瀋陽市の劉剛利さん 4年6カ月の不当判決
【明慧日本2022年9月2日】(遼寧省=明慧記者)瀋陽市の法輪功学習者・劉剛利さん(56歳女性)は昨年8月10日、瀋陽経済技術開発区裁判所により、懲役4年6カ月の実刑判決を不当に言い渡された。最近、家族が劉さんのためにお金を預けたところ、留置場の預金がゼロになったことが分かり、電話で調べてみると、劉さんが遼寧省第二女子刑務所に連行されたことを知った。留置場側は、正確な収容日の開示を拒み、面会も許可しない。
劉さんは、瀋陽市鉄西区に住んでいる。2014年2月、法輪功迫害の実態を伝えたとして濱河派出所の警官に連行され、その後、瀋河区裁判所から懲役3年の実刑判決を受け、遼寧省女子刑務所に連行され迫害された。管区では、劉さんは2人の受刑者に24時間囲まれ、長時間立ちっぱなしで、寝ることも、トイレに行くことも、誰とも話すことも許されなかった。2017年2月26日、3年間の監禁を受けた後解放され、自宅に帰された。
2020年2月2日、劉さんと娘は自宅近くの市場に買い物に行き、市民に法輪功迫害の実態資料を配り、真相を知らない人に通報され、当日の午後、瀋陽市鉄西区公安分局七馬路派出所の警官に連行された。2月5日、保釈された。
2020年12月8日、劉さんは七馬路派出所副所長・孫宏亮らの警官に連行され、瀋陽市留置場に連行され、拘束された。瀋陽市鉄西区公安分局の国内安全保衛部門が、劉さんの案件を地区を越え、瀋陽経済開発区検察庁に移送した。12月22日、劉さんは瀋陽経済技術開発区検察庁から逮捕令が出された。
瀋陽経済技術開発区裁判所が2021年5月13日、7月19日の2回にわたり、劉さんを裁判にかけた。8月10日、懲役4年6カ月の実刑判決と1万元(約20万円)の罰金を宣告した。