内に向けて探すと 嫁が再度大法と縁を
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年3月27日】我が家は3世代家族ですが、嫁が来て以来、家庭内の争いが日に日に増えていきました。しかし当時の私は10年以上修煉していたにもかかわらず、真の修煉の仕方が分かっていませんでした。大法を感覚的に認識していただけで、表面的なことしか知らず、真に修めていない状態でした。そのため、困難に遭遇しても乗り越えることができず、時には普通の人のようになってしまうことさえありました。その結果、せっかく大法を得た嫁が大法から離れることになってしまったのです。その後、息子が外に家を買ったのをきっかけに、一家は離れました。離別してよく分かったのですが、自分が間違っていたため家族が法を得ることができず、修煉の道に大きな後悔を残したのです。

 それ以来、師父がもう一度チャンスをくださるなら、生死を捨てるという正念を持って家庭内の葛藤を解決し、大法に圆容させ、自分がもたらした損失を償いますと心の中で師父に約束しました。

 まず、自分の内面に目を向けると、自我を手放せない、気が強い、人と争うこと、他人を非難する、他人のミスを許さない、不親切などの執着心がありました。党文化の残留毒が自分の中にあると気づいたのです。そこで息子の家族に毎日決まった時間に正念を発し、衆生を滅ぼす旧勢力の邪悪な計画を完全に否定し、家族が大法に戻ることを妨げるすべての悪を排除し、師父の加持をお願いしました。

 私は2年間、黙々と正念を発し続けてきました。そしてある年の旧正月、数年間帰ってこなかった嫁が孫を連れて帰ってきました。夕食の席で、私は嫁に心から謝りました。「母さんは師父のいう事を聞かず、自己を真に修煉していなかった、許してください。ごめんね。これからの母さんは、もうかつての母さんではありません」と涙を流しながら、心に込めて本音で話しました。最後に、息子と嫁は乾杯して両親の養育に感謝し、私は嫁の手を握り、長い間放すことができませんでした。

 嫁は大法を修め始めましたが、私への心性の試練はまだ続き、嫁の私への恨みはまだ完全には解消されていません。このような物質は、実際に苦労してこそ完全になくすことができるので、この家庭環境をうまく利用して、自分をよく修め、昇華していきたいと思います。私は毎日学法し、精進して法を暗記し、これまでに『轉法輪』を10回暗記しました。睡眠と食事の時間を短縮し、法を一心に考えるようにし、問題に遭遇したときは自分の内面を見つめます。些細なことから少しずつ修め、同時に三つのことをしっかりと行い、面と向って真実を語り、人々を救います。

 私は師父の法をしっかりと覚えており、問題に遭遇した時に人心を動じさせず、法で測っています。ある日、嫁が玄関から入り、私を無視してタンスに直行し、扉を開けて叫びました。「あなたのタンスは全くの空っぽで、他人(孫)のタンスに何でも入れているのよ」。そう言いながら、孫のタンスにあったキルトや洋服を全部私のタンスに放り込み、タンスをいっぱいにしてめちゃくちゃにしてしまいました。そのときの私はとても冷静で、嫁の言動に動じず、いくら怒鳴られても黙っていると、しばらくして彼女は落ち着きました。

 またある時は、息子の家族が帰宅前に連絡をくれず、食事の用意もしていない時、嫁は朝の煉功を終えて部屋に戻り、寝ていました。しばらく学法をして、お昼の時間になったときに嫁の部屋に行き、「何が食べたいのか、教えてくれたら買ってくるよ」と聞くと、嫁は私に答えないだけでなく、彼女の眠りを妨げたと言いました。私はあまり気にせず、息子に電話して、嫁がどんなおかずが好きかと尋ねました。昼ごはんが出来ると、嫁はもう起きており、食事にするよと声をかけました。彼女が喜んで食べているのを見て、料理は口に合うかと尋ねました。しかし、嫁はこれは塩辛い、あれは味が薄いなどと言いました。私は、次回は気をつけるねと返事をしました。

 本格的に修煉に入ってから、大なり小なりこのような多くの試練を乗り越えてきましたが、これは学ばなければならない教訓であり、乗り越えなければならない試練でもあります。私自身の修煉が変わるにつれ、嫁も徐々に変わっていきました。

 今、嫁はとても精進しており、10年も大法から離れていたことをとても残念がっています。しかし師父の偉大な恩恵と偉大な宇宙大法がなければ、私たちの間の隔たりは、10年ではすまなかったでしょう。

 弟子は合掌し、師父に感謝し、拝みます。

 (編集:明徳)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/13/457689.html)
 
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