【米国中部法会】大学で法輪大法を伝える
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文/米国オハイオ州の大法弟子

 【明慧日本2023年8月29日】

 尊敬なる師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 私は子供の頃から法輪大法を修煉しています。この場をお借りして、私が修煉してきた体験を紹介させていただきます。

 私の大学生活

 大学に入ってから、寮には3人のルームメイトがいて、リビングルームと寝室を共有することになりました。最初の数週間、私は学法煉功の場所を決め、時間を調整する必要がありました。ルームメイトの契約をする際、私は彼らに法輪大法のチラシを渡して紹介した後、中国で起きている法輪功迫害の実態を伝えました。その中の1人は興味を持ち、もっと情報を知りたいと言いました。当時、私は詳しい説明ができず、以前に聞いた同修たちの修煉体験談を語り、また、中国共産党(以下、中共)が香港で弾圧を行う写真を見せ、その残虐性を伝えました。その後、私はインターネットで動画を探したり、文章を選んだり、人々に大法の素晴らしさと法輪功迫害の実態を伝える方法を学び始めました。

 私はほとんど毎朝一番早く起き、静かに寝室を出て書斎で煉功した後、朝食を食べてから、授業に行きます。夜はベッドに座って、インターネットで学法をします。学期の初め、天気が良かったので、以前、両親と一緒に公園で煉功したことを思い出して、キャンパスの芝生で煉功をすることにしました。その日は校庭に人がとても多かったのです。私は第一か第四式まで続けて煉功をしましたが、人々が私をどのように観察しているか気になって、集中できませんでした。第五式の坐禅の時、私は落ち着いて煉功することができました。すべて終わった時、私は「自由」という幸せを感じ、とても嬉しかったです。学校の環境は、私に一つの修煉の場を与えてくれたと感じました。

 師父は「また、大法を学び始めたばかりの多くの人が家で人目を避けて煉功していて、人に知られるのを恐れて、恥ずかしいと思っています。では皆さん、考えてみてください。これはどういう心なのでしょうか。一般的にいう恐れとは一つの執着であり、修煉の過程で修めて取り除かなければならないものですが、あなたは大法を学んでいることを、ほかの人に知られるのを恐れているのですか? 修煉とは非常に厳粛なことであり、自分自身でどのように自らと法に対処するべきなのでしょうか? また、職場で上司の立場にある人の中に、恥ずかしいと思って外に煉功に行きたがらない人がいますが、これくらいの情も捨てられずに、どのようにして修めるのですか? 実は、あなたが煉功点へ行っても人に知られるとは限りません」[1]と説かれました。

 大学の4年間、私はよく芝生に行って煉功をしました。ある時、坐禅をしていると、右側から足音が聞こえてきて、近くに人がいるのではないかと思っていましたがそのまま続けました。煉功が終わって周りを見回すと、誰もいませんでした。私は自分が大法を伝える機会を逃したと悔しかったのです。数カ月後の春、屋内参加型のフェアが開催され、キャンパス内の多くの学生団体がブースを設け、情報を共有しました。ある女性が私に気づき、私たちのブースを訪れました。女性は「ある日、とても落ち込んでいて、泣きそうになって散歩に出かけました。途中で、あなたが坐禅をしているのを見て、つい座って見ていました。和やかな煉功音楽を聴いているうちに、心が穏やかになり、気分がよくなりました」と言いました。私は女性に法輪大法を紹介し、蓮の花を贈りました。

 大学1年目の終わり近くに、新型コロナウイルスのロックダウンが始まり、私たちは家に帰されて、家で授業を受けることになりました。カリキュラムが変わり、オンライン教育に適応するため、教授たちは授業方式を調整しなければなりませんでした。家に帰ると、安逸心が生じてしまい、早く起きるのは難しくなりました。朝5時55分前に起きて発正念ができる日数を日記で数え始めました。最初は起きたとしても、発正念が終わった後、また少し寝なければなりませんでした。14日後、私はやっとこの難関を突破することができました。

