蘭州市の金吉林さん 17年間にわたって不当拘禁
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 【明慧日本2022年9月28日】(甘粛省=明慧記者)甘粛省蘭州市楡中県の法輪功学習者・金吉林さん(57歳前後)は2015年7月2日未明、蘭州市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に借家から不当に連行され、その後、裁判所から懲役7年の実刑判決を宣告された。 今年7月1日、金さんは冤罪を終えて蘭州刑務所から帰宅した。

 楡中県金崖鎮金家崖村に在住の金さんは、法輪大法の真・善・忍の信念を堅持し続けたとして、かつて懲役10年と7年の二度、不当な判決を言い渡され、楡中県留置場、平安台労働教養所、西果園留置場、蘭州刑務所、定西刑務所、酒泉刑務所、龔家湾洗脳班で転々と拘禁された。10数年間、金さんは血まみれの黒い巣の中で苦しみを嘗め尽くした。

 金さんが10年間拘禁されている間に、祖母、母親、妻が迫害と精神的なプレッシャーに耐えられず、相次いで亡くなった。2012年8月、家族を支える唯一の存在であった義弟も交通事故で亡くなった。二度目の拘禁中に、金さんの80歳近い父親が他界し、その時、そばに家族は一人もいなかった。

 2002年10月28日、金さんは楡中県裁判所に懲役10年の実刑判決を宣告された。刑務所で10年間、金さんは24時間睡眠禁止、トイレ禁止、激しい暴行、長時間立ったままの姿勢を強要、2本の指で目を突かれ、木の板で頭を押さえつけられ、針で体を刺され、首を締め付けられ、昼間には首に熱湯をかけられ、夜には服を剥ぎ取り冷たい水をかけられるなど、筆舌に尽くしがたい拷問を受けた。

酷刑演示:针扎

拷問の再現:針で体を刺される

 2012年8月25日、金さんは10年間の冤罪を終えて帰宅した。

 2015年7月2日未明、金さんは蘭州市国保の警官により借家から再び連行され、相前後して楡中県拘置所と楡中県留置場に拘禁された。2016年6月22日、金さんは裁判所から懲役7年の実刑判決を宣告され、蘭州刑務所に拘禁された。

 蘭州刑務所で金さんは、罵られ、長時間吊るし上げられ、立つ姿勢を強制され、空腹にさせられ、睡眠を剥奪されるなどの拷問を受け、重労働を強いられた。1日に蒸パン1つとコップ1杯の水しか提供されず、50~60日間も洗面することができず、15昼夜連続して睡眠を許されなかった金さんは、精神的にも肉体的にも大きなダメージを受けた。

中共酷刑示意图:吊铐

拷問のイメージ図:吊るし上げられる

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/9/20/449857.html)
 
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