資金問題を厳粛にしないと家庭の経済的困窮につながる
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年2月6日】私は20年以上大法を修めた古い弟子ですが、今日ここで師父や同修に私が犯した過ちを明らかにしようと思います。

 私は真相紙幣(中国共産党の法輪大法への迫害の実態を書いた紙幣)を両替するプロジェクトに取り組んでいます。長い間、修煉の緩みから、法の中で自分自身を厳しく要求することができませんでした。ときには、家計が苦しい時、その真相紙幣で家計を賄い、悪いとは思わず、後でその埋め合わせをすることもありました。

 私は2017年から諸事情で仕事をしておらず、夫の体調も悪く、外で働いてもあまり稼げません。わずかな賃金も全部もらえず、通常年末には数千元(10万円程度)しか支給されません。生活はとても困窮しており、しかもその年息子が結婚したため、花嫁に結納金を払わなければならず、その時はまだ3千元不足していたので、仕方なく大法資金の中からお金を使いました。また嫁が出産する際に切羽詰まって、また人を救うための資金を5千元使いました。いずれも数日で返しましたが、やはり大法の資金を勝手に使うことで、結果的に法理に反してしまいました。その時、自分はそれを重視していませんでした。

 2人の孫ができた後、私は家で子供たちの世話をしており、収入源もありません。この間、家計を補うために時々大法の資金を使いました。時々、スーパーに孫のためにおいしい物を買うときや、自分が実家に帰省してお金が足りないときなど、2人の孫が年に数回入院する際にも使い、しかも未だに返済していないものもあります。別の時、息子の借金を返済するために同修から1万元を借りましたが、同修に返済を求められたとき、どこにも借りられず、また大法の資金から、同修に返しました。同修はそれが大法のお金であることを知りませんでした。

 自分の生活はずっと経済的困窮に陥っていました。 最近、普段あまり会わない同修の自宅を訪ねたのです。その同修は私にこう言いました。「以前から家のことを聞いていて、ずっとお話したいと思っていたのですが、なかなか機会がなくて、今日来てくれて良かった、ちょっとお話しましょう。 今日までの家の状況は、あなたが法に従っていないことをしたに違いないと思います。師父は法の中で、すべての大法弟子、特に20年以上修煉している古い大法弟子は福縁があると言いましたが、これは当時の経済迫害ではなく、思想境界や功徳が向上、生活のあらゆる面が法で正されているのに、どうして家族全員が窮地に立たされる状況が出たのでしょう、これは「一人が煉功すれば、一家全員が受益する」[1] ことをどのように反映しているのでしょうか、家族や親戚と友人に大法弟子についてどう思われるのでしょう、早く内に向け非を探しましょう、早く自分を正してください」

 同修の言葉に衝撃を受け、私はすぐに大法資金のことを思い、同修に詳しく話しました。 同修はそれを聞いて非常にショックを受けました。「あなたがこんなに大きな過ちを犯すとは本当に思っていませんでした。これは大法の資源であり、人命を救うためのお金であることは誰もが知っています。私たちはそれを支配する権利はないでしょう、できるだけ早く師父に告白し、懺悔することをお勧めします。早ければ早いほど良いです。とりあえず、使った大法資金を早く補うことです」と同修は言いました。このとき、同修が助けてくれて、5千元を貸してくれました。帰り際に、「求める気持ちを持たず、今は真摯に懺悔して法で自分を正すしかない」と念を押されました。

 この時初めて私は事の重大さと厳粛さを感じ、私の家族のすべての試練は起こるべきではなかったことがわかりました。今になってようやく、自分の経済的な問題は自分の修煉の怠慢のせいで、悪に捕らえられ、迫害されたことに気づきました。

 これはすべて私が引き起こしたことなのです。 最初に魔難が現れたとき、もし法に基づき内に向け非を探せば、多分すぐに過ぎ去るはずなのに、何度もチャンスを逃してしまいました。

 大変な過ちを犯してしまったことを深く反省しており、師父の慈悲深い救いに心から申し訳ない気持ちでいっぱいです。大法の財源は同修たちが節約し貯めたお金であり、命を救うお金ですが、私はそれをどうやって使えたのでしょうか、それでも安心して過ごせるのでしょうか、今となっては、本当に悔やみ、恥ずかしく、言い表す言葉が見つかりません。自分の面子を保つ心、虚栄心、貪欲、利己心、他人から見下されることへの恐れなどの人心が多く見つかりました。

 師父に対しとても顔向が出来ません。自分が間違っていることを知っています。同修にも申し訳なくて、自分の身勝手な欲のために、同修に借りたお金を返すことができず、大変な迷惑をかけてしまいました。

 私がこの問題を明らかにしたのは、一つは師父に懺悔することであり、もう一つは私のようにならない様に戒めとして同修に呼びかけます。師父の慈悲を真剣に受け止め、大事にしなければいけないと思います。そうでなければ非常に危険なのです。これからは必ず法を修め、自分に厳しく、残りの短い時間の中で三つのことをしっかりと行い、師父の御恩に応えていきたいと思います。

 注:
 [1] 李洪志师父の著作:『オーストラリア法会での説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/1/28/455346.html)
 
関連文章