WeChatや噂話で海外の環境を壊しているのは誰か
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文/アメリカの大法弟子

 【明慧日本2024年4月7日】多くの中国の修煉者が海外へ亡命し、新たな生活を始めています。その中には、海外で真相を伝える活動に積極的に取り組む人もいれば、個人の執着により、これまで海外で見られなかった複雑な問題を引き起こす人もいます。一部の人々の行動は、海外の状況に影響を及ぼすだけでなく、中国にいる修煉者の修煉と安全にも悪影響を与えています。例えば、WeChatの使用をやめず、私的な利益のためにWeChatを通じて何年にもわたり、中国共産党(以下、中共)に様々な「情報」を提供し続けているケースがあります(一部の悪人は、修煉者や大法に関する情報を金銭や地位と交換するための「情報」とみなしている)

 以下は、中国からの手紙と海外での調査に基づいて、現状を反映しています。関係者の名前は現時点では伏せており、この記事を通じて、問題の本質を見極め、細かなことや一般人の是非にとらわれないよう呼びかけます。修煉者は自らを修煉者として振る舞い、法に基づいて心性と行動を高めるべきです。修煉をしない者や妨害する者は、自らの行いによってそれを暴露し、市場を失うでしょう。中国から海外に来た同修と海外の大法弟子が協力し、師父と海外の大法弟子が築いた衆生を救う環境を大切にすることが、師父が望まれる道だと思います。

 情報によると、ある人物は2006年に中国吉林市からタイに難民申請し、その後フィンランドを経て最終的にアメリカのニューヨークにたどり着きました。現在は完全に名前を変えて山のふもとに住んでいます。彼女は自分自身を上手にアピールし、新たに接する同修に親切に振る舞い、重要なプロジェクトに参加して、内部情報や噂話で、一部の人々を惑わしています。

 彼女はしばしば修煉を口実に、重要なプロジェクトで働いていると主張して、国内外の裕福で有能な修煉者と接触し、自分の収益の機会を探り、個人的な目的を達成するために多くの嘘をつきます。実際、彼女はいくつかのプロジェクトに関与してきましたが、すべて解雇されました。例えば、最近「神韻のダンサーたちにご飯を作っている」と自称し、以前の手口を繰り返しています。調査によると、この人は現地に不動産を持っているだけでなく、他にも複数の土地を購入しました。

 重要なのは、彼女は中国の同修とWeChatで連絡を取り続けており、話題はすべて内部情報や噂話、山の近くの不動産でどうやってお金を稼ぐか、どうやってアメリカの抜け穴を利用して早く身分を得るか、師父が何を言ったか、誰が何を言ったかなどで、直接WeChatを通じて中共に情報を提供しています。長年にもわたり、周囲の人々は彼女の過去の行動を知ることで、この人物が詐欺や偽装、問題を起こすこと以外に何もしていないことを理解するようになりました。

 噂話は、人々が興味を持ち、伝える人がいなければ市場が成立せず、広がるにつれてますます奇想天外になるのです。例えば、複数の中国出身の学習者がWeChatで海外の同修から聞いた噂話を元に、山の下でどれだけの土地を購入したか、家を建てるには大金が必要だとか、アメリカは資金投資を切実に必要としており、どんな額でも投資でき、急いで投資が必要だと言い、長春やハルビンなどの地域の学習者にアメリカでの土地や家の購入、投資を促す話がWeChatで活発にされていました。その結果、実際にアメリカに来た大陸の学習者もいて、しかしその後、土地も家も購入できずに大きな問題を引き起こしたのです。

 これらの中国から来た学習者はWeChatで実名で海外のプロジェクト責任者について議論し、プロジェクトでの収入や、アメリカの同修たちはビジネスが得意でないため中国から来た人がやるべきだとか、多くの是非を議論しています。これらは常人の雑談ですが、中共にプロジェクトに関する具体的な情報を積極的に提供しているとも言えます。

 また、海外の同修を通じて中国から不動産投資を行った学習者もいて、その結果、利益に関する紛争が発生しました。そして、その紛争を巡って海外の同修とWeChatで絶えず連絡を取り合っています。これらの紛争を引き起こしたのは誰でしょうか? これらの紛争に直面した時、どのような執着を見つけて克服すべきでしょうか? それとも、この一連の過程で自分をただの常人として扱うのでしょうか?

 情報源によると、長春の司法警察機関内部には、法輪功についての厚い内部資料があり、この資料は警察署長クラス以上の幹部に限り閲覧できるのです。この資料の13ページから32ページには、中国のある学習者が運営する企業が「海外の法輪功のために資金を稼ぐ集団」として記述されており、彼らが中国で収益を上げ、その資金をアメリカへ送金しているとされています。その企業に勤める法輪功学習者の名前は、全てその資料に掲載されています。これが法を証明するものなのでしょうか? それともその反証なのでしょうか?

 常人の道徳的視点から見ると、不動産の投機行為は、不動産市場の取引の一環ですが、通常の物件投資とは異なります。投機家は長期的な投資のリターンを重視することは少なく、頻繁な売買を通じて大きな利益を目指します。つまり、彼らが不動産を購入するのは、自分で住むためや他人に貸すためではなく、価格が上がった時に売り抜けることを目的としています。購入は売却を目的とし、差額や価値の上昇による利益を得ることが目的です。2019年のデータによると、中国の投資家はシドニーの新築住宅の約4分の1を購入し、アメリカの不動産市場にも影響を与えています。中国と他の社会との価値観の違いに注意が必要です。中国では不動産投機は普通の稼ぎ方と見なされていますが、海外の一部の国では犯罪として扱われることもあります。例えばドイツでは、投資家の家賃収入に25%の税金がかかり、10年以内に売却された不動産には15%の投機税が課されます。不動産価格や家賃が異常に高い場合、不動産業者や家主は刑事責任を問われることもあります(罰金や最大で3年の懲役)。アメリカでは市民の意識と法律によって、コミュニティの保護と発展が促されています。

 この記事は特定の人々について話していますが、問題はごく少数の中国から来た人々に限られるものではありません。一部の人々が自分の利益のためにみんなの環境を害しています。修煉者として、私たちは常人の中で良い人であることを目指すべきではないでしょうか? まず第一に、不適切な行動を取り、それを中国で公然と示すことは、大法が修煉者に求める基準に合っていますか? 第二に、アメリカは多数の中国出身の大法弟子たちを避難させ受け入れてくれました。なぜ私たちはその自由な土地を尊重しないのでしょうか? 海外に来たのは、中共の影響下にある中国文化を海外に広めるためですか? それとも中共の影響を避け、物質主義がはびこり道徳が崩壊した環境から逃れ、平和に修煉を続ける環境を求めるためですか? 第三に、長年にわたり中共が支配するWeChatを使って海外と絶えず連絡を取り続けることは、常人に流されすぎており、海外での自由な修煉環境を大事にするどころか、それを損なっているのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/3/474833.html)
 
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