師父の新経文は異なる状態の修煉者を目覚めさせている(二)
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年10月7日】(前文に続く)

 五、母親の死という心のしこりを解く

 数年前の旧正月、真相を伝えているとき、50歳前後の露店の店主に会いましたが、彼女はとても親切で、真相紙幣も喜んで受け入れてくれ、しかも、すでに三退したと話しました。彼女は、以前、大法を修煉したことがあり、彼女の夫も修煉していましたが、あまり精進しなかったそうです。10年前、非常に精進している彼女の母親は自宅で資料を作りながら、自宅を学法の場所としても提供していました。ある夜、母親は田舎に資料を届けた帰りに交通事故に遭い、その場で亡くなりました。それ以来、彼女は泣き暮らし、母親がこれほど精進して大法のために多くの経済的、物的、労力を費やしてきたのに、どうしてこのような形で亡くなったのか、ずっと納得できませんでした。それで修煉をやめました。これを聞いて、私は彼女のことが惜しいと思いました。

 師父が『なぜ人類が存在するのか』を世に発表された後、私は大変苦労して彼女を見つけて、修煉に戻り、この得難い機縁を逃さないように説得しました。彼女はやはり躊躇していました。周りの人に聞いてみると、彼女の具体的な状況が分かりました。

 師父が二つの新経文を発表された後、私は再び彼女を見つけて、『大法修煉は厳粛である』の法の一部分を読んで、交流しました。彼女はこれを聞いて笑顔で教えてくれました。数日前、以前から知っていた同修が彼女のところに来て、「あなたのお母さんが亡くなられたことには何かの理由があるに違いありません。私たちはその真相が分かりませんが、もしかしたらお母さんはそちらで何かやりたいことがあるか​​もしれません」と言ったそうです。その後、彼女は夢の中で、高くて立派な寺院で忙しくしている母親の姿を見ました。目が覚めた後、彼女はすべてが分かり、母親は苦しい冥界に行ったわけではなく、とても良い場所に行きました。彼女はまた、「師父が仰ったことはみんな本当のことです。私は母の死について心のしこりが完全に解けました」とも言いました。

 私は彼女に、「ご主人と臨時の学法グループを結成し、法を勉強して下さい。必要とするものをすべて提供します」と勧めました。そして彼女は二つの新経文を喜んで受け取り、大事に包んで収めると、家に帰ったら夫と一緒に読むと言いました。

 六、恥を知り、勇気が湧いてくる

 上記の同修の近辺に、マンションの一階に昔の同修が住んでいます。彼女とは半年前に再び出会いました。彼女の家の前に着いたとき、玄関が開いており、中は静かで、時折重いいびきが聞こえてきました。実は、姉妹夫婦4人が昼寝をしていました。私が中に入ると、昔の同修が起き上がり、小さい声で私に座るように合図しました。彼女は午前中に新経文を受け取ったばかりで、まだ読んでいないというのです。私は二つの新経文を取り出し、聖旨のように敬虔に読みました。読み終えた後、私は彼女と小さい声で交流しました。

 彼女は「7.20」前に法輪大法を修煉し始め、この団地の100人以上の煉功の補導員を務めたことがあり、話すのが上手で仕事も有能でした。現在、この煉功場で修煉を続けているのは僅か3人で、この都市に残っているのは2人だけです。当初、邪党によって迫害が始まったとき、彼女は刑務所に拘禁された後、邪に悟り、さらに他人の転向に参加しました。目が覚めた後、彼女は同修たちと顔を合わせることができなくなり、今日までまだ修煉に戻っていません。二度の接触を通じて、彼女は法理についてかなり理解しているように感じますが、ただ恐れる心が強いようでした。

 交流の中で、彼女は「過去のことを言わないでください、それは恥ずかしいことです」と言いました。私は「恥を知ってから勇気が湧いてくることは修煉の過程です。功績の記録に横たわることは後退ですが、恥辱の記録を伏せることは罪です。師父の慈悲は無限です。私たちに立ち上がり、人間から抜け出すための時間と機会をたっぷり与えて下さっています。これが最後の機会です。絶対にこの機会を逃さないでください。もう迷わないで、残りの時間は少なくなっています。面子に執着して、私たちの業力や罪は取り除かれるでしょうか? 未来を保証してもらえるでしょうか? 世に降りる使命を果たすことができるでしょうか?」と彼女を励ましました。彼女はため息をついて「本当に最後ですね、師父は焦って心配して下さっているのです!」と話しました。私は彼女に新経文をもう1部渡し、それを邪に悟り、マルチ商法をやっている昔の同修に伝えるよう頼み、また、新経文を持ってきてくれた同修の学法グループに参加するように勧めました。

 七、急いで法を学び、人を救い、心性を高める

 夜、私は協調同修と一緒にある学法チームに行きました。ここは病業の状態にある夫婦の同修の家で、近年、夫婦2人は病業の苦しみから修煉を放棄する気持ちになっていました。私たちは状況を知った後、ここで1カ月以上彼らと学法しました。彼らの状態は日ごとに改善され、妻の同修は左半身を動かしにくく、椅子に座って学法することから、床に座って学法することができるようになり、現在は半結跏趺坐で学法をすることに挑戦し、家を出て昼間の学法チームに参加することを考えています。同修の夫は、半結跏趺坐から2時間の結跏趺坐ができるようになりました。師父の新経文を学んだ後、妻は「師父の慈悲に感謝します! 新経文が発表される前に、私たちが修煉に戻って来るようにして下さりありがとうございます!」と驚きの声を上げました。

 この妻の同修の母親(80代)も古い修煉者で、髪が黒く、耳も視力も問題ありません。80代の母親は毎日午後、電動三輪車で、同じ年齢の同修を乗せて人を救いに出かけます。今日も娘の家にやって来て、私たちと一緒に法を学びました。学法を終えた後の交流の際、私は「〇〇さん、あなたの地域の同修たちは師父の新経文を学んでどのような反応ですか?」と尋ねました。80代の母親は、確固とした口調で「皆、急いで法を学び、人を救い、心性を高めようとしています」と答えました。

 私たち2人は自分の学法チームに戻って、皆が自問しています。「もし師父が私に天国の世界を授けて下さるなら、私はそれを主導する能力がありますか? 師父のすべての説法をどれだけ理解していますか? 圓満の補助方法である煉功は毎日完璧に行っていますか? どれだけの人心、人間の考え、人間の情が隠れていますか? 問題が起こったとき、他人のことを考えましたか? トラブルが発生したとき、内に向けて探しましたか? 救われた人々の数の中に自分が救ったのは何人いますか? 自分の未だに果たしていない使命はありますか? もし法が正される時期が終了すると、師父は自分をどの次元に配置されるのでしょうか? 各同修の驚き恐れ、後悔、不安から、誰もが自分の真の修煉や着実に修煉に達していないことが明らかになっています。大法修煉の厳粛さは、一人一人の同修の後悔の心を打つ重い金槌のようなものです。

 (完)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/27/465943.html)
 
関連文章