「スイスドイツ語圏法輪大法修煉体験交流会」開催
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 【明慧网日本2022年10月27日】(明慧記者・高思羽)スイス第4回ドイツ語圏法輪大法修煉体験交流会が10月23日、スイスの中央部の町シュプハイムで開催された。 スイス、ドイツ、オーストリアからの法輪功学習者(以下、学習者)が交流会に出席し、22人の学習者が修煉体験を発表した。

 発表した学習者達は、仕事、勉強、生活の中で、真・善・忍に照らし合わせ、どのように自分自身を向上させたかについて交流した。中には、真相を伝える過程での体験談を話した学習者もいた。

图1:法会现场

交流会場

图2~5:学员发言

交流会で発表する学習者

 プレッシャーの中で真・善・忍の原則に助けられ善の心を保つ

 デニスさんは病院で働く看護師。交流の中で彼女は、中共ウイルス(武漢肺炎)の感染が広がる中、新型コロナウイルスの患者病棟に配属されたことを交流した。それは、すべての病棟から完全に隔離され、いつまで続くかわからないまま、まるで隔離され孤立した別世界にいるような状態だった。その病棟には薄暗い小さな休憩室があり、勤務時間中は病室から出ることが許されなかったという。「私達はビニールの防護服を着るほか、通常のFFP2マスクのうえにさらにマスク一枚かぶせているので、余計に息苦しくなっています。人手不足もあって、スタッフの隔離によって欠勤が増え、そして私たちの病棟で働くことへの大きな恐怖から、私達は休憩を取ることができず、時にはトイレや飲食をする前に7~8時間働き続けることもありました」とデニスさんは話す。

 デニスさんはさらに、「その数カ月は看護師以外の人は私たちの部署で働けないことになっていました。通常の業務に加え、商品の注文、トイレと病棟、厨房の清掃、内線や外線からの電話を受け取らなければなりませんでした。簡単に言えば、これは私たちの心身にとって大きな挑戦となったのです。外部との連絡方法は電話のみとなっています。勤務表はほぼ毎日、時には1時間ごとに変わっていました」

 それだけでなく、その期間、同僚が「デニスは仕事が遅い、勤務時間が短すぎる」と周囲に不満をもらし、「規律正しく働いていない......」と批判された。このような仕事の高度のプレッシャーと不当な非難に直面し、デニスさんは怒り、迷いと苦悩、悔しさと憤りを覚えた。しかし、彼女は自分が修煉者であることをはっきりと自覚し、すべては自分が向上するためのチャンスだと思い直した。彼女は、「師父は、真・善・忍の原則を通じて、私の感情をコントロールするのを手助けてくださいました。私は、苦しみの中でも善の心を保ち、執着心を取り除くことを学びました」と語った。

 デニスさんの態度や行動は他の同僚にも影響を与え、後に同僚の前で上司に褒められ、同僚からより信頼されるようなった。同僚たちが難しい患者の看護をデニスさんに頼むようになり、彼女はそれを快く受け入れている。頑固で横行な患者にも、デニスさんは根気強く、思いやりのある対応をしている。 同僚たちはデニスさんの忍耐強さに驚き、気難しい患者もデニスさんに看護を任せるようになった。

 デニスさんは師父にとても感謝しているという。「師父は私に、法理を認識させ、自分の欠点を見つけ、成長するための時間を与えてくださいました」と話した。

 交通事故に遭い、それでも人を救うことを忘れない

 ウルスラさんは、神韻のプロモーションでの経験を分かち合った。彼女は2人の学習者と神韻の宣伝パンフレットを配りに行ったとき、突進してきた車にはねられ、運転手は間もなくその場から立ち去った。3人とも無傷だったという。

 その後、ウルスラさんは、交通事故が業の返済だったと悟った。しかし彼女は師父の教えを思い出し、大法弟子には人を救う使命がある。彼女は事故を起こした運転手を恨んでいなかったが、法輪功の素晴らしさを運転手に知らせることができなかった。そこで、彼女は運転手に手紙を書き、3人とも無傷であることを伝え、大法のことを知ってもらうために資料を同封した。運転手は97歳の男性で、自分も怪我をしていないので、大法の資料に興味がある、と間もなく返事があった。運転手の娘が、父親の変わりに事故処理する際に、自分も大法の資料を読んだという。

 内に向けて探す力

 シンシアさんは、1歳半の息子が勝手に道路に出るのを以前から心配していたので、庭のフェンスを直さない家主に不満を言ったり、隣の人に正門に鍵をかけておくように注意した。しかし、それでも息子のことが常に心配で、何度も門の鍵を確認し、時には息子の姿が一瞬でも見えなくなると心配になり、1人で街に出たのではないかと恐れていた。

 彼女は、自分の恐怖心がもう理性的ではないことに気づき、内に向けて探した結果、「息子を失うことへの大きな恐怖心があることを発見したのです。この執着心を放下するように心がけ、師父の親族の情に対する説法を思い出しました」と彼女は話す。その後、彼女は落ち着きを取り戻し、そして息子は門の前に行かなくなり、庭に留まるようになり、以前のように門を乗り越えて外に出なくなったという。

 そして、それは母親も同じだった。 母親は法輪功を修煉していたが、後に修煉を放棄しただけではなく、抵抗もした。シンシアさんは母親に大法を受け入れてもらいたいと願い、何度か試みたがうまくいかなかった。しかし、シンシアさんが内に向けて探すようになってから、母親の様子も変わっていった。

 彼女は、「私は内に向けて探し始め、称賛されたい、認められたいという執着心があったことがわかった。そこで、私は母の立場に立って考え、自分が修煉を始めてから母が私をどう見てきたかを考えた時、母の考えをより理解できるようになりました」と話す。 数日後、母は 「私は再び法輪大法を修める決心をしました 」と告げたという。

 学法煉功の重要性

 ディープ・レさんは、交流の中で睡眠に関する二つの異なる経験について話した。修煉する前はとにかく寝るのが好きだった彼女は、ある日、異常に眠れなくなり、次の日の仕事量を考えると大きなプレッシャーになった。最後に起きて第5式の功法を煉功することにしたが、意外にもたったの3時間の睡眠の後、一日中スッキリした気分で、冷静に手間のかかる厄介な仕事をこなすことができたという。

 またある時、疲れを取るためにもう少し寝ようとしたが、しかし一日中うとうとと眠気に襲われ、体中が痛くなったという。 このことから彼女は、「修煉者の理は常人の理と正反対である」と悟った。

 そして、メディアプロジェクトでのフルタイムで高度な勤務は、彼女に常人の生活への憧れさえ抱かせるようになった。しかし、ある日の学法で、彼女は再び修煉当初の学法の感覚を感じたという。「師父が直接私に説法してくださっているようです。言葉のひとつひとつが心の奥底に響いて、温かいエネルギーが体の中を流れていくのを感じました。師父の法が私の心を深く動かしました」

 学法が終了した後、彼女は突然、自分の不満がばかげていると感じ、同時に学法と煉功がどれだけ重要なのかを悟った。仕事が多いときは、本当はもっと学法する時間に充てるべきだという。もし、他のことで学法時間を減らしてしまったら、それは優先順位を間違えており、時間を有効に使っていないことになる。これに対する説明はすべていい加減な言い訳なのだと気づいたという。

 交流会は20時頃終了し、多くの同修が啓発を受け、実りある経験をして別れを告げた。

图6:部份参加法会的学员合影谢师恩。

交流会に参加した学習者、師父に感謝して記念撮影

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/25/451139.html)
 
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