青島市の段桂秀さん 一通の手紙を送ったため懲役3年
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 【明慧日本2023年3月22日】青島市黄島区(旧・膠南市)の法輪功学習者・段桂秀さんは、青島公安局黄島分局の郭暁輝に一通の手紙を送った後、2021年11月に不当に連行された。段さんは今月17日、裁判所に懲役3年と罰金の不当判決を言い渡され、すでに裁判所に口頭弁論を申し立てた。

 健康診断で基準に満たなかったため、段さんは現在、黄島区の秘珠派出所で拘束されている。

 2021年11月29日午前10時頃、段さんは自宅から出ようとしたところ、黄島区の陰珠警察署の私服警察官ら7人に連行された。彼らは捜査令状がないまま段さんの自宅を家宅捜索し、パソコン2台と携帯電話2台、全ての法輪功の書籍や私物を押収した。そして、法執行を妨害として、段さんの娘を銀竹警察署に連行した。段さんの娘が帰宅を許されたのは翌30日の午前10時半頃で、昼には母親が不法に刑事拘留されているとの通知を受けたという。

 その後、警察は、段さんが青島公安局黄島支局の新任支局長・郭暁輝に「ご無事を祈ります。警察、検察、裁判官への手紙(銃口を1ミリ上げる:権力の及ぶ範囲内で最善を尽くすという意味)」を送ったという口実で段さんを連行した。

 2021年12月14日、段さんは黄島区検察庁の潘偉に不当逮捕された。昨年1月7日、段さんは健康診断で基準に満たなかったため、「居住監視」となり家に帰された。しかし同年4月26日、段さんは検察院に起訴され、7月19日、黄島地裁から不当判決を下された。

 段さんの夫・馬立志さんは2001年に重病で亡くなり、段さんは娘と二人で生活してきた。シングルマザーが娘の大学教育費を負担するのは容易ではなかったが、娘が働くようになり、少しは楽になった。そして段さんは、警官らに忠告文を送っただけで不当判決を受けた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/21/457969.html)
 
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