意図せずに口を修めていないことについて
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年7月23日】明慧ネットで「口を修める」について、多くの文章が掲載されました。師父も『轉法輪』の中で「口を修める」についてはっきりと説かれました。長年の修煉の後、私は、中国の一部の修煉者がまだ自分の発言に細心の注意を払わず、特に私たちが配布する情報資料を印刷する際に、意図せずに他の修煉者についての情報を漏らしてしまうことがあることに気づきました。

 私の知り合いの修煉者は好奇心が旺盛で、彼女はよく他の人に聞きます。「この資料は誰が作ったんですか? どこで手に入れたのですか?」また、いつ、どの同修が連行されたとか、連行された同修の家族背景まで詳しく喋った人もいます。

 法を正すことは最終段階に来ています。私たちの修煉に対する要求は非常に高く、ミスをする余地はほとんどありません。旧勢力も私達の修煉状況をよく見ています。もし私たちが口を修めることに注意を払い、同修の身分を守らなければ、彼らに重大な危険をもたらすかもしれないのです。

 ここで私の話をしましょう。これは十数年前のことですが、私の知り合いの同修Aさんは、自宅で資料を印刷していました。彼女はとても頭がよく、印刷やレイアウトをするのが得意です。私たち2人はそれを秘密にしていたので、Aさんが資料を作っていることは誰も知りませんでした。

 その後、Aさんは別の都市に移り、私は彼女が以前やっていた仕事の一部を引き継ぎました。レイアウトを完成させた後、ある協調人から「本当によくできていますね」と褒められました。私は、「引っ越されたAさんが教えてくれたんですよ」と言いました。その時、私は、Aさんはもうこの街には戻ってこないし、誰も彼女のことを知らないから、私が話しても大丈夫だろうと思いました。

 それから数年後、Aさんは実際に戻ってきました。Aさんは私に会うなり、「どうして口を修めなかったのですか? なぜ、私は頭がよくて、資料を印刷するのが得意だと協調人に言ってしまったのですか?」と聞いてきました。

 私は驚きました。私は思い出し、自分の間違いに気づきました。

 これは、私たちが知らず知らずのうちに、他の同修の情報を漏らしてしまう悪い例です。私たちは、同修に危険をもたらさないように、特に注意しなければなりません。必要でない場合は、気軽に住所や氏名などの個人情報を聞き出さないように気をつけたいものです。

 以上は、私の限られた理解の一部です。法に基づいていないところがあれば、同修の慈悲なる指摘をお願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/17/441336.html)
 
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