ギリシャの学習者 アテネのアクロポリス観光地で迫害事実を伝える
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 【明慧日本2024年5月6日】ギリシャの法輪功学習者(以下、学習者)は4月21日、22日と28日、それぞれアテネのアクロポリス観光地と中国領事館の前で集団で煉功し、法輪功を紹介し、法輪功迫害の実態を伝え、中国共産党(以下、中共)の迫害を止めるよう呼びかけた。

'图1~2:四月二十一日和二十八日,法轮功学员在卫城景区集体炼功、讲<span class='voca' kid='62'>真相</span>'

4月21日と28日、アクロポリス観光地で集団で煉功し、法輪功迫害の実態を伝える学習者

'图3~4:在雅典卫城景区,游人驻足了解真相'

アクロポリスの観光地で足を止めてパネル資料を見る観光客

 ギリシャ在住のアイルランド人で瞑想家のダミアンさんは、法輪大法を尊重し、真・善・忍の理念を認め、これこそ人生の中で最も重要であり、生命の本源は平衡がとれていて、調和であると話した。人が善を逸脱する時、破壊と絶望の傷の中におり、この傷は人を生命の本源から逸脱させ、絶望に向かわせると考えている。

 ダミアンさんは、学習者への臓器狩りの迫害を知っている。「何年もの間、私はそれをもっと公開して、真実を明らかにすることができなかったことを残念に思いました。なぜなら、まだ多くの人がそれに気づいていないからです。あるイスラエル人は、中国で3日で適合する肝臓を見つけ、移植手術を受けました。私が『それは無理だ』と言うと、彼は『誰かが殺されたに違いない』と言いました」

 「これは深刻なケースです」とダミアンさんは言った。「これ(臓器狩りの罪)を明らかにし、もっと議論し、これらの多くの苦しみを味わった人々に、尊厳と名誉と尊敬を与え、魂が安らかに眠れるようにしなければならないと思います」と続けた。

 ギリシャ人のヴァシリッチさんは座禅を組む学習者たちを見て、「私は彼らがとても穏やかで、その強いエネルギーがマイナスのエネルギーを壊すことができると感じています。とても癒され、心が和みます」と話した。

'图5:希腊女士瓦西里琪赞同真、善、忍原则'

ギリシャ人のヴァシリッチさん「真・善・忍の原則を認めます」

 ヴァシリッチさんは、法輪功の修煉原則である真・善・忍を認めている。彼女は「今はこのような価値観を見つけるのが難しいので、これに従うのが素晴らしいと思います。私もそのために努力しています」と話した。

 学習者が迫害された状況について、ヴァシリッチさんは、「これは容認できません! もし、これがギリシャで起きたら、私は国を離れると思います。人は精神的な信仰を保つべきで、これは人が人間になる第一の特徴です」と話し、「ロボットのように言われたことだけをするわけにはいけません」と続けた。

 アルバニアから来たクリスティさんは、学習者の遭遇に同情した。数年前、祖国も共産主義独裁政権下だったため、信仰の自由がなく、家で宗教をしていてもスパイに見つかって投獄され、殺害されることもあったという。こうした迫害が今も中国で起きていることを知り、クリスティさんは悲しんだ。「この迫害はとても恐ろしいことで、一刻も早く終わらせてほしいです。こんなことは反人道的な行為なので、人々が団結してなんとかしなければなりません」と話した。

'图6:阿尔巴尼亚小伙克里斯提支持法轮功反迫害的活动'

アルバニアの若者のクリスティさん「法輪功の反迫害の活動を支持します」

 学習者が投獄や拷問だけでなく、強制的に臓器を摘出されて殺害される可能性もあると知り、クリスティさんは大変驚いた。「西側の国々では、このように動物を扱っても恐ろしいことで、虐待です。まして人に対してはなおさらで、言葉では表現できません」と話した。

 ギリシャ人のフィエダミアナキさんは演劇と神学を学び、東洋文化に興味を持っている。学習者の功法の実演を見たフィエダミアナキさんは、煉功拠点について尋ねた後、法輪功の資料をもらって立ち去った。

 しばらくして、フィエダミアナキさんはまた戻ってきて、学習者たちの煉功を真剣に見ていた。そこで一人の学習者が彼女に5式の功法を教えた。フィエダミアナキさんはとても良いと感じ、煉功拠点に行って学びたいと言った。そして、法輪大法の書籍をダウンロードするサイトをメモした。

 また、ある西洋人は他国で法輪功や迫害の実態を知っていたと話した。アテネの観光地で再び法輪功の活動に会い、学習者に中国領事館に行くことを提案した。学習者が彼に、観光地と領事館で活動をしていると話すと、彼は親指を立てて「幸運を祈ります。努力を続ければ、必ず成功します」と言った。

 4月22日、一部の学習者は「4.25」の平和的陳情25周年を記念するため、中国領事館の前で平和的請願を行った。学習者は発言の中で25年前の平和的陳情を振り返り、中共による法輪功に対する誹謗中傷と迫害した行為を非難した。

'图7~8:四月二十二日,部份法轮功学员来到中领馆领事处门前和平请愿'

4月22日、中国領事館の前で平和的請願を行う学習者

 地元の警察署長は同日の勤務中に参加した。彼は学習者と話をしている中で、活動の目的や法輪大法とは何か、そして法輪功迫害の実態を理解した。警察署長は平和的な抗議活動を支持し、学習者を追い払うという中国領事館員の要請を拒否した。

 以前、この活動の勤務に参加したことがあるという女性警察官は、再び学習者に会えたことを喜んだ。そして「学習者の活動を支持します」と述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/3/475942.html)
 
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