江沢民の現報と地獄の報い
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文/向上(中国)

 【明慧日本2022年12月25日】江沢民は「六四天安門事件」で亡くなった学生達を踏み台にして、中国共産党(以下、中共)の総書記に就任し、腐敗によって国を統治し、「こっそりと財をなす」という流行語を発言しことで、中国のあらゆる官僚を腐敗させることに至った。また、江沢民が開始した法輪功への迫害は、真・善・忍を否定し、全社会で中共の偽、悪、闘という思想を思う存分に自由化させ、社会道徳の堕落を招いたのだ。

 中国社会と人々は今も、彼の悪行がもたらした結果に苦しんでいる。善悪には報いがあるという道義に従えば、このような悪事の限りを尽くした悪者が、現報(現世での業の報い)と地獄の報いを受けないはずがないだろう。

 江沢民の現世の報い

 中共の公式メディアが2022年11月30日、江沢民の死亡を発表したが、その夜、多くの中国国民が安堵し、花火を上げて祝った。

 江沢民は上海の党書記在任中、市民の間では「江ガエル」と呼ばれていた。

 江沢民が政権を握っていた頃、『江沢民其の人』という本が世間に出回り、彼の「カエル」のあだ名の由来、「二つのスパイと二つの偽造」(訳注:江沢民は2カ国の他国スパイであったこと、自分の経歴を2カ所偽造したこと)、彼がいかに国を腐敗させたのか、いかに国を裏切ったのか、また複数の女性との関係が明らかにされた。 つまり、江沢民がまだ在任していた頃、国民に暴露されたのである。これは現世の報いの現れではないだろうか。

 江沢民は法輪功への迫害を発動した後、時々悪夢にうなされ、自分が多くの法輪功学習者を迫害致死させたことで、地獄に落とされることを恐れるため、自宅で「地蔵経」を写し、大金をかけてラマ僧に開運を祈ったことが噂になった。一般国民の間では江沢民を「江鬼」とも呼んでいた。

 江沢民の地獄の報い

 『アジア週刊』は2004年6月5日、江沢民が安徽省九華山の仏教寺院・旃檀林(せんだんりん)寺に行き、地蔵菩薩の加護を願ったと報じたことがある。情報筋によると、江沢民は6月4日にすでに出発した。その日、江沢民は針のむしろに座っているようで落ち着かず、眠ろうと思っても眠れず、食べ物も喉を通らなくて、いくら説得しても昼夜を問わず九華山へ出向かわなければならなかったという。それは、前日、無限地獄に落とされて拷問を受けるという非常に恐ろしい夢を見たからだと、後に江沢民は周囲に話していた。

 無限地獄がどれほど恐ろしいかについては、『江沢民其の人』という本の終わりに、ある僧侶の言葉で次のように記載されている。

 無限地獄は極めて広く、地獄の罰が永遠に終わらないのである。無限には5つの種類がある。その一、「無限の時間」である。これは時間の中断がなく、昼夜を問わず刑罰が与えられることを意味している。その二、「無限の空間」である。これは刑罰を受ける者の体のあらゆる部分が中断なく拷問されることを意味している。その三、「無限の刑罰道具」である。これは刑罰の道具が途切れることなく、あらゆる種類の道具が使われることを意味している。その四、「無限の平等」である。これは前世での地位に関係なく、男も女も平等に途切れることなく拷問を受けることを意味している。その五、「無限の生死」である。これは拷問を受けた者がその都度苦しみながら死んでいくが、また生き返り、拷問を途切れることなく続けることであり、幾重にも重なる生命の消滅の苦しみは、決して絶えることがないことを意味している。これは宇宙で最も恐ろしいことである。

 また、旃檀林寺は次のように、無限地獄の刑罰を具体的かつ詳細に説明している。

 罪を犯した者がいたら、地獄の牢番から刺股(さすまた:U字型の金具)で空高く投げられ、刺さられた後に刀で全身を切断され、火で燃やされ、死ぬまで繰り返される。その後に『業風』という風が罪人を再び生き返らせ、引き続き拷問を繰り返し、死ぬよりも辛さを嘗めさせるが、死ぬことはできず、この極めて苦痛は終わりがなく、一瞬も止まることがない。

 その者が作る業に応じて、どのような恐ろしい拷問が実施されるかが決まる。例えば、沸騰した肥溜めの中で罪人の首を切る、あるいは沸騰した熱湯の中で罪人が死ぬまで煮る、それから何度も生き返らせるように風を吹きかける、火の城で4つの扉で罪人を挟み、東西に走り逃げても出口がなく、焼け死ぬまで焼き尽くす。

 また、地獄の牢番に熱い鉄の釘を百カ所の骨に打ち込まれ、釘を打った後は自然に火が燃えはじめ、体が焼けて灰になるまで燃える。あるいは雪山で寒風に肉がぼろぼろになるまで吹かれ、生きられず、死ぬこともできない。あるいは常に剣や刀の山の木を上から下に投げられ、一瞬にして全身の骨が折れて粉砕され……何度も繰り返され、果てしなく永遠に止まらない。実に恐ろしい!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/12/15/453128.html)
 
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