日本の明慧夏合宿 豊富な活動で多くの収穫を得る
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 【明慧日本2023年8月1日】首都圏の明慧(ミンフイ)学校の子ども達と保護者は7月23日から26日までの3泊4日、夏休みを利用して夏合宿を実施した。合宿に参加したのは29人で、千葉県唯一の海洋型社会教育施設である鴨川青少年自然の家に宿泊した。(訳注:明慧学校は、法輪功を学ぶことをメインとした親子サークル)

煉功する子ども達

学法する子ども達

 夏合宿の活動はとても豊富で、本を読み(法を学ぶ)、気功(煉功)をするだけでなく、海水浴場での海遊び、舞踊のストレッチ、夜の花火、交流会など、子ども達の歓声が響き渡る中で多くの収穫もあった。保護者たちもこのような活動の良さを実感し、次回の合宿を楽しみにしていると語った。

 法輪功を学んではいないが、今回初めて明慧学校の活動に参加した母親は、「用意されたアクティビティはどれもとても有意義でした。活動の間、子どもたちが携帯電話をいじっている姿はほとんど見られませんでした。いつもは、子どもたちに携帯電話を見せないようにするのは頭の痛い問題ですが、ここでは自然に解決できました。また、子ども達のいろいろなスキルや社会性も養われ、とても満足のいくものでした」と語った。

近くの海水浴場で海遊び

野外炊飯で薪割り、野菜カットなどカレー作りを体験

 純粋な環境が広がる

 活動期間中、子ども達は皆で毎日気功の練習(煉功)をした。 家では煉功を嫌がる子も、皆で一緒にやると真剣に学んでいた。

 10歳の少年、トゲン君は、普段家では両足を使って座禅するのを嫌がり、足が痛くなると足を下ろしていた。この活動を通して、トゲン君は初めて30分間座禅することができ、大きな突破口となり、トゲン君の母親は環境の大切さをつくづく感じたという。

 夏合宿に参加した子ども達の中には、法輪功を学んでいない子がいて、皆が正念を発しているのを見て不思議そうに、 「なぜ座禅しているの? なぜ発正念をするの?」と尋ねた。 法輪功の子ども学習者が、「正念を発すれば心が清められるよ」と教えた。その子の母親は、法輪功のことを以前から聞いていたが、自分の目で見て、とても感動したと言った。毎日脚を組んで座禅をする法輪功学習者の忍耐強さを見て、彼女は「あなたたちは遅く寝て早く起きるのに、昼間はとても元気ですよね」と感心して言った。

 もう一人の母親の陳さんは、子ども達が座禅することを高く評価した。彼女は、座禅は子ども達の集中力を養い、とても良いことだと言う。心を静めると考え方も柔軟になり、騒々しい人に比べて、静かな人はより知的だと思うと話した。彼女はまた、他の子ども学習者達のように、自分の子どもにも座禅を学ばせたいと言った。彼女自身もその日の夜に座禅を習い、足を組むのが苦痛だったにもかかわらず、1時間も座禅を続けた。

 活動に参加した2人の子どもは、法輪功学習者ではないが、「とても嬉しかった」「みんなとても親切だった」「いい友達になれた」「また皆に会うのが楽しみ」「今度、東京で法輪功の子ども達の活動に参加したい」と話した。また、9歳の女の子は、漢字が読めなかったが、子ども学習者たちと一緒に「洪吟」の詩を学んだ。

 修煉体験を分かち合う

 合宿の終わりには、子ども達と保護者で交流を行った。

 子ども学習者の最年少、4歳のゆうゆう君はみんなと一緒にいるのが楽しいと言った。 ゆうゆう君はふだん、毎日5分間、家で母親と一緒に「洪吟」を学び続けることができる。他の子ども達が毎日たくさん大法を学び、煉功していると聞いて、ゆうゆう君の母親は今後、子どもにもっと学ばせたいと話し、ゆうゆう君自身も、今後もっとたくさん法を学びたいと言った。

