大法に対する善の一念で、白内障が完治
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文/河北省の大法弟子 順縁

 【明慧日本2023年12月14日】私は70歳を超えており、26年間大法を学び続けてきました。以下に、知人に起こった不思議なことを話してみたいと思います。

 80歳を超えた知人の趙さん(女性)が、こんなことを話してくれました。「3歳の時に母を亡くしました。姉と兄は私より3~5歳ほど上で、祖母と父親に育てられました。家族は苦難の中で暮らしていたのですが、生きているだけでも幸運に思い、勉強する金銭的余裕などありませんでした。他人から非識字者だと嘲笑されていますが、数十年もこうして生きてきており、子供も孫も大きく育ったから気にはしていません」

 2019年、趙さんは物がはっきりと見えなくなったので、村の病院で検査を受けたところ白内障だと言われ、手術を勧められました。医者から「都市部の病院に行った方がいい」と言われ、子供たちは同意しました。帰宅後、彼女は夫にこう話しました。「もし手術を受けるとしたら、入院しなければならない。今着ている下着などは家では何とか着れるが、病院で着替える際、もし人に見られたら子供たちに恥をかかせてしまう。だから明日、入院用のものを買いたいので、三輪車で私を市場に連れて行って欲しい」

 翌日、趙さん夫婦は市場に行きました。その時、女性が近づいてきて、趙さんに法輪功について話し始めました。趙さんは女性に「私は、法輪大法は良いものだと知っていますよ。大法を学んでいる私の知人もあなたと同じ感じがします」と言いました。すると大法修煉者の女性は、カバンからカレンダーと『共産党についての九つの論評』(以下、『九評』)を取り出して趙さんに渡しました。彼女はお礼を言いながら、大喜びで本を胸に抱きしめました。「字が読めるのか? どうして本までもらったのか?」と夫に聞かれた趙さんは、思わず「読める!」と答えたのです。

 露店を見て回っていた趙さん夫婦は、村民の小滑さんに出会いました。彼は趙さんが抱えている卓上カレンダーを見て奪おうとしながら「早く捨てた方がいいですよ。これは法輪功のもので、私にもくれましたが、すぐにゴミ箱に捨てましたよ」と言いました。すると趙さんは彼に「こんなに立派な卓上カレンダーを無料でくれているのよ。気に入らないなら、もらわなかったらいいのに、なぜもらってから捨てたのですか? 罰が当たります!」と言いました。

 趙さん夫婦は、買い物を済ませて帰宅したのですが、趙さんの夫は一言も話をしないまま、趙さんをボーっと見ていたそうです。その時のことを振り返り、趙さんはこう話してくれました。「夫は、もともと字を知らない私が、強がって字が読めると人に見せかけようとして本をもらったのだと思ったのです。だから嫌がっていたのです。それに、当時の私は何を見てもぼんやりしていたのです。手術を受けてもどんな結果になるかさえ分からず、この先、自分の身の回りのこともできるかどうかも不明でした。私は意地っ張りなので、その時夫が何も言わないから、私も何も話したりはしませんでした」

 しばらくして、趙さんは目の前にいたご主人の輪郭が、次第にはっきりしてきたことに気づきました。趙さんが「あっ! あなたがはっきりと見えてきた!」と言うと、ご主人が驚いた様子で「本当なのか?」と聞きました。趙さんは瞬きをしながら頷き、思わず胸に抱えていたカレンダーと『九評』を取り出してこう言いました。「字もはっきり見える!」と。しかし、ご主人は「字がはっきり見えても何の役にも立たないよ。だって君は字が読めないんだよ」と言いました。趙さんは「読める! 読める!」と答えました。

 趙さんが『九評』のタイトルを口にすると、ご主人はまだ信じられずにいたのですが、趙さんが最初のページをめくって読み始めたのです。驚いたご主人は「不思議だ。本当に不思議だ! 今日は神様が現れたのだ。こんなにも不思議なことがあるのだろうか! 目もよく見えず字が読めない80を超えたおばあさんが、字が読めるようになったなんて信じられない! 私がご飯の用意をするから、続けて読んで読んで!」と言いました。

 それ以来、趙さんは『九評』を何遍も読み通し、カレンダーに書かれている物語も一通り読みました。ご主人は子供たちに電話をしました。「かあさんの目が治ったんだ! もう仕事を休んで病院で付き添う必要はなくなったんだ!」と伝えると、子供たちは大喜びで駆けつけました。奇跡に驚きながらも、目が見えるようになって、字も読める母親を与えてくださった法輪功の師父に感謝しました。

 その年の大晦日、私が自転車で15キロほど離れた田舎の趙さんの家に行ったとき、彼女は上記の不思議なことを話してくれました。趙さんは「私は『九評』をすでに三回も読んだ。煉功もできるのよ」と話しました。「誰から習いましたか?」と私が尋ねると、彼女は卓上カレンダーの裏表紙を指差しながら「これで習いました」と言いました。

 その後、私は自分が手書きで写した師父の『洪吟』、『轉法輪』、『精進要旨』を趙さんに送りました。そして今年、師父の新経文『なぜ人類が存在するのか』が発表された直後、彼女の手元に届けました。

 白内障の手術を受けなければならず、字も読めなかった80代の趙さんでしたが、3年が経ち自ら経験した奇跡をもって、大法の超常さと素晴らしさを世に知らしめました。趙さんは「あなたが送ってくれた大法の本は宝物です。私は一冊一冊、何度も何度も読み返しています。病気が流行する中、私も主人もまったく怖くなく、私たちは元気でした。本当に大法のおかげです。師父のご加護によるものだと思っています!」と話しました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/11/6/467881.html)
 
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