内モンゴルの張麗艶さん、楊淑琴さんに不当判決
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 【明慧日本2024年1月16日】内モンゴル牙克石(がこくせき)市で2023年4月、法輪功学習者・張麗艷さん(以下、学習者)、楊淑琴さん、李淑珍さん、朱金龍さん、郭長鎖さん、孫文田さんが地元の警官に不当に連行されて拘留され、その後、牙克石市裁判所で裁判を受けた。現在までに、張麗艷さんと楊淑琴さんがそれぞれ懲役4年6カ月、懲役3年を宣告されており、他の学習者も裁判を受けた。

 6人の学習者が受けた迫害について  

 学習者・李淑珍さん、張麗艷さん、楊淑琴さん、朱金龍さん、郭長鎖さんが2023年4月8日に住所を調べられ、地元の警官により連行された。また、孫文田さんも2023年4月19日、警官に連行された。警官は郭長鎖さんと孫文田さんを牙克石市留置場に拘留し、他の4人の女性学習者をハイラル女子留置場に拘留した。

 以下、各個人の状況。

 張麗艶さん(約56歳):2023年12月25日に牙克石市裁判所により懲役4年6カ月を宣告され、現在控訴の準備中。

 楊淑琴さん(約77歳):牙克石市裁判所に懲役3年を言い渡された。かつて楊さんは、保外就医(保証人を立てて、重病のための服役中の一時出所)して家に戻ったが、数カ月後に警官により再び引きもどされて収監された。現在、拘留場所は不明。

 李淑珍さん、郭長鎖さん、孫文田さんは、すでに2回目の牙克石市裁判所の法廷審理を経験しており、まだ判決が下されておらず、現在も留置場に拘留されている。

 朱金龍さんの状況は確認中。

 李淑珍さんが受けた迫害

 2023年4月8日、李淑珍さんは、十数人の警察が自宅に侵入してきて、不当に拘束された。警察は空白の捜査令状を取り出して家宅捜索を始め、物をひっくり返し、最終的には立件書も提示せず、現場で押収リストも提出せず、まるで強盗のように三台のコンピュータ(その中には息子のものも含まれる)、プリンタ、法輪大法の書籍など、個人の所有物を奪った。また警察は、李さんの夫と息子を一緒に連れていき、公安局で尋問し、翌日まで拘留した。

 2023年11月9日、牙克石市裁判所で李さんの法廷審理が行われたが、李さんの体が非常に虚弱だったため、休廷となった。2023年12月13日、牙克石市裁判所は李さんに対する2回目の法廷審理を行った。弁護士は弁護を行った(詳細は未確認)。李さん本人は、法輪大法の修煉は合法であると堅持し、無罪放免を求めた。法廷は即時の判決を下していなかった。李さんの体が虚弱であるため、家族は保外就医を求め続けているが、裁判所に拒否された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/11/470856.html)
 
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