病業の虚像について話す
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年10月5日】私は1998年に幸運にも法輪大法の修煉を始め、師父の加持と保護の下で今日に至りました。病業の問題について、すこしお話したいと思います。

 2019年、私は警察に連行されました。留置場での迫害により血圧が198まで上がり、心臓は誰かが触れたら破裂しそうなほど速く鼓動していました。師父と大法を信じ、15日後に家に戻りましたが、心拍数はそれ以降も異常が続いて、鼓動が早くなったり、遅くなったり、良いときもあれば悪いときもありました。

 最近、時にはもう耐えられないほど、心臓の調子が悪く、身体に力が入らないのです。ある日、抱輪(二式功法)をしているとき、突然心臓の鼓動が早くなり、あまりにも勢いが強く、嫌な予感がしたため、「師父、助けてください」と心の中で叫びました。すると、心拍数がゆっくりと落ちていきました。

 煉功が終わったあと、こうなる原因をしっかりと考えました。何事もいつも「感」でやっていると同修に言われたことを思い出しました。なぜいつも感で動いてしまうのか、なぜ理性で法を認識できないのか、いつも常人の認識に留まれば、向上できるはずがないのです。第一に、自分は大法弟子であり、病気がないこと、第二は師父に守られており、邪悪に左右されないのです。このことを思い、これ以外何があるのかを考えると、それは何でもないことで、自分を向上させるための虚像だと認識しました。本当に一念だけで、そう思うと、身体がすぐ軽くなりました。

 師父は「真の煉功者としては、高い次元に立って物事を考えなければならず、常人の考え方で物事を考えてはいけません」[1] 、「上の次元へ上がろうとすれば、持っていた良くない考えや汚いものを捨てて、その次元の基準に同化しなければなりません。そうしてはじめて上がって来られるのです」[1]と説かれました。

 今までの様々な良くない思いや考えは、実は全部常人の考えで図られており、大法弟子の心性基準に合わないことがよく分かりました。そこで邪悪はこの点を捉え、どんどん気分を悪くさせ、ついに病業状態に陥れ抜け出せなくし、完全に立ち直れないようにさせています。それらの考えは私ではない、全部要らないと捨てました。現在、身体の調子は完全に回復し、正常な状態に戻りました。

 この出来事を通して、もし大法弟子が本当に自分を修煉者だと思い、大法弟子には病気がないという師父の言葉を100パーセント信じれば、すべての病業の現れは偽りになると悟ったのです。心を正して、完全に否定すれば、何でもないのです。結局、根本的に師父と大法を信じるかどうかの問で、修煉者の心性の問題でもあります。

 そのため、これらの病業の虚像に直面したとき、心性を高める努力が必要だと感じています。

 多くの同修が病業の中にいるのを見て、自分の体験を書き、同修のお役に立てれば、幸いです。また、よく交流してくれた同修や明慧サイトの交流文章に感謝し、法を理性的に認識することができ、さらに、師父の慈愛とご加護に感謝します。今後は、もっと精進して自分を修め、師父と一緒に本当の家に帰ります。

 個人的な認識のため、不適切なところがあれば、指摘していただけると幸いです。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/9/24/450009.html)
 
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