【明慧日本2023年5月3日】キエフの法輪功学習者(以下、学習者)は4月23日、ウクライナの首都のメインストリートであるクレスチャック通りで、中国で行われた4.25平和陳情の24周年を記念した。
4.25記念活動に参加するキエフの学習者 |
4.25平和陳情は1999年に起きた出来事である。当時、学習者が北京に集まり、天津警察に恣意的に連行され不当な扱いをされた学習者の釈放、そして自由に煉功できる環境、法輪功の著作の合法的出版を許可することを中国政府に要求した。約1万人の学習者が陳情弁公室の前の路上で整然と静かに立ち、政府が自分たちの要望を聞いてくれることを願った。
記念活動で、学習者たちは3時間連続して煉功を行い、資料を配布した。また、中国共産党(以下、中共)による学習者への拷問や迫害を非難する署名を集めた。
集団煉功を行うウクライナ・キエフの学習者 |
キエフの市民たちは迫害の終結を支持
多くの市民が記念活動の場所に立ち寄り、法輪功の功法の実演と中共による迫害に関する情報を提供してくれた学習者に感謝した。
初めて法輪功のことを聞いた女性は、すぐに署名した。その後、女性は友人を連れてきて、中国で起きている迫害について学習者の話を聞き、友人も署名した。女性の友人は、学習者が行っていることはとても重要で、中国で起きているこれほど邪悪な迫害を止めさせるために、みんなが協力すべきだと話した。学習者が友人に小さな蓮の花を渡したとき、その友人は「法輪大法学習者のポジティブなエネルギーを感じました」と言った。
署名したあと、嬉しそうに小さな蓮の花を受け取る女性 |
また、法輪功について何も知らなかった若い女性は、最近キエフの書店で何げなく法輪大法の主著『轉法輪』を購入した。本を買って間もなくクレスチャック通りで学習者に出会ったことに、大変驚いたという。
クレスチャック通りで4.25記念活動を行う学習者 |
戦争の中、法輪大法を学ぶことで苦難を乗り越えた
活動に参加した約30人の学習者のほとんどがキエフの在住者であるが、現在ロシアとウクライナの戦争が行われている地域から、一時キエフに移住してきた学習者もいた。彼らは法輪大法を学ぶことで、困難な生活状況を克服することができ、中国での迫害が停止することを望んでいると語った。
オクサナさんと2人の子供 |
キエフから来たオクサナさんは、2人の子供を連れて記念活動に参加した。オクサナさんは2005年に修煉を始め、以来、毎回このような活動に参加している。「地球の反対側で苦しんでいる人たちを無視するわけにはいきません。このことはとても重要です」と言った。
デニスさん |
デニスさんは、法輪大法を学んでから20年になった。「私にとって法輪大法は、社会と世界の中で調和して存在するための方式です。自分が宇宙の一部であることを知っています。特にウクライナで戦争が始まったとき、自分を正常な状態に戻すのは大変難しく、法輪大法から学んだことが役に立ちました。私たちウクライナ人にとって、恐怖と損失に直面する大きな試練でした。しかし、坐禅しているうちに、宇宙は最終的にすべてを正してくれるということに気づきました」と語った。
カロリナさん |
デニスさんの妻、カロリナさんも活動に参加した。「法輪大法を実践することで、自分の内心の平和を保ち、精神状態が安定し、いつも元気にあふれています。今、多くの攻撃やマイナス要素がありますが、坐禅は私を助けてくれます。 坐禅すると、宇宙と一体になり、自分のエネルギー場がどんどん強くなり、このエネルギーが一日中、私を穏やかで優しい気持ちにさせてくれるのです」と話した。
スヴェトラーナさんはキエフで最初に法輪功を学んだ学習者の一人で、25年間も学び続けている。「法輪大法に出会った時から、健康状態が良くなりました。20年以上、私は医者のことをすっかり忘れていました」と言った。
スヴェトラーナさん |
スヴェトラーナさんはまた、「中国で人々が健康や精神の豊かさを求めたために、殺害されていることを全世界が知ってほしいです。ウクライナだけでなく、全世界の人々が真・善・忍を守る学習者のために声を上げ、迫害を制止する手助けをするよう願っています」と語った。