【明慧日本2022年12月13日】(黒龍江省=明慧記者)法輪功学習者・張樹徳さん(32)は、勤務先から盤錦市ハイテク開発会社での仕事に派遣された。2017年6月26日、張さんは派出所で居住証を作る際に、法輪功を学んでいることを認めたという理由で不当に連行され、懲役7年の実刑判決を不当に宣告された。
2018年12月27日、張さんは瀋陽東陵刑務所に拘禁され、2021年9月から夜はベッドに手錠をかけられ、ベッドから下りることを許されなくなった。ここ3カ月は、張さんに関する情報が一切なく、不明のままの状況である。
拷問のイメージ図:ベッドに縛り付けられる |
刑務所では、張さんは買い物をしたり、家に電話をかけることも、家族との面会も許されない。警官は張さんに煉功させず、夜にはベッドに手錠をかけ、数日連続して張さんをベッドに縛り付けた。
2021年9月から、張さんは2人の監視役に監視され、日中は小さな腰掛けに座らされ、ちょっと目を閉じるとすぐに起こされ、夜は手足に手錠をかけられた。
張さんは黒龍江省ハルビン市双城区の出身で、ハルビン工業大学の大学院を卒業し、2014年、遼寧省の大連土木建築設計院から盤錦市ハイテク開発会社での仕事に派遣された。張さんは真・善・忍の基準に従って物事に対処し、誠実で信頼できる好青年である。
2017年6月26日、張さんは派出所で居住証を作る際に、戸籍担当者に法輪功学習者であるかどうかを聞かれた。張さんは正直に法輪功を学んでいると答えたため、直ちに手続きを停止させる結果となった。2018年2月8日、張さんは盤錦市興隆台区裁判所から懲役7年の実刑判決と2万元の罰金を言い渡された。
2018年12月27日、張さんは瀋陽東陵刑務所の7監区に拘禁された。2019年1月4日、張さんは「煉功をしたい」と言ったため、警官と受刑者らに暴力を振るわれ、鼻血が流れ、全身が傷だらけになった。警官と受刑者は疲れ果てるまで激しく暴力を働いた。
2019年6月10日、張さんは5監区に送られ労働を強制されたが、張さんは拒否した。すると、警官らが張さんを地面に殴り倒し、手錠をかけ、スタンガンで電気ショックを与えたり、靴で張さんの頭や耳を叩いたりした。拷問は2時間以上にも及んだ。
拷問の再現:スタンガンで電気ショックを与えられる |
そして同年7月12日、張さんは耐え難い耳の痛みに襲われ、治療を求めた。警官は治療をさせないばかりか、陰険な笑みを浮かべて、「労働しないなら、もう1回打ってもらうぞ」と言った。そして、警官は張さんを事務所に連れて行き、6本のスタンガンを持ってきて、張さんに手錠をかけた。続いて3人が同時に数本のスタンガンで張さんに電気ショックを与えた。