ドアを叩いて嫌がらせをしてくる警官が助けを求めた
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 文/四川省の大法弟子

 【明慧日本2025年3月1日】いつも同修たちと話す時や、明慧ネットの記事を読んでいる時に感じることですが、地域の住民、居民委員会のメンバー、派出所の警官、特に「610弁公室」の人員たちが敏感日の前に法輪功修煉者のところにやってくることを、中国の多くの修煉者たちは「嫌がらせ」だと考えていました。私も以前はそう思っていました。

 私は、師父の『なぜ人類が存在するのか』と『なぜ衆生を救い済度するのか』という新経文を読んだ後、以前は迷惑だと思っていた人たち(地域の住民、居民委員会のメンバー、警官など)が、実は私たちの親族のようなもので、私たちに助けを求めているのだと考えるようになりました。

 昨年の5月13日の数日前、管轄の派出所から2人の警官が私の家に来ました。私はまず、誰が来たのか、何の用事で来たのかを尋ねました。警官たちは玄関の外から丁寧に自分たちが誰で、名前は何か、たまたま通りかかったので様子を見に来たのだと告げました。警官たちと話している間に、私は急いで必要なものを片付け、ドアを開けて警官たちを家に入れました。

 私がドアを開けた瞬間、2人の警官のうちの1人がカメラを向けて私を撮影し始めました。私が警官たちを厳しく見つめると、慌てて「撮らない、撮らない」と言いました。部屋に入ると、1人は私の健康状態などを尋ね、もう1人は部屋を見回した後、私が用意しておいた師父の新しい経典『なぜ人類が存在するのか』『なぜ衆生を救い済度するのか』といった法輪功に関する資料をカメラで撮影し始めました。私は笑顔で「撮らなくていいですよ。ゆっくり見て行ってください」と言い、ガラス戸に貼っていた資料を剥がして警官たちに手渡すと、彼らは喜んでポケットにしまいました。

 その後、警官たちは私に「何か説明したいことはないか」と尋ねてきました。警官たちは急いで立ち去ろうとしていたので、私は玄関まで追いかけ「あなたはこんなに親切で、今の世の中ではなかなか見かけませんよ。あなたたちの話をしっかりと聞きました。私もあなたたちに伝えたいことがあります。最近の様々な災害や疫病は、悪い人たちを淘汰するために起こっていることを知っていますか? 特に、共産党員や共青団員、少年先鋒隊員がその対象です。あなたたちも党員ですよね?」と尋ねました。

 すると、背の高い警官が「私は党員だが、彼は共産党の共青団と少年先鋒隊に入っているだけだ」と答えました。そこで私は「では、心の中で、かつて党に入党した時の誓いを無効にする決意をしてください。中国共産党(以下、中共)から離れて、安全を守りましょう」と言いました。すると、警官たちは喜んで同意しました。師父のご加護とご加持の下、さらに2人の人が救われました。それ以来、警官たちや関係者は二度と私のところに「訪問」してくることはありませんでした。

 師父の新経典『目覚めなさい』と『法難』を学んだ後、私は「師父が私たちに救済させようとなさっているのは、非常に邪悪な存在である江沢民を除くすべての衆生であり、いかなる人心も抱かずに人を救うべきだ」ということを理解しました。特に、過去に私たちを迫害した人々に対しては、少しの恨む心も抱いてはいけないのです。

 退役軍人が三退した

 少し前に、真相を伝えるために外出していた時、広場に座って杖を持って涼んでいるお年寄りに会いました。話しかけてみると、その人は96歳で、朝鮮戦争にも参加したとのことでした。私が「老革命(訳注:古い共産党の幹部)、中国共産党員としての経歴が長いのですか?」と尋ねると、お年寄りは大変興奮して「党歴は70年以上だ。街を歩いていると脱党するようにと何度も言われるんだ。なぜだかわからない。彼らは本当に共産党に反対する勢力だ」と言いました。そこで私は、「ご安心ください。彼らはあなたのことを心配しているからこそ、そう言うのです。ただ、忙しくてきちんと説明できなかっただけだと思います。今は時間がありますので、ゆっくりお話しましょう」と言いました。

 私はお年寄りに「あなたは賢く、優しく、尊敬できるお年寄りの方ですね。善悪には必ず報いがあることを信じているでしょう?」と尋ねました。お年寄りはうなずいて同意しました。そして「あなたは戦場を経験された軍人さんですから、戦争の残酷さ、特に第二次世界大戦での死者の多さをよくご存知でしょう? あなたは党歴70年以上の党員ですが、中共が過去数十年にわたる政治運動で数千万人を殺害したことをご存じないのですか? 共産党の罪は天に届き、今、様々な災害や疫病が猛威を振るっていますが、これらは悪人を淘汰するためのものなのです。誰を淘汰しようとしているか分かりますか?」と尋ねました。お年寄りは首を横に振りました。ちょうどその時、別のお年寄がそばに座ったので、私は彼ら2人に「これらの災害や疫病は、共産党とその党員、共青団員、少年先鋒隊員を対象としているのです。あなたたちはどちらも党員ですよね」と言いました。彼らが頷いたので、私は「では、心の中で、党から脱退することを決意してください。中共から離れて、安全を守りましょう」と続けました。2人は喜んで私の言葉を聞き入れ、自分の名前を告げて脱党の手続きをしてほしいと頼みました。私は彼らに真相資料を手渡すと、彼らは喜んで受け取り「良い資料だ。家に帰ってゆっくり読もう」と言いました。

 話している間に、さらに2、3人のお年寄りが集まってきて私たちの話を聞いていました。そこで、私は彼らに「三退について知っていますか?」と尋ねました。すると、何人かは「知っている」と答え、また、すでに脱退したという人もいました。

 法を正す最終段階において、環境がいかに邪悪で、道がいかに険しくとも、まだ真相を知らずに淘汰の危機に瀕している人がいる限り、私たちは絶えず真相を伝え、人を救い続けなければなりません。

 再度、偉大なる師父の慈悲なる済度に感謝申し上げます。合掌

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/2/10/488228.html
 
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