 コロナのロックダウン期間中、我が家の修煉状態も変わりました。脳卒中の祖母の世話をしている母と、仕事で忙しくて疲れている父、それに高校に通っている弟は、それぞれ自分の都合に合わせて学法と煉功をしているため、毎日続けることはできませんでした。そこで、私はインターネットで写真や動画を集め、自分が修煉して分かってきた法理や感想を、同修でもある家族に話しました。フォーマルな話し方で少し緊張していましたが、結果はどうなるかを考えず、大法を修煉する中で私の体験を共有しただけです。

 私の話を聞いた後、母は「これから、朝一緒に煉功しましょう」と提案しました。こうして残りの夏休みの期間中、私たち家族は毎日一緒に学法と煉功をしました。

 大学2年生の時、コロナウイルスのロックダウン中、学校内のクラブ活動が禁止されました。そこで、私はインターネットで法輪大法を紹介し始めました。寮の中には小さな空き部屋があり、そこに私のパソコンを置き、学生たちとオンラインで交流し、大法を伝えました。誰も入らない時は、私は煉功をして、縁のある人が私のサイトに入るのを待ちます。ある日、誰かが机の上にペンを置いていたことに気づきました。音楽を学ぶ学生も時々この部屋を利用していることが分かったので、私は自分を紹介するメッセージを書いて、机の上に置きました。それから数週間のうちに、メッセージを書いて置く人がたくさんいました。これは学生たちが互いに話す方法になりました。そこで私は、神韻音楽を聞くのが好きだという感想を書いて、神韻を紹介しました。

 私が選択した授業は、教室間の距離が離れているため、移動手段としてスケートボードを利用していました。ある日、寮を出て滑り始めた時、数人の女子学生が歩いているのを見て、私はその方向に滑り、彼女たちの前で急カーブを曲がった後、道路の上り方向に向かって滑りました。その結果、傾斜を誤って判断し、片足でスケートボードに乗ったまま体を反らして転倒してしまいました。立ち上がると、スケートボードが道路に突っ込み、走っている車の間を滑っているのが見えました。とても危ない状況でした。「なぜこんなことになったのか? どんな執着心があって、このようなトラブルを招いたのか?」と反省し始めた私は、悔しくてたまりませんでした。明らかに私の滑走速度が速すぎました。周りの人たちが自分の滑走技術を見ているのを知って、見せびらかそうとしたからです。このようなスピードオーバーの滑走は、人に驕り高ぶる気持ちと顕示する心を助長させ、そこで執着心が生じるのです。もっと深く内に向けて探したところ、私は情欲の心を見つけました。私は急カーブの技を使い、女子学生に格好良く見せて、もっと良い印象を与えたかったのです。それ以来、このような執着心を起こさないように、人がいてもいなくても、どんな時でもゆっくりと静かに滑り、スケートボードは乗り物に過ぎないと思うようになりました。この出来事から、スケートボードが路上を走る車に事故を起こす可能性があることを警告されました。

 学校の中で大法の素晴らしさと迫害の実態を伝える

 新型コロナによるロックダウンが始まった当初、いくつかの大学の法輪大法クラブでは、多くの学生が知恵を絞って、学生たちに功法を紹介し、大法の素晴らしさと迫害の実態を伝え始めました。私は「法輪功学生クラブ」 (Students for Falun Gong)を通じて、たくさんの同修を知ることができました。話し合いによって、映画『扶摇直上』のアニメ映画上映会を開催することになりました。オンラインイベントには100人以上が参加し、多くの学生は上映が終わった後、映画の主人公と対話しました。最初は、私は画像を編集してフォーマットすることで、宣伝資料の作成を手伝いました。その後、私は活動情報をネットに投稿し、同修たちが簡単に他の人とリンクを共有できるようにしました。続いて、各大学院でこの映画に興味を持ちそうな教授を探すために、電子メールのシナリオを作成しました。資料を準備したり、映画を宣伝したりするのに疲れましたが、イベントが終わった時、私は心身ともに軽くなったのを感じました。私はただ資料を準備する仕事をしましたが、これからはもっと多くの人が映画を見るように招待する必要があります。この活動をいかにより広めるか、私は若い同修たちと真剣に検討しました。学校の中には、大法を広める資源がたくさんあり、青年同修にとって、私たちは学校の中で自分に合った道を見つけられると実感しました。

