洪水は大法弟子の家には入らない
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 文/中国東北地区の大法弟子

  【明慧日本2025年3月6日】私は1998年3月に幸運にも大法の修煉を始めました。この20年以上の間に、私の身の回りでは多くの奇跡的な出来事が起こりました。その中からいくつかの例を挙げて皆さんと共有し、同時に法輪大法の超常さと殊勝さを実証したいと思います。

 「心からの九文字」を念じた後、暖房のラジエーターが温かくなった

 私の住んでいる集合住宅は地熱による暖房が供給されています。しかし、暖房の効きが悪く、毎年冬になると室温が18℃に満たない状況でした。そこで、熱供給会社と相談し、室内に2組の暖房用ラジエーターを設置しました。その結果、室温は約20℃まで上がり、以前より快適になりました。

 しかし、2023年の夏、熱供給会社が集合住宅の外部暖房の配管を太いものに交換しました。そして冬になり暖房の供給を始めた際、私が後から設置したラジエーターにはお湯が流れず、空気も通らず、まったく暖まらない状態でした。一方、地熱の配管は温かくなっていました。

 私たちは熱供給会社に相談しましたが、「誰が設置したのか分からないから対応できない」と取り合ってもらえませんでした。当初この暖房を設置した業者に連絡を取ると、すでに遠方へ出稼ぎに行っており、不在でした。彼は「玄関付近で詰まっている可能性がある」と言いました。また、以前修理を手伝ってくれた方も、南方にいる息子さんの家へ行っていて、不在でした。

 修理してくれる人が見つからず、このまま寒さに耐えなければならないのかと思いました。しかし、私は大法弟子であり、師父がいらっしゃるのだから、師父に助けをお願いしようと考えました。私は暖房のラジエーターを手で軽く叩きながら、「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と念じました。3回繰り返したところ、ラジエーターが少し温かくなり、手で触っても冷たくなくなりました。さらに念じ続けると、次第に温かさが増していきました。

 そこで、私は引き続き「心からの九文字」を念じました。すると、約半月もしないうちに、ラジエーターがしっかりと熱くなり、手で触ると熱いほどになりました。不思議なことに、エア抜きバルブを開けても水も空気も出てこないのに、しっかりと熱が伝わっていました。室温はこれまでで最も高い25〜26℃に達し、家族や友人たちもこの奇跡を目の当たりにしました。以前、「心からの九文字」を唱えることに懐疑的だった親戚も、何も言わなくなりました。

 師父は私に神通力を授けてくださった

 2014年2月、私は邪悪な勢力に不当に連行され、遠方の地級市留置場に不当に拘禁されました。端午の節句が過ぎると、日ごとに気温が上がり、ますます暑くなっていきました。監房には20人以上が詰め込まれていましたが、小さな窓が一つあるだけで、それも長時間開けてはもらえませんでした。部屋の中は蒸し暑く、毎日汗だくになりました。私は薄手の服を持っていなかったのですが、「息子は忙しくて、私に薄着を届けることも思いつかないのかもしれない」と思いました。

 この時、私は以前に同修の交流文章で読んだ、「思惟伝達の功能で、意思を伝えることができる」という話を思い出しました。「私も試してみよう」と思い、部屋の隅に座って目を閉じました。そして、心の中で師父にお願いしました。「師父、どうか私に神通力を授けてください。息子に薄手の服を届けてもらいたいのです」

 そして私は心の中で息子に語りかけました。「天気が暑くなってきたけれど、お母さんには薄着がないの。家にある古い服でいいから持ってきてくれない?」。しかし、その日の午後、息子は現れませんでした。「仕事が忙しいうえに、今は故郷にもいないのだから、すぐには無理かもしれない」と思い、今度は妹にも伝えてみることにしました。その夜、心の中で妹に同じことを頼み、さらにもう一度息子にも念を送りました。

 すると、翌日の午後、本当に息子がやって来ました。持ってきたのは、家にあった私の服と、さらにお金まで用意してくれていました。それを見た瞬間、私は感動のあまり涙がこぼれました。すべては慈悲深い師父のおかげでした。心から師父に感謝し、「ありがとうございます、恩師に感謝いたします!」と何度も心の中で繰り返しました。

 洪水は大法弟子の家には入らない

 2005年6月25日の午後7時過ぎ、まだ外は暗くなっていませんでした。私はちょうど法を学んでいたところ、突然、外から犬の鳴き声、豚の鳴き声、人々の叫び声が聞こえてきました。驚いて窓の外を覗いてみると、大変なことになっていました! 洪水が外構の門の隙間から庭の中へと勢いよく流れ込み、さらに家の裏側を回って菜園の方へと押し寄せていました。

 私は驚き、「これは洪水ではないか!」と気づきました。すぐに大法の書籍をキャビネットの上に置き、心の中で「師父、私は母を助けに行かなければなりません!」とお願いしました。そして、小さな姪を連れて急いで外へ出ようとしましたが、扉を押しても開きません。2人で力を込めてやっと押し開けることができました。しかし、すでに水は膝の高さまで達しており、庭へ出るとさらに歩くのが困難な状況でした。

 私はまず姪を安全な場所へ避難させた後、同じ通りにある両親の家へ急ぎました。そこでは、妹と弟がすでに動いており、私たちは協力して、寝たきりの両親を背負い、安全な場所へ避難させました。すべてが終わり、私が自宅に戻ったのは夜の10時過ぎでした。その頃には、水もすっかり引いていました。しかし、庭には大量の泥が残されており、ひどい状態でした。

 翌日、職場の同僚7、8人が手伝いに来てくれ、庭に溜まった泥を片付けてくれました。その時、主任が「家の中はどれくらい浸水した?」と尋ねました。私は笑って「家の中には水が入っていませんよ」と答えました。主任は驚いて「本当か?」と疑わしげに言いました。私は自信を持って答えました。「本当です。私の家には師父がいらっしゃるので、洪水も入ることができなかったのです。信じられないなら見てください」

 同僚たちは半信半疑で家の中を確認し、目の前の光景に驚きました。「不思議だな! 〇〇先生の家はひどく浸水したのに、君の家だけは全く被害がないなんて!」。私は微笑みながら言いました。「そうなんです。この通りの家々はどこも深刻な浸水被害に遭っているのに、私の家だけは一滴の水も入らなかったのです」

 2日後、出勤して朝の出席確認をしていると、部屋の中にはたくさんの同僚が集まっていました。すると、主任が私を見るなり、みんなに向かって言いました。「彼女の家には師父がいるから、洪水も入ることができなかったそうです!」。私は微笑んで答えました。「そうなんです。皆さんも、実際に見ましたよね?」。すると、私の家に手伝いに来てくれた先生たちは、一斉にうなずきました。

 この奇跡は、大法の超常さと師父の偉大さを実証することとなりました。また、この出来事がきっかけとなり、後に私が人々に「三退」を勧め、衆生を救う基礎を築きました。

 法輪大法は世界100か国以上に伝わり、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい!」と信じることで福が得られると言われています。これは命を救う天の法であり、真実であり嘘ではありません。皆さん、もう中共の虚言に騙され続けないで、素晴らしい未来を選びましょう!

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/3/4/491185.html
 
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