【慶祝5.13】拘置所で119人が中国共産党から脱退
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 文/ 中国の大法弟子

 【明慧日本2024年6月13日】私は1999年に迫害が始まる前から法輪大法を学び始めた、古い大法弟子です。師父が慈悲深く私を助け、守ってくださることにとても感謝しています。私が不当に拘禁されていたとき、拘置所という特殊な環境下で119人が中国共産党組織から脱退したという話を同修たちと交流し、師父にご報告したいと思います。

 一、「新型コロナウイルスは、法輪功だけを恐れている」

 新型コロナウイルスが流行したとき、拘置所のほとんどの人が感染していました。全員が熱、咳、めまいを訴えていました。不快感で叫んだり泣いたりする人もいれば、死ぬかもしれないと言う人もいました。医者は彼らに解熱剤を与え、重度のインフルエンザだと嘘をつきました。以前、看守たちは毎日手錠を持って拘置所にやって来て、拘禁されている人たちを尋問していました。今では手錠の音も聞こえず、誰も歩き回っていない。廊下を走り回るネズミの姿しか見えなかったので、恐ろしさを感じていました。

 1カ月後、看守長は当直中の看守に尋ねました。「あなたの監房で何人がコロナに感染していますか? 看守は全員陽性で、私の家族も全員陽性です。検察庁や公安局の職員も陽性であるため、仕事ができません。すべての事件は延期されます」

 看守はこう答えました。「私たちの監房には15人がいて、14人が病気になり、まだ回復していません。法輪功を修煉している最年長者だけが陰性です」

 看守長は、続けてこう言いました。「全国では90%の人が陽性です。法輪功はその10%に属しているに違いありません」

 看守長が去った後、監房の人々は私にこう言いました。「外で陽性者は隔離されて他の人に感染させないようにしています。でもあなたはここにいて、陽性者に囲まれているのに感染していないなんて、本当に不思議です。どうやらコロナウイルスは法輪功だけを恐れているようです!」

 この出来事で、私は彼らに法輪功の真相を伝えやすくなりました。監房の全員が法輪功迫害の真相を理解し、中国共産党(CCP)組織を脱退しました。

 二、「法輪功のおかげで、今は良い人がいると信じている」

 私は心の中で師父に、もっと縁がある人が私のところに来て、彼らに真相を伝え、共産党組織から脱退するよう安排してくださいとお願いしました。願掛けした後間もなく、師父の安排で、私はある監房に移されました。そこの人は刑務所に送られるのを待っていて、彼らはそれぞれ約2週間監房にとどまりました。

 私は、彼ら一人一人を救う機会を大切にしました。監房に送られた人全員を助けようとしました。生活必需品を買うお金がない場合は私のお金をあげました。彼らに服を買うお金がなかったら、私は自分のお金をあげました。刑務所に移送されるときには、私はそれぞれにリンゴと卵をプレゼントし、すぐに家に帰って家族と再会できることを願っていると伝えました。また「親孝行はすべての美徳の第一、性的な不品行はすべて悪の根源である」という原則を含むいくつかの伝統的で文化的な物語も話しました。私は彼らが家に帰ったら両親を敬い、もっと良い行いをしてほしいと願っていました。

 拘置所で買える栄養のある食べ物には数量制限があります。私は良い食べ物を他の人にあげましたが、自分では食べませんでした。私は彼らに「私は法輪功を学んでいるのでとても健康です。拘置所の食事でも私は大丈夫です。あなたが早く家に帰れるなら、それが、私にとって一番嬉しいことです」と言いました。

 誤って有罪判決を受けた、ある人に私はこう伝えました。「あなたと出会う前、私はすべての人が利己的だと思っていました。優しさや良い人など存在するとは信じていませんでした。修行に関する物語など、私はすべてが偽物で架空のものだと思っていました。でも今は善良な人がいると、私は信じています。あなたは神話物語から来たのです!」

 私は、こう言いました。「本当に法輪大法を修煉する人は皆このようなものです。私たちは真善忍を修煉しています。ほとんどの修煉者は私よりもよくできています」

 彼は言いました。「法輪大法は本当に素晴らしい。中国共産党は本当に悪い!」

 監房で過ごした人は皆、私の優しさに感動しました。彼らが去るとき、同じことを言いました。「私たちは法輪功からの平和と祝福の贈り物を持って行きます。他のすべては忘れることができますが、法輪功は忘れられません」。もちろん、全員が中国共産党から脱退しました。

 三、「本当に効く!」

 拘置所では、誰もが同じで、病気になると本当に辛いのです。ある青年は、父親が政治法務委員会で働いていたため、法輪大法に否定的な意見を持っていて、中国共産党を脱退することに同意しませんでした。ある夜、彼はひどい歯痛に襲われ、眠れませんでした。彼は医者を呼ぼうとしました。医者がやって来て、彼を叱りました。「家で歯が痛くなったら、緊急電話をかけますか? 歯痛で死ぬことはありません。私はあなたのために何もできません」

