神通力を用いて悪を制止することは慈悲である
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2025年2月3日】中国共産党によるアメリカへの浸透を見ると、現在すでに極めて深刻な段階に達しており、政治、軍事、外交、経済、教育、商業、文化、メディア、科学技術の分野だけでなく、通信ネットワークなどにまで及んでいます。

 修煉者である私たちは皆、中共が悪魔であり、三界内ではサタンの化身であることを知っています。中共の野望は世界を支配し、無神論・進化論・闘争哲学を用いて人と神とのつながりを断ち切り、人類を滅ぼしていきます。しかし、現在は宇宙の法則である「成・住・壊・滅」の最後の時であり、創世主がここで法を正し、衆生を救い済度されています。この時代の人類は特別であり、深い根基を持ち、宇宙の異なる次元の代表です。各生命の背後には無数の衆生が存在しているため、今日のこの正邪の大戦は極めて重要であり、宇宙の未来に関わるものとなっています。

 最後に近づくにつれ、聖者の戦いは表面的にもますます激しくなっています。中共は国内の人々が極めて厳しい状況下で、大量の資金を海外に流し、「世界支配」という野望を実現しようとしています。

 師父は説法の中でも、次のように教えてくださいました。「神はすでに決定しており、中共邪党が何をしようとも、最終的には醜態をさらし、失敗に終わる」と。結果として、大法弟子を成就させ、衆生が真実を見極めて救われることになります。

 現在の正法の形勢に基づき、正念を発することが、今最も重要な取り組みの一つとなっています。

 ある年の神韻公演で、一つの舞劇がありました。物語は、一団の匪賊が寺院に押し入り、略奪や破壊を行うというものでした。寺院の僧侶と比べると、匪賊の数は圧倒的で、ナイフ、銃、棒などの武器を手にしていますが、僧侶たちは武器を持っていませんでした。しかし、その時、一人の少し狂気じみた小僧が神通を用い、匪賊たちを撃退しました。小僧は神通力を使って匪賊たちを互いに戦わせ、彼らが完全に打ちのめされるまで続けさせました。そして最後に、匪賊たちを仏像の前で跪かせ、頭を下げて罪を懺悔させました。

 神通力で悪を制止することは慈悲です。彼らを壁にぶつからせ、転ばせ、罰を受けさせ、報いを受けさせることは、彼らが佛法に罪を犯すのを制止し、目を覚まさせ、救うためです。当然のことながら、邪悪を制止する際には、自分を法の中でしっかり修めることが根本であり、それが邪悪を効果的に抑える保証となります。

 以上は個人の悟りであり、不適切な点があれば、慈悲をもってご指摘いただきますようお願いいたします。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/14/488292.html
 
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