、法輪大法に対する偏見や邪念を捨ててくれることを私は願い、私はGさんが法輪大法と結んだ縁についての話を書かせていただきました。

 人生の中で困難な状況、さらには絶望的な状況に遭遇した時、特に疫病の大きな圧力に直面した時、心の窓を開けて敬虔に法輪大法の師父に助けとご加護をお願いし「法輪大法はすばらしい、真・善・忍すばらしい」という心からの九文字を誠心誠意念じれば、気づかないうちに「大きな問題を縮小し、小さな問題を解消させる」ことができ、窮しても道が開けるかもしれません!

 みなさんご存じでしたか? 法輪大法の明慧ネットにはこの他にも、病気や痛み、交通事故、中共ウイルスで重症となり絶望的な状況下の中で、誠心誠意心からの九文字を念じて救われた多くの人々の体験談が掲載されています。その先にある幸せ、美しさ、感動を自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか。

 全世界の人々が一日も早く真相を理解し、法輪大法の偉大な恵みに包まれるようにと願っています!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 (完)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/19/442282.html)
 
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