【5.13応募原稿】美容師の修煉体験
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文/四川省の大法弟子 

 【明慧日本2023年9月13日】私は幸運にも1998年に法輪大法の修煉を始めました。修煉者として、私自身の善良な人格、道徳を守る言動、そして私が発する正のエネルギーは法輪大法の一部で、ふだんから法輪大法の素晴らしさを広めています。私は美容師で、小さな美容院を経営しています。様々な人が店に来て、私は皆に真相を伝えています。長年にわたって真相を伝える中で経験した出来事の一部を書き出して、師父に感謝の意を捧げたいと思います。

  1、「あなたは本当に良い人です」

 ある寒い日、店が開店したばかりの時にある年配の男性が散髪に来ました。散髪後、男性はコートの各ポケットを探してもお金が見つかりませんでした。恥かしげな男性を見て、私は「大丈夫ですよ、朝食は食べましたか」と聞くと、男性は「まだです」と言ったので、私は向かいの店から男性のために麺を注文しました。男性は食べた後とても喜んで私に感謝しました。

 私はお金を取らないだけでなく、男性に一杯の麺をもてなしました。ふつう、その男性のような客は嫌われています。朝のスタートが悪いと(男性から代金を徴収できないこと)、一日の商売にも影響が出ると考えられるからです。私は法輪大法を修煉して以来、性格が良くなり人から信頼されるようになり、商売も自然に繁盛しました。縁起が良いか悪いか、吉日を選ぶなどにこだわらなくても商売は繁盛します。

 その年配の男性はよく皆に「あそこの床屋の主人は法輪功を学んで、とても良い人です。散髪代を請求しなかっただけでなく、朝食もご馳走してくれました。今時、こんな良い人は珍しいです」と言っています。彼は知人たちを私の店に紹介して、知人たちは私にこう言いました。「彼(年配の男性)はいつもあなたを褒めています。あなたが法輪功を学んでから良い人になったと聞いて、私たちははじめて邪悪な中国共産党に騙されたと分かりました」

 2000年のある日の朝、二人のチンピラが手に長さ1メートルもある鉄の棒を持って、地方からこの地域に出稼ぎに来た青年を追いかけて殴りました。通行人はトラブルに巻き込まれるのを恐れて、誰も手を出さず、青年は殴られる一方でとても危険な状況です。以前私の店で散髪したことがあるので、青年は私の店に走り込みました。その時ドアの前にいた私は、ちょうどそれを目撃していたので、私は二人のチンピラを叱って止めて、青年を店に入れました。私の言葉の威力に震え上がったのか、二人は鉄の棒を持って去りました。

 青年が負った怪我は完治に数カ月かかりました。怪我が治り、この地域ではもう働く勇気がなくなり、河南省の故郷に戻りました。戻る前、彼はお土産を持って私にお礼を言いに来ました。彼は私が法輪功を修煉していることを知って、真相も私から聞いたことがあり、大法が良いと知っていました。彼は「姉さん、もしあなたの助けがなかったら、私は殴り殺されていたかもしれません。人々は誰も助けの手を差し伸べてくれなかったのですが、あなただけが私を守るために立ち上がりました」。私は「私に良い人になれと教えてくれたのは李洪志師父なので、感謝するなら師父に感謝してください」と話すと、彼はすぐに、「李洪志師父に感謝します、あなた方法輪功に感謝します」と言いました。

 2、「子供をあなたに預けて安心できます」

 モラルが低下している中で、サービス業もポルノと何らかの関係がありますが、私の店は単純に美容だけで生き延びています。私が一日中忙しくしても大した収入も得られないのを見て、何人かの客が「特殊サービス」を提供するように勧めてきました。私は「私は法輪功の学習者で、人に害を与えるようなことはしません」と断りました。

 大法を修煉する前、弟子をとる時に「研修費を私に払わず、その研修期間は給料がない」のを条件にしました。修煉してから、研修費を取らず、弟子の食費と宿泊費を負担し、毎月お小遣いも渡しています。今の若者はほとんど一人っ子で、家族の希望を背負っているので、私のところに技術を学びに来ている以上、立派に育てないといけないと私は自分に言い聞かせています。

 私は相次いで20人以上の弟子を育てましたが、弟子たちは美容の技術を学んだだけでなく、もっと重要なのは大法の素晴らしさが分かって、良い人になるための道理を理解したことです。弟子の何人かは大法の要求に従ってとても善良な人になって、何人かは大法を修煉しました。弟子の保護者から「うちの子はあなたの店に行ってからすっかり変わって、礼儀正しくなり、良い子になりました。子供をあなたに預けて、安心できます」と電話を受けたこともあります。

 3、「このお守りは効きます」

 故郷の人々はみな私と縁の深い人ですがまだ真相を聞いていないと思うと心が辛くなって、2009年、とうとう私は故郷に帰りました。そして美容院を開き、故郷の人々に法輪大法の素晴らしさを広めていました。

 隣人は洋服店を経営しており、30代の彼女は長い間胃の病気に苦しんでいました。商売はうまくいっておらず、子供と高齢の親を養っているので負担が大きいのです。ある日、彼女に大法のお守りを贈りました。暫くして彼女は「姉さん、これ(お守り)は効き目がありますね。胃が痛い時に唱えると痛くなくなり、商売も前よりうまくいくようになりました」と私に言いました。彼女はまた、法輪大法が良いものであることを理解して皆に伝えていました。

 客の劉さんは、よく夫から暴力を受けて、店に髪を洗いに来た時悲しそうな顔をしていました。お金がなく、社会保障もなく、賃貸の家に住んで娘に生活費を出してもらい何とか暮らして、二人の健康状態も良くありません。私は自分の修煉の体験を劉さんに話しました。法輪大法が私に生きる希望を与えてくれて、私は元気になり風邪もひかず、心身ともに恩恵を受けました。この話を聞いて、劉さんはすぐ法輪大法を信じて、『轉法輪』を手に入れて勉強し始めました。敬虔な心を以て劉さんはそれから修煉者になりました。

 美容院では、私はお客さんたちに法輪大法の真相を伝えるほか、店内で新唐人テレビの番組も放送しています。1999年7.20以来、私と夫(修煉者)は数え切れないほどの、不法な拘束、家宅捜索、尾行、連行、嫌がらせなどをされてきました。しかし私たちは全く恐れておらず、しっかり修めて返本帰真の神聖な道を歩んでいます。

  (明慧ネット第24回世界法輪大法デー入選文章)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/30/460950.html)
 
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