2023年2月、19人の法輪功学習者が迫害で死亡(二)
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 【明慧日本2023年3月16日】(前文に続く)

 9、何度も残酷な迫害を受けて王恵蘭さんが死亡

 南京市玄武区の学習者・王恵蘭さんは、何度も洗脳班や派出所に不当に連行され、労働教養所で残酷な迫害を受け、住民委員会の関係者および警官らによる嫌がらせや尾行が絶えなかった。2015年8月、王さんは連行された後に懲役1年6カ月の実刑判決を宣告され、2017年の旧正月前に南京女子刑務所に拘禁された。2022年12月25日、王さんは迫害により死亡した。

 10、山東省の陳再山さん夫婦は迫害され死亡

 山東省海陽市の学習者・陳再山さんとその妻は、常に中共当局から嫌がらせを受け、拘禁されたこともある。迫害によって、陳さんの妻は2021年に死亡し、陳さんも2022年の冬にこの世を去った。2018年11月9日、陳さんは開発区派出所の警官らに不当に連行されて、拷問を受けた。警官は「お前を打ち殺しても、平気だ」と豪語した。

 11、深圳市の李遠強さんは迫害で死亡

 深圳市の学習者・李遠強さんは、少なくとも6回拘留され、洗脳班に1年8カ月拘禁され、労働教養処分2年を科された。2021年、李さんは洗車をしている時に、車の下にGPSが取り付けられているのを見つけた。20数年間、中共の圧力を受けてきた李さんは、健康状態が悪化し、2022年5月2日に、61歳で亡くなった。

 李さんは建設銀行の深圳市の龍華支店に33年間勤めていた。

 12、警官に強制的に薬を飲まされ 山西省広霊県の田金娥さんが死亡

 山西省大同市広霊県の学習者・田金娥さん(女性)は2020年5月に死亡した。その半年前、田さんは警官に連行され、薬物を強制的に飲まされた。田さんが亡くなったとき、皮膚が黒紫色になっていた。

 2019年8月30日午前、河北省保定市公安局の国保の警官は、地元の学習者・韓俊徳さん、孫立英さん、李艶秋さんを連行したが、携帯電話の盗聴と位置追跡で、韓さんが田さんなどの学習者に会ったことがわかった。そして、河北省保定市公安局の警官は、張家口市公安局と大同市公安局の警官に、田さんと他の学習者を連行するように連絡した。当日、田さんたちは警官に連行され、大同市拘留所に入れられ、10日間拘禁された。

 留置場で、警官は田さんの血圧が高いと言い、薬を飲むことを強要したが、田さんに拒否された。すると、警官は田さんをベッドに縛り付けて薬を飲ませようとしたときに、リーダーのような男がやってきて、田さんに「どうせ10日間だけだし、ちゃんと薬を飲めば苦しまなくてよい。無理に飲ませられるから、苦しむのだ」と言った。田さんはその薬を飲んだ。10日後、田さんは家に戻ったが、別人のように、反応が鈍くなり、記憶力が低下し、物忘れが激しく、ずいぶん老けてしまった。

 2020年5月、田さんが変死する2日前、友人は田さんの手のひらと指が黒紫色になっているのを見て、どうしてこんなことになったのかと尋ね、田さんは前からこうだったと言った。田さんは亡くなった後、家族が田さんの遺体を見ると、顔、首、胸も黒っぽい紫色になっており、皮下出血のようだった。

 田さんは生前、繰り返し迫害され、山西省太原市女子労働教養所に1年間拘禁されたことがある。

 13、夫は判決を受け ショックを受けた妻は他界

 内モンゴル自治区赤峰市敖漢旗の学習者・張国生さんは、2022年7月に警官に連行された。その後、地元の裁判所から1年6カ月の懲役を言い渡された。そのため、張さんの妻・盧連利さんは心身ともに大きなショックを受けた末、2022年10月30日、65歳でこの世を去った。

 2022年7月、張さんの70歳の誕生月だった。だ、張さんは赤峰市の次女の家で警官に連行された。その後、張さんは地元の裁判所から1年半の判決を下されたが、不服として控訴した。

 夫が不当な判決を受けたことで、妻の盧さんはストレスとショックで、健康状態が悪化し、2022年10月30日、娘の家で息を引き取った。夫の張さんは、現在も敖漢旗留置場に拘禁されている。

 結び

 中共当局は法輪功迫害を起こしたことで、誰もが被害者になっているのである。中共は、天を滅ぼすほどの罪を犯した。警官、検察官、裁判官などの司法関係者に、中共に幻想を抱かないようにと忠告する。そして、その邪悪さを認識することによって、その支配から逃れることができるとアドバイスする。同時に、大紀元ネットで中共を脱退すると宣言すれば、「党に従う」という呪いを解くことができ、一緒に葬られることがないようにすべきである。

 法輪功迫害に参与した悪人への報いがやってくるのである。この最後の瞬間、まだ法輪功迫害に加担している人は、ただちに悪事をやめ、法輪功の師父に心から懺悔し、不当に拘禁されている学習者の解放に積極的に協力すれば、自らの償いの証となり、天からの許しを得ることができる。

 (完)

 付録:(ダウンロード15KB)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/10/457583.html)
 
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