 ある兄弟は、「お母さんが家にいないときは、自分達で洪吟を学んでいるよ」と言い、6歳の弟は、「お店に食事に行って並んで待っている間に、洪吟を暗唱しているよ」と言った。ある程度の年齢の子ども達は毎日、自主的に法を学び、煉功しているようだ。

 10歳のあやみちゃんは、交流の中で、学校でとても楽しい毎日を過ごしていると話した。学校でクラスメートと仲が良い理由を尋ねると、「普段から自分が修煉者であることを忘れず、相手のことを考えて親切にしているので、クラスメートも優しくしてくれる」と答えた。

 12歳のあかりちゃんは交流の中で、来年から台湾に行きたいと思っているので、今年の目標は日本語の講法を全部読むことだと話した。彼女はまた、学校での出来事で心性が向上した体験を語った。クラスメートの一人が嫌なことを言ってきたため、あかりちゃんは友達と一緒に、そのクラスメートと距離を置き、文句を言っていた。相手を傷つけ、さらにその子の両親までも心配させてしまった。

 数日後のある日、廊下を歩いていたところ、突然走ってぶつかってきた子に吹き飛ばされ、腕を強く打ち腫れ上がった。頭がテーブルにぶつからなかったことは不幸中の幸いだった。 あかりちゃんは、「吹き飛ばされた時にまず思ったのは、自分がクラスメートに優しくできなくて傷つけて、業を作ってしまったので、今日はバチが当たった(報いを受けた)ということでした。この教訓があってからは、クラスメートに優しくして、たとえ相手に非があったとしても傷つけないように気を付けます」と話した。

 9歳のりょう君は、同級生によく悪口を言われていたので、仕返しに悪口を言ったという。 あるとき、子ども学習者の活動に参加したとき、「誰かが自分の悪口を言っても、何も失っておらず、代わりに白い物質『徳』を得ることができるよ」と教えてくれたという。その後、彼の母親はよく家で一緒に法を勉強し、りょう君が修煉者としての高い基準を理解できるようにした。りょう君は今回の交流で、もう誰も自分の悪口を言わないし、自分も人の悪口も言わないと言った。自分が人に優しくできたから、誰も自分の悪口を言わなくなったのだと話してくれた。

 10歳のひかるちゃんは、クラスメートの何人かが人の悪口を言っているのを聞いたが、それに流されてはいけないし、それに加ってはいけないということを、日々の学法を通して学んだという。

 施設スタッフから感謝

 合宿滞在中、施設のエアコンが突然故障し、一部の部屋が非常に暑くなった。他の利用団体の中には苦情を言う人もいたという。しかし、明慧学校の人達は常に理解ある態度を示してくれ、不満や苦情は一切言わなかったとし、施設のスタッフ全員が明慧に感謝の意を表した。そして、法輪功学習者の行動と礼儀正しさに感心していた。

 最終日に帰る時、スタッフ全員が明慧合宿の参加者に敬意を表し、合宿の責任者からもスタッフ一人ひとりに感謝を伝えた。スタッフ達は法輪功学習者にまた来てほしいと話した。帰る前に、合宿の責任者はスタッフ達に法輪功のチラシを手渡し、「私たちは修煉団体で、普段は子ども達を連れて法輪功を学び、心身を鍛えています。そして、伝統的な『真・善・忍』の理念に従って、人としての道理を教えています」と紹介した。スタッフは、このチラシを必ず皆に見せると話した。

 日本で初めて明慧学校の子ども達の「春合宿」を開催した時も、宿泊施設のスタッフが参加者を称賛し、子ども達はとてもよく教育されており、親は規則を守り、きちんと掃除して他人に迷惑をかけなかったと語った。また、「あなた方のような優秀で質の高い中国人を見たことがなく、中国人に対する印象が一新されました」とも言っていた。スタッフ達は、次回もまた来てほしい、次回の訪問では、この地域の住民に法輪功を教えてもらいたいと希望した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/7/31/463628.html)
 
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