師父はもっと煉功を精進し、正念を発するように悟らせて下さった。
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文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2023年8月20日】法輪大法の修煉を既に26年間行っています。時は流れ、この26年の間、非常に幸せを感じています。

 一、煉功音楽プレイヤーの自動再生の不思議さ

 最近、同修の娘さんが私と夫を訪ねてきました。彼女は仕事のため、時間が限られており、わずか2日間の滞在でした。私は自分の部屋で寝ますが、今日、彼女は早い便で帰ろうと考えていたので、昨夜、彼女はバスに乗り遅れるのが怖いので、私に時刻表を見てくれと頼みました。

 今朝、私は熟睡中に煉功音楽で目を覚ましました。師父の澄んだ声が私の耳に入ってきました。私は彼女が一緒に煉功するために来たと思い、すぐに起き上がりました。しかし、彼女の姿が見えなかったので、音を追ってプレーヤーを探し、ようやく机の上の段ボール箱に入ったプレーヤーを見つけました。プレーヤーの電源が入っている様子はありませんでしたが、音はまだ大きく聞こえていました。

 私はすぐに理解しました。上のプレイヤーは師父の法を再生するためのものであり、下のプレイヤーは煉功用です。嬉しかったのですが、驚きの余りとても不思議だと感じました。煉功用のプレイヤーが法を再生するプレイヤーの下にあり、電源ボタンは正面にあるのです。上にはさらに別のプレイヤーが積まれており、プレイヤーの電源は自動的に入ったのです。これは明らかに、師父が私に早朝の煉功をするように促されたものです。時間を見ると3時20分でした。私は怠けることなく、すぐに座り、静功を煉り始めました。

 比類のない幸福感が私の心を満たしました。師父がプレイヤーを自動的に再生してくださり、私の早朝煉功を励ますため、煉功音楽を流してくださいました。師父は私を前に引っ張って進ませてくださり、私が転げ落ちないようにしてくださったのです。今生今世、私はこんなに素晴らしい師父がそばにおられ、本当に恵まれており、本当に幸せです。

 煉功を終えた後、私は彼女にこの不思議な出来事を話しました。彼女は「師父はあなたに煉功をさせてくださったのです。煉功はあなたの本質を変えることができ、同時に、師父はあなたの体を浄化することができます」と言いました。

 私は深く反省しました。この数年来、私は煉功を重視しておらず、毎朝、煉功をしていましたが、すべての功法を完全に煉ることはできていませんでした。静功はよく行いましたが、動功はあまり行っていませんでした。その原因は、自分の怠惰で遅く起きてしまい、時間が足りなくなってしまったためです。そのため、私の体は頻繁に病業の状態を表しました。師父は常に私たち弟子を見守っておられ、私が早朝の煉功についていけないのをご覧になり、本当に心配されていたのです! だからこそ、師父はプレイヤーの電源を入れてくださったのです。師父は私の修煉が向上するように、引っ張り上げておられたのです! これから私の修煉の道はどう進んでいくべきか、深く考えるべきで、しっかりと悟りを深めるべきです。

 二、心地よい音楽、正念を発するように促す

 2001年の夏、正念を発する口訣が発表され、全世界の法輪大法の弟子は、毎日4回、決められた時間に、同時に正念を発しています。最初の時、深夜の正念を発することができるように、私は特別に目覚まし時計を買いました。時刻を真夜中の5分前に設定し、毎晩、アラームが鳴ると目が覚めるようにしていました。目が覚めても非常に眠くて、私は気力を振り絞ることができず、アラームの音を止めてそのまま寝てしまい、正念を発することはできませんでした。

 ある日、私は深い眠りの中で、突然心地よい音楽が聞こえました。音楽は非常に大きな音量で流れていました。その心地よい音楽に包まれて、私は一瞬で起き上がり、時計を見るとちょうど世界中で正念を発する時間でした。私は驚きと喜びを感じ、これがどれほど不思議なことかと思いました。私は座り、正念を発し始めました。
 
 ある日、その音楽が聞こえても、起きる気がしませんでした。その音楽は絶えず鳴り続けていました。ついに、私の深い眠りの心は、その心地よい音楽に震撼されました。同時に、顔が熱くひりひりと痛く感じ、非常に恥ずかしかったのです。慈悲深い師父は功能を与えくださり、また天国の音楽を聞かせてくれましたが、私はまだ大切にはしていませんでした。師父に、あまりにも申し訳
ないと思いました。私はすぐに、全世界で大法弟子が深夜同時に正念を発することに参加しました。連続して7日間、私は天上の音楽を聞いて目を覚まし、正念を発しました。その後22年間、毎日4回、正時の時間に全世界で同時に正念を発することが保証できるようになりました。農作業が忙しくなったり、別の用件があったりして、正念の時間を逃したら、後で必ず補いました。

 三、邪悪な場所で確固たる正念を発し、衆生を救う

 私は、迫害の実態を伝えるために、中共により不当に投獄させられたことがあります。その邪悪な環境の中で、私は強力な正念に支えられて冤罪の日々を乗り越えてきました。毎日、睡眠以外の時間は法を暗唱し、正念を発し、すべての時間を無駄にしないように心がけました。留置場の空気も邪悪な要素で満ち、息苦しさを感じました。私は功能を通じて次のような光景が見えました。その場所の別の空間には、黒い蛇が歩く隙間がないほど、たくさんいました。それぞれの蛇は上半身を起こし、凶暴な頭をまっすぐに立てて、私たちをいつでも攻撃しようとしていました。ですから、師父が私たちに与えた佛法神通を使用して、これらの邪悪な存在を抑える必要がありましたので、正念を発しなければなりませんでした。