 「歯痛を止める方法があります」と、私は彼に言いました。「それは何ですか?」彼は泣きながら話しました。

 私はこう伝えました。「あなたは真心から『真・善・忍は素晴らしい、法輪大法は素晴らしい』という心からの九文字を唱えてください」。彼は疑わしそうに「効きますか?」と言いました。私は「心から念じれば、思いがけない効果が出てくるかもしれません」と言いました。彼は心からの九文字を念じているうちに、すぐに眠りに落ちました。

 私は、翌朝「効きましたか?」と尋ねました。彼は親指を立てて「本当に効きました!」と言いました。

 その後、彼に中国共産党から脱退するよう提案すると、彼はすぐに同意した。また一人の命が救われました。

 四、「法輪大法は素晴らしい」を恐れる霊

 拘禁されている人が私にこう言いました。「私の祖父と母は憑依されていて病気を治すことができます。拘置所には悪い霊がたくさんいるので、私は怒らせないようにしなくてはいけません。私が怒ると気を失いますと意味不明なことを言い、悪いものが体に入ってきます。他の監房にいた時も、このようなことが何度も起きました。私はとても苦しんでいます」。私は彼に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」(心からの九文字)を言うようにと言うと、彼はそれを信じました。

 ある日、彼は怒りました。霊が彼の足から彼の中に入ってくると。彼はすぐに心からの九文字を唱え始めました。皆が見ている前で、霊は彼から離れ、普段は怒りっぽい別の人のところへ行きました。その結果、監房で大喧嘩がおこり、喧嘩に関わった全員が処罰されました。

 この事件を通じて、多くの人が怒りは体に悪いものを引き寄せ、まるで重病にかかったかのように体が不快になることに気づきました。その後、誰かが怒ったり不快に感じたりすると、他の人がすぐに「心からの九文字を唱えるように」と注意しました。

 五、統合失調症の受刑者を落ち着かせる

 統合失調症の新しい受刑者が入りました。彼は高学歴で他人を見下し、他の人も彼を見下していました。彼はよく他人を傷つけるようなことを言い、他の人はよく彼を殴りました。彼らの喧騒で眠りが妨げられるため、誰も彼の隣で寝たがりませんでした。その後、彼は私の隣で寝たいと言いました。私は真・善・忍の原則について話し、心からの九文字と唱えるように言いました。彼の状態は改善し、夜はずっと静かになりました。

 新しいリーダーが来て、寝る場所を調整しました。この男性は別のベッドに割り当てられました。すると、彼は叫び続けました。「私は他の誰とも寝ません! 徳を重んじる法輪功学習者の隣で寝たいのです!」

 彼はそこにいる間ずっと私の隣で寝ました。彼は中国共産党を脱退し、亡くなった父親の脱退を手伝ってほしいとも私に頼みました。

 新しいリーダーは私に尋ねました。「あなたはとてもいい人で、誰にでも優しく接します。それはあなたの信仰のおかげですか?」。私は「はい、私は法輪大法を信じているからこんなにいい人でいられるのです」と言うと彼はうなずきました。

 六、法輪功学習者は真の佛法を伝えている

 佛教を学ぶのが好きな人がいました。彼は超能力を使って人々の病気を治療する人と友達になりましたが、友達はお金を請求しました。ある時、彼らは僧侶を治療しました。最初は効果が非常に良かったのですが、その後、僧侶は病気治療のために多くの人々を連れてきました。しかし、僧侶は再び病気になったので、返金を求めました。返金してもらえなかったので、僧侶は集団で彼らを訴えました。その結果、この人は詐欺罪で数年の判決を宣告されました。

 この男性は不当な扱いを受けたと考えていました。自分は善行をし、佛法を説いていると思っていました。私は彼に尋ねました。「いわゆる佛法はもうやらないという保証書を書けば釈放されるとしたら、あなたはそれを書きますか?」。彼は即座にこう言いました。「もちろん書きます。必要なら100通の保証書を書きます」。私は言いました。「あなたは本当に佛法を広めたいなら、どうしてそんな保証書を書けるのですか? あなたは佛法を信じていません」

 私は師父が、私たち修煉者に説かれた経文のわずかな一部を彼に伝えました。

 「…これから皆さんが功を伝える時、それによって名誉や利益を求めてはいけません…」(『轉法輪』「第三講」)

 「私たちの求めるものは、功徳なのです。ですから如何なる人も費用を受け取ることは許しません」(『轉法輪法解』「長春での説法 質疑応答」

 そして、失と得(『轉法輪』(第四講))、「修煉者は必ず善を修めて、真・善・忍の宇宙の特性に同化しなければいけません」(『精進要旨』「善を説く」)

 私は、彼に「もう大法を修煉しないという保証書を書いておけば、今すぐ家に帰れるのに」と言いました。

 刑務所に移送される直前、彼はこう言いました。「拘留中に私が一番得たものは何だと思いますか? 私は法輪功の皆さんこそが本当に佛法を広めている人たちだと知りました。あなた達の師父は本当に偉大です! 出所したら法輪大法の本を探します」

 上記は拘置所で救われた119人のうちのほんの一例です。私は119人全員の名前を覚えています。この特別な記憶は師父から与えられたものです。師父が私を励ましてくださっているのだと分かりました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/10/475906.html)
 
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