師父は夫の命を二度も救って下さった
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年8月22日】5年前のある日、夫が銭湯にいた時に突然心臓が苦しくなり、自分で110番通報し、銭湯のスタッフに「私は110番に救急通報したので、もし来たら案内して下さい」と伝えました。救急車が来た時、夫は既に意識がなくなっていました。夫はすぐ近くの病院に搬送され、救急処置を受けました。しかし心電図には線はなく、全て円形になっていたので、医師は中央病院に転院するよう指示しました。中央病院の医師は夫に電気ショックを与え、昏睡状態から目覚めさせました。その時、夫はズボンを濡らしていました。一般的に、それはもうダメだと言うことを示しています。

 私が病院に駆けつけた時、医師からすぐ手術をするように言われました。「ご主人はかなり危険で、いつ逝ってもおかしくない状況です。手術をしても、もしかして手術台に乗る前に、移動するだけで亡くなるかもしれないし、手術中または手術後に亡くなる可能性もあります」と言いました。当時私は全然怖くなく、落ち着いていました。先生に「夫は今起きていますか」と聞くと、起きていると教えてくれました。私は「本人に聞いてみます」と言いました。

 私は集中治療室に入り、夫に「『法輪大法は素晴らしい』と唱えてください。師父はきっと救って下さいます」と伝えました。私も一緒に唱え、師父に夫を救って下さるようお願いしました。また夫に、「医師から手術をするように言われているが、どうしますか」と聞きました。夫は手術はしたくないと言いました。医師に伝えたら「心電図を見てください。手術をしないといつ亡くなってもおかしくない状態です」と言われました。しかし1時間後、看護師さんが良い知らせを聞かせてくれました。夫は完全に目が覚め、お腹がすいたのでご飯を食べたいと言いました。師父が夫を救って下さったとすぐに分かりました、心より感謝致します。夫は段々良くなり、数日後に退院しました。

 家に戻り、家族や親戚たちに他の病院でも検査した方が良いと言われました。私たちは前回にとった心電図を持って行きました。医師はその心電図を見て、「この人はまだ生きていますか」と聞きました。私は夫を指して「彼です」と言うと、医師は夫を見てとても驚いた表情で「このような心電図で生きている人はいません。あなたはとても幸運です、すぐ入院して下さい」と言われました。

 再度検査をして、彼の病状を考えるとステント治療は不可能で、心臓バイパスが必要だと言われました。夫はとても緊張して、心配していました。私は夫に「大丈夫、『法輪大法は素晴らしい』と、ずっと唱えて下さいね」と言いました。手術当日、同修たちも病院に来てくれ、夫を励ましてくれました。医師はこのような手術は大体4時間かかると言い、私たちはホールの大きいスクリーンの前で待機しました。1時間半ほどして、スクリーンに「手術成功、集中治療室に搬送済み」というメッセージが出て来ました。皆は驚いた顔をして「手術がどうしてこんなに早く終わったんだろう」と話しました。

 夫は集中治療室で2日目に麻酔から目が覚め、普通の病室に移りました。こんなに大きい手術にも関わらず彼には痛みがなく、回復も早く、8日目に退院しました。

 家に戻り、彼は「あと少しでお前に会えないところだった」と言いました。その理由を聞いてみると、集中治療室で起こった恐ろしい光景を話してくれました。「手術の時、手をベッドに縛り、動けなくし、身体中チューブだらけで、口にもチューブをいれた。目を覚ましたのは夜中で、周りには看護師が1人もおらず、口に入っているチューブが喉に入り込んでいる感じで、手は動かないし、声も出せなくて、息がだんだん苦しくなり、ここで死ぬだろうと思った。その時、『法輪大法は素晴らしい』を思い出した。心の中で『法輪大法は素晴らしい』と叫んだ途端ドーンと大きい音がして、身体から何か抜けて行くような感じで、口の中のチューブも抜け、歯でチューブを抑えると、スムーズに息ができるようになった。法輪大法が私を救って下さらなければ、もうこの世に私はいなかったよ」と言いました。

 夫は命を救っって下さったお礼に師父のお誕生日にケーキを注文しました。彼は自分の体験から大法を広め、彼の友達や同僚に「法輪大法は素晴らしい」と勧めるようになりました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/18/447802.html)
 
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