 私はずっと「転向」を拒否する大法弟子たちと一緒に監禁され、彼女たちのほとんどが投獄されたばかりです。彼女たちが入ってくると、邪悪な監視員は、甘い誘惑と暴力を使う方法で彼女たちの「転向」を推進しました。私は新たに入ってきた同修たちのために静かに正念を発し続けました。「師父、弟子に神通を加持してください、××の邪悪な監視員の背後に存在している大法を破壊する邪悪な魔物と悪霊をすべて取り除く! 大法弟子を迫害するすべての邪悪な生命と要素を解体し、それらのすべてを滅します。邪悪な人々が大法に対して罪を犯すことを許さず、すぐに口を閉じるようにしてください」。数分間、連続して正念を発した後、邪悪な監視員は本当に黙り、呆然としたまま座っていました。私は新たに来た同修に、確固たる正念が維持できるように、親指を立てて合図を送りました。

 毎日出勤すると、大隊長は廊下で一部屋ずつ独房に向かって、叫びながら罵っていました。凶光を放つ彼女の目を見ると、別の空間の邪悪な霊体によって操られていることが分かりました。彼女はいつも言いたい放題に罵っていたので、私は彼女に対して正念を発しました。「X大隊長の背後のすべての邪悪な要素を一掃し、全てを滅し、含まれないものも、漏れるものもありません。邪悪な生命が大法弟子に対する悪行を行うことを許さず、直ちに迫害を停止し、X大隊長が心に正念を持つようにさせ、大法弟子に親切にし、自身の後道を残す」と、正念の口訣を黙読しました。正念を発すると、大隊長は私たちの独房に来て発狂することがなくなりました。ある時期、彼女は1週間に一度もやってこない日もありました。彼女を操っている邪悪な生命が取り除かれたのだと分かりました。

 私が不当に拘留されていた分隊の隊長は、初めは非常に邪悪でした。しかし、彼女は悪事をするのを表に出すことなく、いつも「転向」した人を唆して悪事を行いました。私は彼女に対して、数ヶ月間正念を発し続けました。ある日、功能を通じて黒い蛇が乾燥した蛇に変わるのを見ました。私は彼女の背後にいた邪悪な生命を滅ぼしたことを知りましたそれ以降、この刑務官はこの分隊のすべての人、特に「転回」しない大法弟子に対して善意的に接しました時には、彼女は全大隊にいる大法弟子に対しても、善意を持って接しました。私は彼女に真実の手紙を書きました。そして、彼女の顔つきが善良に変わり、私に会うたびに笑顔で接するようになりました。毎月末、彼女はこっそりと私に言いました、「あなたは本当の「転向」をしなかったのですが、私は『転向』した学習者と同じようにあなたを扱っています。今月はあなたの服役期間の何日かを短縮しました。最終的に、2年間の不法強制労働を経て、1年半で釈放されました。

 四、師父の慈悲なる救済を体得する

 数年前、私と同修は大法真実の資料を配布するために夜間に外出した際、真相を理解していない人に追跡されたり密告されたりすることがあり、警察が車で来て、私たちを逮捕しようとしたことがありました。その時、私たちは正念を発し、師父に加持をお願いして、危機を乗り越えました。

 近年、人を救うために外出する前に、毎回師父に正念を加持していただき、目的地に向かって正念を発し、まずそこに衆生の救いを妨げるすべての邪悪を一掃します。そして、毎回衆生を救いに行くとき、いつも喜んで出かけ、安全で勝利を収め、何年も続きました。

 これら数年間の実践を通じて、「大法弟子の正念は威力あるものである」[1]という法理の深い内涵を実際に体験し、理解しました。

 この数年間の修煉で、妨害に遭遇するたびに、師父は法理で私にヒントを与えて悟らせ、タイムリーに邪魔を排除し、邪悪を取り除き、正念を強化するよう励ましてくれました。病魔や困難に直面した際、悟りが得られないときに、師父は夢の中で、私に前世の迷いの中で私が行った悪事や過ちを見せて示され、そして命やお金の借りがあることに気づき、それを償う必要があることを悟らせてくれました。

 困難に遭遇してうまく乗り越えられないとき、慈悲深い師父は、私にまだ修煉しなければならない人心や執着心に気づかせ、取り除くべき執着心とマイナスな思考を理解させます。そして、私はそれらの心を取り除き、正念をもって善良さを保ち、伝統に戻れます。
 私が精進するたびに、師父は私の天目に美しい景色を見せてくださるので、私の修煉に対する自信が強くなります。同時に、大法迫害の実態を伝える中で予想もしなかった奇跡が現れ、大いに鼓舞を与えてくださいました。

 私がうまくいかないとき、特に心性の難関を乗り越えられないとき、師父は他の人を通じて私の欠点や誤りを厳しく指摘してくださるのです。そして私に法の中で向上し、タイムリーに自分を正し、できるだけ早く昇華するよう導いてくださいました。

 つまり、師父が手を携え導いてくださった今日までの26年間、修煉の道を歩んできました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「大法弟子の正念は威力あるものである」

(責任編集:于悦)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/8/11/463980.html)
 
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