『洪吟六』を学び少しばかり悟りを得た
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文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2022年6月1日】最近、私の修煉上でとてもネックとなっていることがあります。私はこれまで法を学び続けてきましたが、法を得ておらず、向上することができていませんでした。 努力はしてみたのですが、なかなか改善されず、良い時もあれば悪い時もあり、どう修めたらいいのかわからないという状態が続きました。しかし 師父の経文『洪吟六』を学び、明慧ネットの記事を読むことで、自分はどのように修煉すべきかを理解し、向上することができたのです。

 師と法を信じて 正念を固める

 師父は「私は1999年7月20日に、既に7月20日以前の学習者を全て所定の位置に押し上げ、皆さんの最高位置まで押し上げました」 [1]と仰られました。

 師父が既に私たちを所定位置まで押し上げてくださったのですから、すなわち私たちが修煉して成就した神の一面は、すでに高い次元の神の位置にあるということです。 それならば、私たちが法を実証し衆生を救うために持つ法力、智慧、神通力は、「何でもできる」と言えるほど大きな能力を備えているはずです。

 しかし、なぜ私たちは神の一面を表せないのでしょうか、そこまでの力に到達することができないのでしょうか、普通の神通力ですら持てないのでしょうか。 私たちが神通力を発揮するのを妨げているのは、私たちの認識なのだと気づきました。 師父は『洪吟六』において、観念を変える必要性を繰り返し強調されました。現代人の観念や言動は人々を傷つけ、天に帰ることを妨げており、師父は懸念されていたので、このことを何度も強調されました。 私たち大法弟子は、何千年も何百年もかけて形成された人々の概念を変え、正念を用いて、すなわち神の考え方で物事を考え、理解しなければなりません。

 問題にぶつかった時に、完全に正の角度からその問題を看なければなりません。人間社会の理は逆で、人は苦痛を避け、抵抗しながら、楽に幸せな暮らしを求めようとするものです。しかし、修煉者は真逆です。 私たちが出会うすべての人、すべての出来事が、私たちを修煉させ、向上させるためのものであって、みな良いことなのです。

 旧勢力の按排を全面否定する

 トラブルに遭遇したら、まず旧勢力の妨げを排除し、ただ師父の言葉を聞き、師父が按排してくださった道を進み、そのほかは一切認めず、望みません。そして発正念をして、すべての邪悪の妨害と破壊を排除しなければなりません。

 常に内に向けて探して その習慣を養う

 うまくいかないときは内に向けて探す習慣を身につける必要があります。 何かを聞いた、何かを見た、何かに出会った、トラブルに遭遇したときだけ内に向けて探すのではなく、常に修煉者として自戒し、自分を見つめることが必要です。 法に沿っていない考えが浮かんだらすぐに見抜き、すぐに排除する習慣をつけることです。 このようにすれば、自分の一思一念を守り、常に自分を修煉者として扱うことができるのです。

 欠点を探し出し 更に精進する

 自分に欠点があるとわかったら、もっと深く掘り下げて良くない考えを取り除き、向上していかなければならないのです。 内に向けて探すことで、自分には次のような欠点があることがわかりました。

 1、依頼心が強い、自分の見解がない、常に何をするにも共となる者を必要とする

 もともと自分は依頼心が強いので、同修の言うことが正しいと思えば何でも実行します。 積極的に自ら考えて、単独に行動することができません。 実はその裏には、頭を動かしたがらない、トラブルを恐れる、怠惰な心が潜んでいるのです。自分の修煉の道を切り開いてないのです。

 2、物事を遅延して、時間の管理ができない

 物事に取り組むときに果断な処置ができず、躊躇してしまいます。 例えば、原稿の締め切りにしても、本来ならとっくに終了させているはずなのに、いつも最後まで先延ばしにしてしまいます。 時間の段取りをしっかり取り込むことができず、時間を無駄にしないようにと心がけていますが、日ごろから時間が十分ではないことを感じています。しばしば夕方になっても、まだ完了させなければならない仕事が残り、先延ばしにしてしまい、疲労感を覚えて、くじけてしまいます。 時間が経つにつれ、無力感や悩みが生じ、その結果、修煉も精進できなくなり、気を緩めて邪悪につけ込まれるようになるのです。

 これからの修煉に対し、師と法を固く信じ、考え方を変えれば、すべての出会いは師父が修煉させるため、向上させるために按排してくださったのですから、すべてが良いことと見做さなければいけません。そして、正念を固め、本当の自分と偽りの自分を区別し、すべての良くないものを捨てれば、法を実証して衆生を救う事に当たり、大法の威力を発揮させることができ、最後の道を順調に歩むことができるのです。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『北米での巡回説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/16/441332.html)
 
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