文/中国の大法弟子 純浄
【明慧日本2022年8月4日】私は真相を伝え、三退を勧める中で、すべての衆生が真相を理解し、救われるのを待ち望んでいることを深く感じました。ここでは、数例だけを挙げます。
「私たち家族は全員、急いで三退をしてくれる人を探していました」
最近、遠方から親戚の夫婦が我が家に遊びに来て、会うととても親しみを感じました。その妻が突然、「以前あなたは、病気がちだったのに、85歳になった今でも、こんなに元気で、頭がよく、考えがはっきりしていますね。何か妙薬でも飲んでいるのですか?」と聞きました。私は笑顔で、「私は妙薬を飲むよりも奇跡的な法輪功を煉っているのです!」と答えました。彼女は目を大きく見開いて、「なるほど、だから元気なのですね! 私は他の法輪功学習者にも会ったことがありますが、みんな元気で良い人ばかりです」と言いました。
そして私は、「法輪大法は宇宙大法で、高いレベルの佛家修煉法です。だから、病気を取り除き健康を保つだけでなく、煉功するときも巨大なエネルギーを感じることができます」と伝えました。また、法輪功が世界中に広く伝わっていることや、貴州省平塘県の蔵字石に刻まれた天然文字「中国共産党亡」のこととか、中国共産党(以下、中共)から脱退してこそ、中共のために「命を捧げる」という毒の誓いを取り消すことができ、はじめて安全で幸せな生活を送ることができると説明しました。
すると彼女はすぐに、「どうすればいいのですか? 前から三退したいと思っていましたが、方法が分からなかったのです」と言いました。私は、「三退したい人の名前を書いてくれれば、やってあげます」と教えました。夫婦は直ぐに、16人のリストを書き出して私に渡しました。その中には3人が党員で、他の人は団、隊から脱退するということでした。
私は、「この人たちはみんな三退に同意したのですか?」と尋ねると、夫婦は「みんな家族です。みんなドアに掛けられた法輪功の資料を読んだことがあり、三退したら安全になることを知っています。今、天災や人為的な災禍が多いいのですが、みんなが三退をしたくても、やってくれる人がいないのです。他の人にお願いする勇気もなく、どうしたらいいのか分からなくて、焦っていたのです」と話しました。
夫婦は顔を見合わせ、彼女は笑顔で、「今日、あなたに会って、やっと問題を解決することができました!」と言いました。嬉しくてほっとした様子でした。
脱退を待っていた心優しい司法幹部
ある司法幹部は、3年間行方不明になっていた法輪功学習者が、連行、拘禁され、拷問で死亡した経緯を密かに調べてくれたり、その家族が公安部門と交渉した時にも、いろいろと手伝ってくれました。この件で、司法幹部は自ら巻き込まれることもありましたが、最後まで助けてくれました。彼は「後悔したことはないです」と言いました。
ある日、その学習者の家族が偶然に司法幹部に出会ったので、家族は改めて感謝の気持ちを伝えた後、彼に三退を勧め、引き続き密かに学習者を守るようにと話すと、彼はとても嬉しそうに、「分かりました!」と笑顔でうなずいて、三退しました。その家族が「あなたの健康と幸せを願っています」と言った時、彼は感極まり、その家族の手を握りしめ、「ありがとうございます!」と何度も言ったそうです。
三退をした半年後に、司法幹部は課長から局長に昇進し、福報を得たそうです。
一般の人々も、身の安全を守るため急いで真相を知りたがっている
ある日、私は迫害の実態を伝えるため出かけた時、一台のタクシーが一周回って、また私の前で止まったので縁のある人だと思いました。運転手はとても明るかったので、私は率直に話かけてみました。
数年前の実話を運転手に話しました。ある船が大波で沈没しそうになったとき、乗組員の一人が船板の上にひざまずいて「李洪志師父、私たちを助けてください!」と叫びました。すると、風と波が静まり、彼らは救われました。 私は続けて、危機の時に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」、「李洪志師父、私を救ってください!」と叫べば、無事になるのだとも伝えました。
すると、運転手は嬉しそうに大きな声で「えーと、何とおっしゃいましたかね? 李洪志大師?」と聞きましたが、突然、耳をつんざくような大声で、「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい! 李洪志大師、私を救ってください!」と叫びました。しかも興奮気味に「でしょ? そうでしょ?」と尋ねました。私はその情熱に感動しながら「はい! はい! そうです」と答えました。
運転手は妻ともに三退しました。「善良な人々が真相を知りたがって、救われるのを待ち望んでいるのだ!」と、私は感激しながら思いました。
「私は100%あなた達を信じています」
私は法輪功を学んだ後、師父の教えに従って心を修め、常に心を清らかにすることを重視しています。
ある日、ふと定年退職する前のあることを思い出しました。当時、勤務先の責任者を務めていた私は、大学を卒業したある准教授の娘さんの就職先を探していましたが、某局長にプレゼントを買うために、私は准教授から300元を受け取りました。しかしその後、私の一本の電話で娘さんの仕事が決まったため、何も買わずに済んだので、お金は私の手元に残ったまま、長い間忘れていました。
私はお金を預かったまま、ずっと忘れていたことを思うと不安になりました。修煉において、ほんの少しでも偽りのことがあってはいけません。「お金を返さなければならない!」と思いました。そして、数千キロも離れていましたが、数年かかってようやくその准教授に会うことができました。准教授は「お金を返す」という話を聞いて、「もう何年も前のことなのに、まだ気にしていたのですか? 当時、職階名の評価や住宅の配分などで、あなたにはずいぶんお世話になりました。こちらから、何のお礼もしていないのに、このお金は決して受け取ることはできません」と驚きながら言いました。
私は准教授に、「中共の特権制度のもとで、私は良心から大きな悪事をしたことはありませんが、小さい事で多くの利益を得たことは確かにありました。もし私が法輪功を学んでいなければ、何年も前に預かったこのお金を返さないはずです。しかし、私は法輪功を学んだからには、師父が言われたように、真の純粋で無私無我の人間にならなければなりません。お金を受け取ってください」と言いました。
同時に、私は准教授たちに法輪大法のことや、特に迫害の実態、中共による臓器狩り、今の天災と人災に現れている善悪の報い、天の意志を予言している貴州省の蔵字石のこと、三退、および「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」を念じるなどのことを伝えました。
話をよく聞いた後、准教授の家族全員6人が三退しました。そして准教授は、「今、あなた達の法輪功学習者のような人は本当に少ないです。私は100%あなた達を信じています」と、何度も心からの感謝の言葉を言いました。これは、衆生から師父への感謝なのです。大法に対する感謝の気持ちなのです。