内モンゴル赤峰市 白彦賓さんに不当に実刑判決
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 【明慧日本2023年11月24日】内モンゴル赤峰市ハラチン旗(「旗」は 内モンゴル自治区の行政単位名称)裁判所は2023年8月17日、法輪功学習者の白彦賓さんに対して懲役1年6カ月の不当な実刑判決を下し、1000元(1CNY=20.58JPY)の罰金を科した。現在、白彦賓さんは赤峰市第四留置場で拘禁されている。白さんは6年前、広場で法輪功の煉功をしたため、警官に連行された。当時、赤峰市の検察院は公安局の不当逮捕を拒否したという。

 白さんは今年50歳、ハラチン旗王爺府鎮下瓦房村の出身。以前、彼はひどい胃腸病を患っており、なかなか治らなかったため、痩せて別人のようになった。1998年、法輪功が口コミで白さんの故郷に広がり、煉功してみた白さんは、数日も経たずに頭痛、胃潰瘍、カルシウム欠乏症、吃音など全ての症状が消えた。それ以降、法輪功の素晴らしさを実感した白さんは真・善・忍という基準に従って自分を高め、道徳レベルも向上した。奥さんは白さんがタバコを吸わず、お酒も飲まず、大人しくなったのを見て、頼りになる人だと思い、彼と結婚した後、法輪功を学び始めた。

 1999年7月、中国共産党(以下、中共)は法輪功に対する残忍な迫害を開始して以来、白さんは当局に何回も嫌がらせを受け、連行された。また、家宅に押し入れられたり、拘禁されたりした。以下は白さん不当に連行された状況である。

 2012年12月、白さんは王爺府派出所の羅龍らに尾行され、不当に連行された。白さんは長時間にわたって鉄の椅子に座らされ、その後、15日間の拘禁された。

 2013年12月5日、白さんは法輪功の文言が書かれたカレンダーを配布した時、王爺府派出所の警官に連行され、私物を不当に押収された。当日、留置場まで移送され、26日間ほど不当に拘禁された。

 2017年4月11日朝5時、白さんは煉功する服を着用し、広場で法輪功迫害の停止を呼びかける横断幕を掛けた時、警官に連行された。当日午前中、20名以上のハラチン旗公安局の警官らは不当に家宅に押し入、パソコン、携帯、約300元の法輪功の文言が書かれた「真相紙幣」など私物を押収した。ハラチン旗公安局の警官は白彦賓さんを錦山留置場まで移送し、検察院は案件を受けた。白さんは30日の不当拘禁を受けた後、赤峰検察院は逮捕命令を下していないため、白さんは5月12日に帰宅した。

 2023年2月10日午後、白彦賓さんはハラチン旗の国保大隊の警官に連行された。理由は白さんは法輪功迫害に関する資料を配布した時、監視カメラに撮られたためだったという。その後、警官らは白さんの私物であるパソコン、バイクおよび現金10000元を押収し、彼をハラチン旗錦山留置場で拘禁した。2023年2月23日、彼に3000元の保釈金を強制的に払わせ、周一回のハラチン旗錦山派出所でサインをさせることを要求した。

 6月12日、ハラチン旗検察院は白さんを不当に告訴した。6月19日、ハラチン旗公安局の警官らは白彦濱さんにサインするように電話したが、白さんが公安局に着くと、警官に連行され、ハラチン旗留置場で拘禁された。

 8月17日、ハラチン旗の裁判所は白さんに対して不当な審判を行い、1年6か月の実刑判決を言い渡し、1000元の罰金を科した。裁判長は徐艶龍、裁判員は于文佳、陳文平だった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/11/3/467823.html)
 
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