 第一回の映画祭が成功した後、私たちはまたいくつかの映画祭を開催しました。そのうちの一つの映画祭の宣伝期間中、私はキャンパスでポストカードを配っていました。こちらのカードは小さく、表と裏に映画の紹介があります。ある日、授業を終え、キャンパスバスに乗って寮に帰る時、車内に人が少なかったので、運転手さんにカードを1枚渡すと、「ありがとう」と言ってくれました。しばらくして、またキャンパスバスに乗っている時、私のほかに、1人の女性客しかいませんでした。私は彼女に大法を伝えるチャンスだと思い、神韻公演のチラシを渡そうとした時、頭の中で「今、時間も遅くなったし、疲れているのでやめよう。しかも神韻の公演はこの週末で、間に合うかどうかもわからない」と妨害がありました。最終的に、私は「彼女が公演を見に行かなくても、私は彼女に大法を伝えなければならない」と使命感が湧いてきました。そこで、私は女性の前に行って、神韻のダンスと楽団を紹介しました。突然、バスの運転手さんが「また映画ですか?」と大きな声で聞きました。私は「いいえ、これは違います」と笑って言いました。この前、映画の宣伝カードを受け取ったのは、この運転手さんだったようです。今回は彼に神韻公演の話をすると、「妻と一緒に見に行く」と言ってくれました。

 ソーシャルメディアを通じて、ある物議を醸す講演者のことを聞き、この講演者が各大学を回って講演することを知りました。ある学生団体が講演者を私の学校に招き、参加者が多くなると聞きました。この機会に大法を紹介する資料を配ることにしました。講演会の前日、私はたまたまその講演者を招く学生たちに会い、イベントの開催に感謝した後、カバンの中から資料をいくつか取り出して彼らに渡しました。彼らは法輪功が中国で禁止されたことに驚きました。最後に、イベントで前の席が取れるように、明日早く来るようにと誘われました。

 講演会当日、地元の同修たちがチラシや資料を持ってきて、配布を手伝ってくれました。私は事前にイベント保安部門を訪ね、チラシ配布の注意事項や守るべき条項について相談したところ、建物の外でチラシを配るのは可能であると言われました。講演会に参加する人が大勢いて、会場に入るのを待っている人たちの列は、建物の階段から建物の外まで続いて、建物を一周する長い列でした。そこで、私たちは外で資料を配り始め、ほとんどの人は受け取りました。しばらくすると、講演に抗議する学生のグループ会場の建物の近くに現れました。一人の同修は入場待ちの列に並んだ人々に資料を配り続け、私はその抗議者のグループに向かい、抗議活動を見ていた人々に資料とチラシを配りました。持って来た資料が全部配布されたので、私も列に並んで参加しようとしました。その時、私はリュックサックを持ち込めないと注意されたため、歩いて図書館に行ってリュックサックを預けました。戻ってくると、会場はすでに満席でした。「この講演者の演説を聞くべきではないかもしれない」と思いました。その時、地元の同修が帰らなければならないため、私に残った明慧特集号を渡しました。私は講演会が終わるまで屋外で待っていて、最後にすべての資料を配布しました。

 私に法輪大法を修煉する分かち合う機会を与えてくださった師父に感謝いたします。

 師父、ありがとうございます!

 同修の皆さん、ありがとうございます!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「環境」

 (2023年米国中部法会原稿)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/8/20/464290.html)
 
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