安徽省の黄志松さん、江峡根さんが不当拘禁
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 【明慧日本2023年9月18日】安徽省安慶市の2人の法輪功学習者・黄志松さん(58歳男性)、江峡根さん(60代後半男性)は、法輪功を学んでいること理由に2月24日、太湖県(たいこけん)裁判所に3年6カ月の不当判決を言い渡された。黄さんと江さんは6月8日の上訴で敗訴した。2人の学習者は2023年8月16日に宿州刑務所に拘禁された。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 黄さんと安徽科学技術大学の元教授・江さんと黄さんの妻・陳玲霞さんを含む地元の法輪功学習者6人は2022年6月17日、民家で法輪功の書籍を読んでいたところ、安慶市公安局の警官らに連行された。

 陳さん、彭志江さん、汪忠良さん、張さん、尚さんと娘はその後釈放されたが、黄さんと江さんは刑事拘留され、岳西県(がくせいけん)拘置所に連行された。

 太湖県検察庁は7月25日に黄さんと江さんの逮捕を許可した。警察は2022年23日、検察に事件を提出した。黄さんと江さんは後に安慶市第一拘置所へ移送された。

 太湖県裁判所は2023年2月24日に2人の共同訴訟の審理を開き、3人の弁護士が黄さんと江さんのために無罪の申し立てを行ったが、後に裁判所は2人に懲役3年6カ月の不当判決を言い渡した。黄さんと江さんは上訴したが、6月8日、安慶市中級裁判所に原判決を維持する判決を言い渡された。

 2023年2月24日に黄さんの裁判が行われたとき、妻の陳さんは釈放を求めてさまざまな政府機関を訪れたことで精神的苦痛を負い、体調を崩して裁判に出席できなかったが、その2日後に、陳さんは突然亡くなった、享年55歳。

 黄さんは1997年2月に法輪功を学び初めた。当時、黄さんは華成会社プラスチック工場の副所長として、法輪功の教えに基づいて実践してから間もなく心身ともに元気になった。そのおかげで、黄さんは年間最優秀従業員に選出された。黄さんの真面目な仕事ぶり、工場の財政的損失を阻止し、会社は黒字化した。

 迫害が始まると、黄さんは管理職から外され、2002年に迫害を避けるために家を離れて暮らすことを余儀なくされた。

 2003年1月17日、黄さんは帰宅するとすぐに安慶市公安局の警官らに連行された。黄さんは後に懲役4年の不当判決を受け、宿州刑務所で残忍な拷問を受けた。

 黄さんと妻は2008年6月19日に連行され、刑事拘留されたが、その日のうちに自宅が家宅捜索され、その後1年間の自宅での強制労働を言い渡されたが、警察はすぐには釈放しなかった。その代わりに、彼らは黄さんを洗脳班に2カ月間拘禁し、その後帰宅を許可した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/8/18/464324.html)
 
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